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トロヤノフスキー、ワンパンKO負け!! 40秒でインドンゴの左で衝撃ダウンで王座陥落!! 内山vsコラレスの既視感すげー【結果・感想】

ボクシング観戦, 趣味, 雑談 | 2016年12月5日 | タグ: , , ,

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モスクワ城イメージ
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2016年12月3日(日本時間4日)、ロシアのモスクワでIBF世界S・ライト級タイトルマッチが開催された。
同級王者エドゥアルド・トロヤノフスキーがランキング15位の挑戦者ジュリアス・インドンゴと対戦。初回40秒TKOで敗北を喫する波乱が起きた。
 
「田中恒成vsアンヘル・アコスタ予想。過去最強の挑戦者が愛知に来るぞ。ミゲール・コットの秘蔵っ子が期待の田中恒成に挑む」
 
敵地ロシアに乗り込んだインドンゴはナミビア出身の33歳。この試合が母国ナミビア以外で行う初めての試合となったが、敵地ロシアで見事に王座の初奪還に成功。戦績を21戦全勝11KOとした。

敗れたトロヤノフスキーはキャリア初黒星を喫し、戦績を26戦25勝1敗22KOとしている。

「クロフォードキター!! 無敗統一王者がジョン・モリナと対戦。キレッキレのスピードスターがビッグマッチに向けて再始動」

トロヤノフスキーまさかのワンパンKO負け。小原を敗った試合を観ても、盤石の王者だと思っていたのだが

トロヤノフスキーが負けた。
しかも開始40秒でのワンパンKO。

今年9月に日本の小原佳太を2Rで葬って以来の防衛戦だったが、まさかの初回TKO負けである。

「小原佳太がトロヤノフスキーに場外に吹っ飛ばされる!! 模造テクニシャンを大量に生み出したメイウェザーの功罪」

相手をリング外に吹き飛ばすほどの破壊力や、円熟味のある試合の組み立て。
小原に格の違いを見せつけて勝利した前回の試合。
これを観る限り、まだまだこの選手は防衛を続けるのではないか。今回の相手もランキング15位なので無難に切り抜けるのではないか。そんな感じでダラけきっていたところで、まさかのワンパンKO負けである。

鼻くそをほじりながら観戦しようと思っていたのだが、指を突っ込む前に勝負がついてしまったww
あまりにいきなり訪れた結末に、自分でも整理しきれていない状況である。

「カリド・ヤファイっていい選手なの? コンセプションに勝ったけど、あまりピンとこなかったな」

インドンゴの初見は「長え!!」。トロヤノフスキーは距離感に戸惑っているうちに左でジ・エンド


突然の幕切れに完全に冷静さを欠いているのだが、とりあえず感想を。

開始直後にリング中央で対峙した両者を見て思ったのが、
「インドンゴ長え!!」

大きいとか背が高いというより、とにかく長い。
特に僕が長いと思ったのが膝下。
膝からふくらはぎ、かかとまでの長さが尋常じゃない。軽く前後左右にステップしただけなのに、ものすごいレンジである。こういうのを「カモシカのような足」と呼ぶのだろうか。

「クロフォードがモリナに圧勝! でもスター候補がそれでいいのか? ホントに強いのかクロフォード」

そして、当然ながらリーチの長さも半端じゃない。
右手をリズミカルに動かして距離を測るのだが、その動きだけでトロヤノフスキーが踏み込みを躊躇しているのが伝わってくる。
 
「オロスコ完勝! ケアンドレ・ギブソンをパワーで圧倒する。おお、この勝ち方はいいんじゃないか?」
 
開始30秒過ぎ。
トロヤノフスキーが大きく踏み込んで左ボディを打つ。だが、インドンゴは軽く腰を引いただけであっさりよけてしまう。そして打ち終わりを狙って左アッパー。
これをトロヤノフスキーがバックステップしながら身体をのけぞるようによける。

何だコイツ。
マジ長えww
 
「クロフォードvsインドンゴの統一戦予想。クロフォードのランニングスキルとインドンゴの踏み込みに注目」
 
リズムも変だし、肘から先が別の生き物みたいに動きやがる。これは相当やりにくいんじゃないだろうか。

恐らくトロヤノフスキー本人もそう感じたのだろう。
さらに大きく踏み込みながら左を放つ。
だが、このパンチにもインドンゴは無難に対応する。
両腕を前に出し、身体を少しのけぞらせて楽々防ぐ。とんでもない懐の深さである。

「アントニオ・オロスコさんが世界チャンピオンになるには? S・ライト級のホープも29歳。2017年が勝負の年」
 
ところが、トロヤノフスキーはそこで諦めない。
左足をインドンゴの内側にねじ込み、自分のパンチが当たる位置まで距離を詰める。

その瞬間。
インドンゴの左一閃!!
大振りの左フックが死角からトロヤノフスキーのアゴに直撃!!

吹っ飛ぶようにダウンするトロヤノフスキー。
そのままマットに頭を打ちつけ、大の字に。

すぐにレフェリーが駆け寄り試合をストップ!!
1R40秒、インドンゴのTKO勝利である。

「こんな会場でやっていいの? シャフィコフvsコミー戦がすごい試合だった!!」

インドンゴのすべてのシナリオがうまくハマった40秒間。見えないパンチを打つまでの行程、距離感。術中にハマったトロヤノフスキーには打つ手なし

いや、すごかった。
とにかくビックリした。

適当に流して観ればいいと思っていた試合だったはずが、唐突な大番狂わせにあんぐりである。
生活のリズムが崩れるような試合をすんなよおいww


スローでKOパンチのシーンが何度も出ていたが、トロヤノフスキーの表情を見る限りあのパンチはまったく見えていなかった。

サウスポーのやりにくさ。
手足の長さ。
距離の遠さ。

いろいろな要素が絡み合い、トロヤノフスキーの動きがやや直線的になり過ぎた感じだろうか。

インドンゴがこの試合で出した左は都合5発。
その中で、もっとも外側からの軌道で打ち込んだのが最後の1発である。

「マン振り魔人ダニー・ガルシアがサミュエル・バルガスを圧倒! あれだけ躊躇なく振り回せる選手は驚異的」

少しずつ左にポジションを変え、トロヤノフスキーと正対するように角度をつけていったのもよかった。
アッパーやストレートなど、まっすぐの軌道のパンチで威嚇しつつ、自分のリーチが最大限活きる位置にじわじわと移動する。そして、前後の距離感に苦しむトロヤノフスキーが無理矢理間合いを詰めてきた瞬間に大外から左をドカン。

すべてのタイミング、すべてのシナリオがインドンゴにハマった40秒だった。


トロヤノフスキーの敗因はやはり「慣れ」だろうか。
これまでのキャリアでああいう特徴的な選手に遭遇する機会は恐らくなかったのだろう。慣れない相手と対峙して、あまりの距離感の合わなさにテンパったとも考えられる。

純粋な戦闘力だけならインドンゴよりも上だったと思うが、そんな言い訳が通用しないほどの完敗である。

もしかしたら「ランキング15位を相手に手こずってられるか」という気負いもあったのかもしれない。
序盤はもう少し時間を使って距離感を調整していれば、流れが変わっていた可能性もあるように思えるが。

言い訳など入る余地もないほどの完敗なので、何を言っても仕方ないのだが。

「コバレフvsウォード感想。コバレフ敗れる!! ウォードが3-0の判定で王座奪還!! 神の子がクラッシャーに鼻差で勝利」

すげえ既視感。これは完全に内山高志vsジェスレル・コラレスの再現ですわ

比較的イージーゲームだと思われていた相手にまさかのワンパンKO。
長年積み重ねた無敗のキャリアを一瞬で失ったトロヤノフスキー。
まさしくオール・オア・ナッシングの鉄則通りの試合である。

静まり返った会場。
呆然とする観客。
顔面蒼白なセコンド陣。
 
「マイキー・ガルシアがブローナーに判定勝利。階級の壁をちょっと感じたかな。ブローナーもよかったよね?」
 
彼らを尻目にリング上を飛び回って大喜びする新王者。
静寂に包まれたホールに異国の挑戦者の雄叫びだけが虚しくこだまする。

何と言うか、すごい既視感である。

うん。
これはアレだ。
内山高志vsジェスレル・コラレスだ。

「ジェスレル・コラレスが内山を粉砕!! 暫定王者がまさかのアップセット!! 大田区総合体育館→蒲田駅一帯の沈みよう」

国内最強クラスだと思われていたベテラン王者の突然の陥落。
しかも、かつて出会ったことのない野性的なタイプにワンパンKO負け。
地道にコツコツとキャリアを重ねてきた堅実派スタイルの王者が、センス抜群の身体能力系のウィニングショットをモロに被弾して終了。

何から何まで内山高志vsジェスレル・コラレスである。

「【再戦展望】内山vsコラレス大みそか決戦。苦戦必須? 引退を賭けた大一番のリング」

もちろんこういう試合を挙げればキリがないとは思うが、会場の雰囲気から何からすべてにおいて既視感が強かったので、あえて言わせていただいた。


しかもこのインドンゴの戦績を見ると、今回を含めてここ3試合はすべてKO勝ちである。通算KO数が11というところを鑑みると、もしかしたら最近KOパターンを身につけたのかもしれない。違うかもしれないが。

内山を敗ったコラレスも、通算8KOながらもこの2年でKO勝利が急激に増えている。内山陣営も敗戦後に「こんなにガンガン来るとは思わなかった」と言っていたし、どなたかもおっしゃっていた覚えがあるが、コラレスもここ最近でKOのコツを掴んだ選手なのかもしれない。

「波乱のマグダレノ勝利!! ドネアを判定で下して王座初奪還!! 感覚派のドネアがサウスポーへの弱点を露呈する」

そういった意味でも、この試合と内山高志vsジェスレル・コラレス戦が強く類似しているように思えてしまった。

あえて違う部分を挙げるとすれば、コラレスが25歳なのに対してインドンゴが33歳。インドンゴがかなりの苦労人だということくらいだろうか。
まあ、だからといってコラレスが苦労していないと言う気もないのだが。
 
「クロフォードww インドンゴをボディ一閃!! 4団体統一戦に3RKO勝利。ナミビアのシンデレラストーリーを破壊する」
 
とにかくアレだ。
あまりの出来事に唖然とするとともに、強烈なデジャブを感じた試合だった。


ちなみにですが、もしかしたらこの選手なら日本に呼べるんじゃないでしょうかね。
勝てるかどうかはともかく、トロヤノフスキーを日本に呼ぶよりもはるかに可能性が高そうに思えるのですが。
小原佳太でもいいし、別の選手でもいいし。

「内山高志敗北における日本のジムの鎖国体質批判への考察。てか、ジム経営ってどうなのよ」

いや、やっぱりこの階級は難しいか。

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