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エイリアン2が神映画である理由。映画史に残る「戦う幸薄女」リプリーさんの無双から目を離すな【映画・感想】

映画・マンガ・ドラマ, 趣味, 雑談 | 2018年7月17日 | タグ: , ,

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エイリアンイメージ
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映画「エイリアン2」を観た。
 
〜〜〜〜〜
 
「エイリアン2」(1986年米)
 
ノストロモ号の惨劇から唯一生き残ったエレン・リプリーは、脱出艇で宇宙を漂流中に地球周回軌道で偶然救助される。
 
 
リプリーが目を覚ますと、そこは見覚えのないゲートウェイ・ステーション内の病院だった。
そこで彼女はウェイランド・ユタニ社のバークから、脱出艇に乗ってからすでに57年が経過していることを知らされる。
 
と同時に、ノストロモ号の惨劇が起きた惑星「LV-426」には、現在多くの入植者たちが居住していることを聞く。
 
エイリアンの危険性を訴え、激しく抗議するリプリーだが、彼女の話に耳を貸す者は誰もいない。逆に精神異常を疑われ、航海士資格をはく奪されてしまう。
 
 
そんなある日、バークは再びリプリーのもとを訪れる。
彼が言うには、数日前から「LV-426」からの通信が途絶え、入植者たちの消息が不明とのこと。
そして、事態収拾のために植民地海兵隊に同行して再度「LV-426」に向かうようリプリーに求める。
 
 
最初は要請を断固拒否し、バークを追い返したリプリー。
だが、その日の夜もいつもの悪夢にうなされ、悲鳴とともに目を覚ます。
 
自身のトラウマ、悪夢を払しょくするため、悩んだ末にリプリーはもう一度「LV-426」に赴くことを決意するのだった……。
 
 
「ターミネーター」のジェームズ・キャメロンを監督・脚本に起用し、アカデミー賞で視覚効果賞、音響効果編集賞を受賞した1986年公開のSFアクション映画である。
 
〜〜〜〜〜


 

人生2度目の「エイリアン2」。軽い気持ちで観始めたら神映画過ぎてぶっ飛んだww 僕のフェイバリットムービーの仲間入りっす

今さらながら、WOWOWでO.A.されていた「エイリアン2」を観た。
 
この映画を観たのは確か人生で2度目。それも、いつ観たのかを思い出せないほど記憶が薄い。
ストーリーの流れは何となく把握しているが、細かい部分はまったく思い出せない。
確か、主役のシガニー・ウィーバーが悲壮感満載で無双するんだっけ? みたいな。
 
なので、正直「おもしろければ儲けもんだよね」という軽いノリで観始めたのが本音である。
 
 
神映画だった。
 
いや、マジでやべえってこの映画ww
全編約2時間半の長編なのだが、ダレる部分がどこにもない。
 
「ダイの大冒険かっちょいい技ランキングTOP10。野郎の夢を全部叶えたろうマンガ。俺は最強の剣で世界を守りたいんだよ」
 
夜中の12時過ぎにスタートして、観終わったのが午前3時近く。
こんな時間だというのに興奮と充実感でちっとも眠くない。
誇張でも何でもなく、そのまま一睡もできずに朝を迎えてしまったww
 
もう一度言うけど、やべえよこの映画ww
「エイリアン」シリーズの中では最高傑作だと聞いたが、まさにその通り。
ジェームズ・キャメロンの天才っぷりが目いっぱい発揮された神映画というヤツ。
 
「映画「アバター」感想。どう見ても鳥山明に影響されとる。ジェームズ・キャメロンがやりたいことを全部やった作品」
 
なお、個人的なフェイバリットムービーとしては「ターミネーター2」「遊びの時間は終わらない」を挙げているのだが、今回の「エイリアン2」も文句なしのランクインである。

一応言っておくと、過去を美化したとかじゃないですよ?
完全に「今」だからね?
 
うん、ホントにビックリした。
 
「ターミネーター2が史上最高で最強の神映画だったわけだが、ぐうの音も出ないほど褒めちぎってやるよ」
 

緊張と緩和のバランスだよね。息をつく暇をまったく与えない怒涛の展開


「エイリアン2」が神映画である理由だが、これはもう、緊張と緩和のバランスがすご過ぎるとしか言いようがない。
 
次々に起きる危機と、それを毎度スレスレで乗り越える登場人物たち。
 
「来るぞ来るぞ」
「覚悟しろお前ら」
 
「キター!!」
「うぉー、負けてたまるかあああぁぁ!!」
 
「よかった」
「これでしばらく寿命が延びた」
 
「みんな聞いてくれ。悪い知らせだ」
「今度は何だ?」
 
この無限ループにより、息をつく暇がまったくない。
 
「観終わった後に何も残らない「遊びの時間は終わらない」。これを防災の日に観る映画に認定したい」
 

登場人物が全員魅力的。最低のクズ野郎のバークですら生き残ってもらいたかったww

そして、何と言っても登場人物が全員個性的で印象深いというのがいい。
 
主人公リプリーを中心にお互いを鼓舞し、ときにはいがみ合うクルーたち。
どの人物も魅力満載過ぎて、ここまで捨てキャラがいない作品ってありましたっけ? と思うほど。
 
悲壮感満載の戦う女、リプリー。
リプリーに全幅の信頼をおき、親子のような絆を築く少女ニュート。
事実上のリーダーであり、リプリーの相棒的立ち位置のヒックス。
威勢はいいが、エイリアンの恐ろしさにビビりまくるハドソン。
勇敢で筋骨隆々な女兵士、バスクエス。
実践経験ゼロで臆病者のゴミ指揮官、ゴーマン。
人間以上に人間らしい心を持った合成人間、ビショップ。
野心家で自己中心的なサラリーマン、バーク。
 
基本は王道の生き残りサバイバルゲームなのだが、個人的にはどの人物にも退場して欲しくない。
 
「ターミネーター:ニュー・フェイトで俺たちのサラ・コナーが帰ってくるぞw 28年ぶりの正当な続編だってさ」
 
最低のクズ野郎のバークでさえなぜか愛おしいww
「エイリアンに殺されなかったこいつの未来を見せてくれ」みたいな。
 

緊張と緩和の13連発。立て続けに起きるスリリングさに、2時間半はあっという間

ベッドの上で猫を抱くリプリー。
ふと、自分の腹の中で何かが蠢いていることに気づく。
吐き気とともに胸が盛り上がり、エイリアンが皮膚を突き破る。
「ピギャー!!」
雄たけびをあげた瞬間、リプリーは絶叫とともに目を覚ます。
 
「おおう、夢かよ」。
 
 
コロニーの施設をジリジリと進む一行。
高まる緊張の中、目の前を横切る影。
クルーの1人が思わず発砲するが、「いや、待て。撃つな」の声がかかる。
 
ダクトの中をくぐると、そこには1人の少女の姿が。
 
「おおう、エイリアンじゃなかったよ」。
 
繭にされた入植者の腹を突き破り顔を出すエイリアン。
入植者ごと火炎放射でエイリアンを焼き殺すと、それを合図に大量のエイリアンが一斉に襲いかかる。
 
断末魔の叫びとともに、次々と殺されていくクルーたち。
それを見たリプリーは混乱するゴーマンを横目に、装甲車を運転して救助に向かう。
 
「おおう、助かった……。さすがはリプリー」。
 
「ターミネーター(1984年)を観たら思いっきりホラー映画だった件」
 
通路に設置したセントリーガンが次々にエイリアンを撃ち落とす。
だが、それ以上にエイリアンの数が多く、残弾数がみるみる減っていく。
 
残り300、250、150、50……。
そしてラスト10発。一同が白兵戦を覚悟した瞬間、エイリアンが退却を始める。
 
「おおう、間に合った。これでしばらくは大丈夫か?」。
 
 
リプリーが仮眠から目を覚ますと、研究室内には不穏な空気が。
ベッドの上に置いたはずの銃は隣の部屋に移動され、ドアも開かない。
 
閉じ込められたニュートとリプリー。そこに襲いかかるエイリアン。
絶体絶命の中、リプリーは火災報知器を鳴らして仲間を呼び出す。
そして駆けつけた仲間の救出により、2人は間一髪助かる。
 
「おおう、ヨカタ。今度こそダメかとオモタヨ」。
 
突然電源が落ち、部屋が真っ暗になる。
同時に動体探知機には大量の反応が。
 
「おおう、キタヨエイリアン。ヤバイヨコレ」。
 
「映画「ニューイヤーズ・イブ」感想。自分の心に素直になれば、ほんの少しの奇跡が起きる」
 
覚悟を決め、正面から迎撃する準備をするクルーたち。
だが、探知機の反応はあるが、肝心のエイリアンの姿が見えない。
恐る恐る天井裏を覗くと、そこには大挙して押し寄せるエイリアンの群れが。
 
「おおう、ヤバい。絶対ヤバい」。
 
奇声を発し、銃を乱射しながら逃げる一行。
だが、早々に退散したバークがドアに鍵をかけ、1人で立てこもってしまう。
一行は何とか扉を焼き切り退路を確保するが、しんがりでエイリアンを迎撃していたバスクエスと助けに入ったゴーマンが逃げ場を失い自爆。
 
リプリーたちはかろうじて通風孔の中に逃げ込む。
 
「おおう、最強女子バスクエス姐さんが!!……」。
 
ダストシュートに落ちたニュートを助けにいくリプリーとヒックス。
発信器を頼りにニュートを見つけるが、間一髪のところで水の中から現れたエイリアンに連れ去られてしまう。
 
全力でニュートの無事を訴えるリプリー。
だが、危険を感じたヒックスは早くこの場を離れるようにリプリーを説得する。
 
「おおう、これはアカン。マジでアカン」。
 
「【映画】「猿の惑星」感想。触るなエテ公が!! わかってたけどすげえ映画。衝撃のラストというか、もはやトラウマ映像ですね」
 
ニュートを助けたリプリーは、意を決してエイリアンの巣を焼き払う。
それを見た女王エイリアンは激怒。エレベーターに乗り込み2人を追いかける。
 
リプリーは命からがらビショップとの待ち合わせ場所に降り立つが、脱出船はすでにそこにはいない。
そして、絶望と憤怒の雄たけびをあげるリプリーの前に女王エイリアンが姿を現す。
 
「おおう、さすがに詰んだんじゃない?」
 
 
と思った次の瞬間、リプリーの背後で浮上する脱出船。
ニュートとともにリプリーも乗り込み、何とか離陸に成功する。
 
「おおう、完全に終わったとオモタ」。
 
スラコ号のデッキでビショップと対面するリプリーたち。
ようやく安どの表情を浮かべる3人だが、突然ビショップの腹に女王エイリアンの尻尾が突き刺さる。
そのまま持ち上げられ、身体を真っ二つにされるビショップ。
それを見たリプリーは、すぐさまニュートに「逃げなさい」と叫ぶ。
 
そして、パワーローダーに乗り込み、女王エイリアンとの最後の戦いに挑む。
 
「おおう、ついにラストバトル。母vs母やね」。
 
「ロッキー・ザ・ファイナルがシリーズ最高の名作である3つの理由。意外性と名言のオンパレードの傑作」
 
激闘の末にリプリーは命からがらエアロックを開放する。だが、女王エイリアンはリプリーの足にしがみついて離れない。
 
暴風の中、何とか女王エイリアンを船外に放逐したリプリー。上半身だけのビショップにしがみつき、ギリギリで助かったニュートはリプリーを「ママ」と呼び、2人は強く抱き合うのだった。
 
「おおう、勝った……。しかもニュートがママって呼んでくれた」。
 
緊張と緩和を繰り返すこと、実に13回
 
しかも、ほとんど間を置かずに起きるからたまらない。
助かるとわかっていても、暗めのトーンと動体探知機の「ピ、ピ」音のおかげで緊張感が尋常じゃない。
 
トイレに行く暇もなければ水を飲む余裕もない。
 
ジェームズ・キャメロンさん、こんな真夜中に僕を窒息させる気ですかww
 

古臭い部分はありますよ。でも、それを補って余りある魅力。やっぱり続編なんていらんかったんやww

何度も申し上げるが、「エイリアン2」はすご過ぎる。
 
導入部分から山場、最後のオチまで。一瞬たりとも気を抜く場所がない。
物語の構成もパーフェクトで、ほとんどの部分で違和感は見当たらない。
 
問答無用で神映画に認定させていただきたい。
 
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あえて粗さがしをするなら、リプリーが再び「LV-426」に出向く理由が弱いことくらいか。
「トラウマ払拭のため」「航海士の資格を回復させるため」という大義名分で「LV-426」への同行を決意するわけだが、あれだけ危険な目にあった場所を再訪する理由としては若干弱い。
 
 
また1986年の作品だけあって、どうしても各所に古臭さは見受けられる。
 
会議中にみんなスパスパ煙草を吸うし、灰皿は吸殻でこんもり。
近未来が舞台の割に紙でのやり取りもやたらと多い。
 
さらに宇宙船で着陸するシーンなどは合成丸出しで、その辺りのローテク感は隠しきれていない。
もちろん「ターミネーター」同様、映像の粗さが逆に不気味さを醸し出している部分もあるのだが。
 
とはいえ、無理やり欠点を挙げるとしてもその程度。
本当に完璧な映画と言っていいと思う。
 
 
まあ、それだけに3、4の蛇足っぷりは残念で仕方ないのだが。

ターミネーター同様、素直に2で止めておけば。
サラ・コナーと並ぶ「戦う幸薄女」として、映画史に名を刻めたはずなのに。
 
てか、「エイリアンvsプレデター」なんて、もはや蛇足の蛇足でしかないからねww

しかも、ご丁寧に2まで作っちゃって。
蛇足の蛇足の続編って。いったい何がしたかったのかww
 
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