2018年に横浜DeNAベイスターズがセリーグ優勝する理由【2018年・プロ野球】

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横浜スタジアムイメージ
2018年3月30日に開幕したプロ野球。
各球団、約1か月のキャンプ~オープン戦を終え、それぞれ戦力が出そろってきている。
 
“平成の怪物”松坂大輔の中日入団や“雑草魂”上原浩治の巨人復帰など。
二刀流で球界を席巻した大谷翔平がMLBに移籍したものの、それに代わる注目ポイントも多い。
 
「中日松坂大輔さんが開幕ローテ決定的? らしいけど、オープン戦最終登板を観た感想を言っていくぞ」
 
というわけで、今回は「2018年に横浜DeNAベイスターズがセリーグ優勝する理由」と題して、2018年シーズンに横浜DeNAベイスターズがセリーグを制覇する理由を述べていきたい。
 
 
相変わらず適当というか、好き勝手なご託を並べるので反対意見も多いと思います。
ただ、あくまで個人的な趣味ですので、大目に見ていただければ幸いです。
 
「躍動する大谷翔平。「動く球を覚えるべき」でも「メジャー仕様にモデルチェンジしたから勝てた」んでもないと思うよ」
 

本末転倒なことを言うけど、優勝するのは広島だと思ってますww

まず最初に申し上げておくと、僕は今シーズン、セリーグを制するのは広島カープだと思っている。
「ベイスターズが優勝する理由」とほざいておきながらアレなのだが、普通に考えれば優勝は広島以外あり得ない。
 
2017年の成績が88勝51敗4分。
37の貯金を作り、2位阪神タイガースに10ゲーム差をつけてのぶっちぎりの優勝である。
 
しかも丸や菊池、田中やエースの野村など中心メンバーが28~29歳と、まさに今が全盛期。
他の5チームがどれだけがんばっても、この10ゲーム差をひっくり返すのは並大抵のことではない。
 
多くの方がおっしゃるように、僕の優勝予想もやっぱり「広島です」としか言いようがない。
 
「阪神ディエゴ・モレノ誕生。150km右腕が日本で活躍できるかを予想してみる。田中マー君とも同僚だったんだってさ」
 

横浜DeNAベイスターズが2018年セリーグで優勝する理由は? ヒッターズパークを味方につけろ

申し上げたように、今年のセリーグを制するのは高確率で広島だと思っている。
だが、それではちっとも楽しくない。
 
ということでイキって「ベイスターズ優勝予想」をぶち上げたわけだが、その理由がこれ。
「本拠地横浜スタジアムの人工芝を張り替えたから」
 
以前の記事でもちょろっと申し上げたが、人工芝の張り替えを行った球場は、そのシーズンで投手有利の指標が出やすい。特に打者有利のヒッターズパークでその傾向が強く、チーム力が大幅に底上げされるケースが多い。
 
「ヤクルトはなぜ弱くなったのか。2015年の優勝時と2017年では何が違ったのか。意外と球場にも原因があるかもよ?」
 
具体的には、
 
東京ドーム
福岡ヤフオクドーム
明治神宮野球場
 
上記は僕が参考にさせていただいている有能野球ブロガーの方のページだが、見ていただきたいのが左から5番目にある「得点」の項目。
 
これは「得点パークファクター(PF)」を表すもので、その球場で得点がどれだけ入りやすいかを示す指標になる。
 
「1」を基準にプラスの数値なら打者有利、マイナスなら投手有利の球場ということになる。
たとえば得点PFが1.15なら、平均的な球場と比べて1.15点多く入る。逆に得点PFが0.91なら、平均的な球場と比べて0.91点しか入らないことを意味する。
 
当たり前だが狭い球場はホームランが出やすくヒッターズパークになりやすい。その代表格が、上記の東京ドームや福岡ヤフオクドーム、明治神宮野球場である。
 

得点PFが大幅に改善し、それがチームの成績にも直結する

そして、もっとも注目したいのが上記ページの一番右側にある備考欄
「人工芝張替え」や「グラウンド拡大」「統一給導入」などの記述があり、その年にどんな改修が施されたのかがわかる。
 
これを見ると、人工芝を張り替えた年に得点PFが改善するケースが多いことに気づく。
 
・東京ドーム
2007年人工芝張替え→得点PF0.88 1位
2014年人工芝張替え→得点PF0.92 1位
 
・福岡ヤフオクドーム
2003年人工芝張替え→得点PF0.80 1位
2009年人工芝張替え→得点PF0.93 3位
2017年人工芝張替え→得点PF0.88 1位
 
・明治神宮野球場
2003年人工芝張替え→得点PF0.86 1位
2008年グラウンド拡大、人工芝張替え→得点PF0.92 5位
2015年人工芝張替え→得点PF0.98 1位
 
例外はあるが、人工芝を張り替えたシーズンに多くのチームが好成績を挙げている。しかも、ヒッターズパークにもかかわらず得点PFはマイナスを記録している。
 
人工芝を張り替えたことで球足が遅くなり、打球が内野の間を抜けにくくなる。それによってグランドボーラーを中心に防御率が改善し、チーム力が底上げされたことは明白である。
 
「見たか貴様らww これが松坂大輔さんだよww そこにいるだけで人が群がるカリスマ性、佇まいが絵になる男が中日合格」
 
つまり、代表的なヒッターズパークである横浜スタジアムの人工芝張り替えにより、今シーズンのベイスターズは投手王国化する可能性を秘めているということになる。
 
「大エース松坂大輔の復活。550日ぶりの一軍登板は5回3失点で初黒星。そんなことより中日がクッソ弱いんだがww」
 

2018年のベイスターズと2015年のヤクルトが似てる(気がする)。得点PFの改善によって、投手陣の成績が底上げされると予想

中でも、もっとも参考になりそうなのが2015年のヤクルト
2位巨人とのデッドヒートを制し、1.5ゲーム差でリーグ優勝を飾ったシーズンである。
 
「日本シリーズ2015予想!! ヤクルトがソフトバンクに勝つには?」
 
ちなみにだが、この年の神宮球場の得点PFが0.98。
先発防御率が3.68、救援防御率が2.67という好成績が残っている。
 
「サッカー日本代表がコロンビアにジャイアント・キリング!! MOMは柴崎岳で異論ないよな? スキャンダルは注目を集めるには最高」
 
なお、
・2014年の得点PFが1.18、先発防御率が4.64、救援防御率が4.62。
・2016年の得点PFが1.13。先発防御率が4.96、救援防御率が4.34。
2014年を除き、ここ数年のヤクルトは完全に投壊状態で、なおかつ神宮球場は相変わらずのヒッターズパークということがわかる。
 
これらを鑑みるに、人工芝の張り替えがヤクルト投手陣の成績を良化させたのは明白である。
 
「有能or無能? 阪神タイガース和田監督の采配がいかに有能だったかを考えるの巻」
 
また、各防御率からもわかるように、2015年のヤクルトは先発陣の弱さを鉄壁のリリーフ陣が支えたチームである。
 
・先発
石川
小川
石山
館山
山中
 
・勝ちパターンリリーフ
久古
秋吉
ロマン
オンドルセク
バーネット
 
・その他リリーフ
徳山
吉野
松岡
 
「長友「年齢で物事判断する人はサッカー知らない人。」←ああ、言っちゃった。力の落ちたベテランをいかに干すか? 団体スポーツって難しい」
 
役割分担をしっかり作り、各選手の負担を分散させる運用。
他の5チームが無茶な運用で疲弊する中、当たり前のことを当たり前にやり通して優勝をかっさらった。真中監督の有能さが証明されたシーズンでもあった。
 
「松坂大輔2018年成績予想。ついにこの季節がやってきました。ほら見ろ、松坂はすげえだろが。あ?」
 
そして、これを2018年のベイスターズに当てはめると、割と共通点が多いように思える。
 
・先発
石田
バリオス
京山
飯塚

(今永、濱口、ウィーランドは故障で出遅れ)
 
・勝ちパターンリリーフ
砂田
三上
井納
パットン
山崎
 
・その他リリーフ
田中?
三嶋?
国吉?
新藤?
エスコバー?
 
ビハインド時のリリーフ陣についてはやや不透明だが、先発陣と勝ちパターンに関しては2015年ヤクルトと近い。
 
特に勝ちパターンリリーフは、
 
対左:久古(ヤクルト)→砂田(DeNA)
横投げの変則:秋吉(ヤクルト)→三上(DeNA)
7回:ロマン(ヤクルト)→井納(DeNA)
8回:オンドルセク(ヤクルト)→パットン(DeNA)
9回:バーネット(ヤクルト)→山崎(DeNA)
 
役割分担やそれぞれのタイプが酷似していることがわかる。
 
「進化が止まらない!! ダラス・カイケルがヤンキース打線を7回無失点に抑えてアストロズ先勝。MLBのポストシーズン最高なんじゃw」
 
また、人工芝の張り替えによってビハインドリリーフの力も底上げされ、中心選手への負担も軽減されるはず。
今永、濱口、ウィーランドがシーズン序盤で戻れば先発陣も強化されるし、かなりチャンスは大きいのではないか。
 
中継ぎに配置転換された井納が7回で機能すれば、広島を脅かす可能性は普通にあると思う。
 
「大谷6回1/3、11奪三振103球で勝敗つかず。なるほどカーブを便利使いか。スライダーの高速化よりも手っ取り早い」
 
夏場まで余力を残していれば。なおかつ首位と6ゲーム差前後をキープできていれば。相手が疲弊したところで一気にまくることは十分に考えられるのではないか。
 
 
いやまあ、何だかんだで広島だとは思いますけどね。
 
「片手間で成功したってええやん。楽して金稼いで何が悪い? 新庄「野球なんて、マジバイト」←ステキやんww」
 
なお、僕が今シーズン応援すると決めた中日ドラゴンズ。実は本拠地ゴヤドームでも人工芝の張り替えが行われている。
 
それを踏まえて申し上げておくと、2018年の中日は優勝しないww
 
「中日が松坂大輔さんを獲得しなくてはならない理由。日本球界の功労者に対する敬意が足らんよ敬意が」
 
なぜって?
根本的に戦力が足りてないから。
 
残念ながら、人工芝どうこう以前のお話かなぁと。
 
 

 

 
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