自費出版を支援するだ? それならまずは自分で出版してからだろうが

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こんにちは。個人出版支援のFrentopiaです。
ここのブログでfrentopia軌跡と称してこれまでの流れというか、開業してからのできごとをだらだらと書いてきてるんですが、ここのところちょっとそちらの更新が止まっていまして。前回の記事からかるーく2か月近く過ぎておりますね。ええ。

別に忘れていたわけじゃないんです。書かなきゃ書かなきゃと思いながら、なかなかそちらに手が回らずに放置気味になってしまい、自分の中で常にもやもやしてたわけでございます。
まあ、もやもやしようがスッキリしようが書いてないことには変わりないので、読んでる方には何の意味もないことではありますけども。
というわけで、そろそろこちらの方も復活しようかと思い、画面に向かった次第です。どんなペースになるかわかりませんし、待っている方がいるかも定かではないのですが、続けていく意思はありますのでその辺よろしくお願いします。

自分自身がAmazonで本を出してみる

このサイト「個人出版支援のFrentopia」を立ち上げたそもそもの目的が「自費出版したいと思っている方の手助けをする」というものなんですね。で、いろいろ調べてみると、どうやら割と簡単にAmazonで自費出版できるということがわかりまして。おお、これはいいんじゃないかと。これに思いっきり乗っかってしまおうではないかと考えたのが最初だったわけです。

ただ、ちょっと待てよと。
Amazonで出版できるのはわかった。手続き自体もそこまで複雑なわけじゃない。自分にも普通にできそう。でも、実際にやったことはない。
うん、これはちょっと問題じゃないだろうか。
誰かにオススメするのに当の本人にその経験がゼロ。そんな奴の言うことを誰が聞くのかと。さすがにそれは説得力がないだろうと。そんな奴からオススメされても不安になるんじゃないか。少なくとも僕は不安になる。
だったらまずは自分自身で本を出してみようじゃないかと。その上で「こんなことができますよ」と言おうと。そう思ったわけですね。
何か偉そうに言ってますけど、すっげえ普通の答えではあるんですけどね。

何を書こうかな

「Amazonで自分の本を出そう。すべてはそこから」
そう決めたものの、さっそく一番大きな問題が立ちはだかるわけです。
「何書けばええの?」
計画性ガバガバなまま船出する自分の相変わらずさにいきなり凹むわけですけど、まあそうも言っていられないのでね。とにかく何か形ある物を生み出さないといかんわけです。
大企業風に申し上げれば「価値の創出を実現するためのソリューションの構築」です。やかましいです。はい。

とにかく何を書こうかと考えた際に、パッと頭に浮かぶのがやはりご多分に洩れず小説でした。そしてすぐに却下するわけです。
理由は単純です。
「俺にはム~リむ~り!!」
まあ正直な話、僕にはそっち側の才能はない気がするんです。だいぶ前にちょろっと書いたことがあるにはあるんですが、全然でしたね我ながら。こりゃいかん、才能ねえぞ自分と思った記憶があります。文章書いたり読んだりするのは嫌いじゃないですけど、それとおもしろい話を作る才能はまったく別物ですよねやっぱり。
んで、次に思いつくのがエッセイ集。もっと言うとブログ本。
これも思いついた瞬間却下です。さすがにこれはねえなと。
いや、自分史として出版されることは全然いいと思うんです。というか、その行為に至ることが尊いし、すばらしいことだと思ってます。
ただ、「こういうことができますよ」と紹介するサンプルとしてはちょっと違うんじゃないかと。どこの誰だかわからん意味不明な男が「今日どこ行った」とか「何食った」とか「こう思った」とかね。そんなマスターベーション出版を「これがワシの本じゃぃゴルァ! どやぁ!!」と見せられてもリアクションに困るだけじゃないかと判断したわけです。なので、エッセイ集も却下しました。
もう一度申し上げますが、ブログ本の出版自体を否定しているわけでは断じてないです。それ自体はすばらしいことだと思っています。ただ、サンプルとして「これが自分の出版実績です」と紹介するには適さないんじゃないかと個人的に思っているという話です。

そうだ、マニュアルを出そう!!

結局あれこれ思案した結果、パソコンソフトのマニュアル本を書くことに決めました。それもあまりマニュアル本がないソフトについて。
WordやExcelのマニュアルなんかをいまさら後追いで出してもお話にならんわけです。それよりも、もっとニッチな業界で独占的なシェアを持ってるようなソフト。なおかつソフト会社が外資系で、しかもあまり現地語へのローカライズに力を入れてないような。
そういうマニュアル本を出せば、大爆発はしないだろうけど、そこそこ長いスパンで認知されるんじゃないだろうかと。
そう考えて書いたものが個人出版支援のFrentopia記念すべき第一冊目「即効解決 SDL Trados Studio 2009」というわけです。

そんなこんなでマニュアル本を書いてはみたものの、出版にこぎつけるまでにはまだいろいろと越えなければいけない山があるわけです。
ただ、ちょっと長くなってきたのでそれは次回以降に書きたいと思います。
引き続き個人出版支援のFrentopiaをよろしくお願いします!!

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