トラメイン(トレメイン)・ウィリアムズ試合し過ぎ問題。ジョエト・ゴンサレスがなかなかよさげ問題

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カンザス州イメージ
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2017年9月23日(日本時間24日)、米・カンザス州パークシティで行われるフェザー級契約10回戦。トラメイン(トレメイン)・ウィリアムズとデリック・マレーの一戦である。
 
7月29日(日本時間30日)にウィリアム・ゴンサレスを1RKOで敗ったトラメイン・ウィリアムズ。2ヶ月弱の間隔で、さっそくリングに上がる。
相手は戦績13勝2敗1分のデリック・マレー。オーソドックススタイルのボクサーファイターである。
 
「やっぱりすげえなトラメイン(トレメイン)・ウィリアムズ。ウィリアム・ゴンサレスを1RKOでぶち抜く。現時点でも王者級?」
 
ウィリアムズは今年6月にもリングに上がっており、この4ヶ月で3試合というハイペースで試合をこなしている。
 
「安全運転で完勝のトラメイン・ウィリアムズ。デリック・マレーに判定勝利。てか、ホントにリゴンドーに似てる」
 
ゲイリー・ラッセルJr.を彷彿とさせるスピーディでテクニカルなサウスポー、トラメイン・ウィリアムズは今回も無難に切り抜けることができるか。フェザー級トッププロスペクトのパフォーマンスに注目である。
 
「はあ、ラッセルたん…。エスカンドンを接近戦で圧倒して勝利!! この試合好き過ぎて、もう5回くらい観てるw」
 
なおこのイベントには、2016年リオ五輪で銅メダルを獲得したニコ・ヘルナンデスのデビュー3戦目も組み込まれている。
 
「Nico Hernandez returns Saturday」
 

トラメイン・ウィリアムズ見参。てか、試合のペース早いなオイww

僕のお気に入りであるトラメイン(トレメイン)・ウィリアムズが、またしてもリングに上がる。
 
2017年はこれで4試合目。しかも、この4ヶ月で3試合というハイペースである。約2年のブランクを取り戻すためか、キャリアを急いでいる感が凄まじい。
 
まあ、前々回が2RKO、前回が1RKOということで疲れもないのかもしれないが。
 
「星勝優とトラメイン・ウィリアムズがお気に入りな件。ここ数日の僕の推しメン備忘録」
 
個人的にウィリアムズの試合が観られるのは嬉しいが、オーバーワークによる故障だけはやめてねという感じか。
とりあえず、今回も圧巻のパフォーマンスに期待である。
 
「比嘉大吾vsトマ・マソン予想。トリプル世界戦の中で唯一楽しみな試合。余裕ぶっこいてると危ないんじゃないの?」
 

勝敗予想はウィリアムズの序盤KO勝利。この相手であれば、4Rまでに倒したい

今回の勝敗予想だが、ウィリアムズの序盤KO勝利でいきたい。
 
「トラメイン・ウィリアムズvsアレクセイ・コラド。ウィリアムズの2017年ラスト。超絶見切りのテクニシャンが登場するぞ」
 
対戦相手のデリック・マレーだが、正直どうということはない。
戦績自体は13勝2敗1分と見栄えがいいものの、デビュー戦の相手や大きく負け越している選手から稼いだものが多い。
また、ここ2戦で2敗を喫しており、相手のクオリティがグンと上がったせいで首が回らなくなった感じである。
 
「リナレスvsルーク・キャンベル予想。濃い顔族か平たい顔族か。強化版阿部寛の顔力で英国の英雄を吹っ飛ばせリナレス」
 
過去の試合をいくつか観たが、身体全体のバランスの悪さが目立つ。パンチを打つたびに身体が大きく流れ、スピード、パワーもそこまでではない。踏み込みの鋭さもない。
ハンドスピードはそこそこあるようだが、特に際立っているわけでもない。
 
恐らくだが、この選手ではウィリアムズのスピードには追いつけないのではないか。
決して悪い選手ではないが、力量的には前々回のクリストファー・マーティン、前回のウィリアム・ゴンサレスよりも落ちるように思える。
 
序盤KOというより、むしろこの相手なら3、4Rまでには倒したい。
 
「ゴロフキンvsカネロ・アルバレス感想。カネロは初めてゴロフキンの突進を真正面から受け止めて負けなかった選手」
 

ジョエト・ゴンサレスってのがいいと思いました。うまくいけば、スコット・クイッグになれるんでない?

ちなみにだが、デリック・マレーの前回の相手であるジョエト・ゴンサレス。この選手はなかなかいいのではないだろうか。
 
ジョエト・ゴンサレス。
1993年生まれのオーソドックス。
フェザー級を主戦場とし、現在17勝9KOの戦績で無敗を継続中の選手である。
 
マレーの試合を漁っている最中に見つけたのだが、「やたらといい動きをするなぁ」と思った次第である。
 
「エリクソン・ルビンvsジャーメル・チャーロ予想。覚醒したチャーロ弟か、期待の新星ルビンか。チャーロ弟がドネアとか井上尚弥っぽい」
 
相手の歩幅に合わせたフットワークでプレッシャーをかけ、左を出しながら間合いを詰める。
自分の得意な距離まで近づき、左右ボディからフックへつなぐ。
サイドへのシフトウェイトを繰り返し、相手の進行方向を潰しつつ絶え間ない連打を浴びせる。
 
今はまだ身体の線が細く、パワフルな相手への対処など未知数な部分もある。だが、個人的にはかなり好みの選手である。
 
もう少しフィジカルがしっかりすれば、そのうちスコット・クイッグになれるんじゃないの? 知らんけど。
 

亀海喜寛vsミゲール・コット戦のアンダーカードに出てたんですね。しかも、相手は尾川堅一と対戦したデイビ・フリオ・バッサ

そしてよくよく調べると、8月に行われた亀海喜寛vsミゲール・コット戦のアンダーカードに出場していたとのこと。
しかも相手はデイビ・フリオ・バッサ。2015年に山中慎介vsアンセルモ・モレノ戦のアンダーカードで尾川堅一と対戦した選手である。
 
「コットvs亀海感想。あ~、亀海これでいっちゃったか。もう少しやりようがあったような気が…。頂上は高かった」
 
このデイビ・フリオ・バッサは柔軟な上半身を活かしたディフェンシブなタイプで、2015年に内山高志に挑戦したオリバー・フローレスに少し近い。
尾川堅一もこの選手のクネクネディフェンスに手を焼き、後半まで粘られている。
 
「山中陥落…。ネリの猛打に4RTKO負け…。お前もか山中。こんな一気に世代交代するかね。そしてネリ恐るべし」
 
だが、ジョエト・ゴンサレスは持ち味のプレッシャーで距離を詰めまくり、得意の連打でバッサを圧倒。ほとんど何もさせず、見事に5RKO勝利を飾っている。
 
本来S・フェザー級のバッサをフェザー級に下げさせてのKOだが、内容としては文句なし。サウスポーを苦にするそぶりも見せず、一方的に殴り続けて終わるという満点の試合である。
 
「アンカハスvsコンランが楽しみ。こんなロックな兄貴を観たことがないww そして、有村藍里が好きな俺もロックだろ?」
 

着実にキャリアアップしてる感じがします。デラホーヤがこの選手をどう育てるかに注目

どうですかねジョエト・ゴンサレス。
ちょっと期待してもいいですかね。
 
キャリアを見ると、徐々に相手の強度を上げて経験を積んでいるイメージなのだが。
 
「弱点バレバレやんけ。レイ・バルガスがロニー・リオスに大苦戦。リオスがよかったのとバルガスがわかりやすく弱みを露呈」
 
今のままだと厳しいとは思うが、フィジカルがアップして覚醒すれば? という感じか。
それこそ、フランプトンくらいには勝てるんじゃないの? みたいな。
 
デラホーヤの手腕に期待ですかね。
 
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