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圧勝ザキヤノフ!! ウォーレン手も足も出ず。やべえなww サウスポーの墓場みたいな試合だった。ザキヤノフ恐るべし【結果・感想】

ボクシング観戦, 趣味, 雑談 | 2017年2月12日 | タグ: , , ,

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オハイオ州クリーブランド
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2017年2月10日(日本時間11日)に米・オハイオ州で行われたWBA世界バンタム級タイトルマッチ。
同級スーパー王者ラウシー・ウォーレンに、暫定王者でランキング1位の挑戦者ザナ・ザキヤノフが挑戦し、2-1(116-110、115-111、111-115)で勝利した試合である。
 
初回に2度のダウンを奪い、さい先よくスタートを切ったウォーレン。
だが2R目以降、ザキヤノフの積極的なプレスに大苦戦。再三ロープに詰められる苦しい展開を強いられ、クリンチで逃げるシーンが続く。
 
「KO必至? ブルックvsスペンスウェルター級頂上決戦の行方は? パワーとテクニックの最高峰の激突」
 
中盤以降、フルスイングで対抗したウォーレンだが、最後までザキヤノフの突進力は衰えを見せず。2016年6月にファン・カルロス・パヤノから奪った王座を初防衛戦で手放す結果に終わる。
 
一方、見事な勝利で王座を獲得したザキヤノフは戦績を27勝1敗18KOとしている。
なお、トレーナーのリッキー・ハットンはプロモーターとしての顔も持っており、ザキヤノフは自身のプロモーション初の世界王者とのことである。
 
「【優しい世界】久しぶりのピーターソンがアバネシャンを敗って2階級制覇。応援してる選手だから嬉しいね」
 

ザキヤノフの圧勝!! 王者ウォーレンにほぼ何もさせず

ウォーレン敗北!!
山中との統一戦も夢と散る。
 
前回のパヤノ戦ではなかなかいい試合を見せてくれたウォーレンだが、初防衛戦を飾れずに王座陥落。個人的に日本の山中慎介との統一戦を期待していた選手だっただけに、この結果はちょっと残念である。
 
「ダウン応酬に期待? 山中vsカルロス・カールソン予想。12度目の防衛を果たして具志堅の記録に王手をかけろ」
 
このウォーレン、スタイリッシュでテクニカルな選手のわりに存在が地味で、いまいち人気が出る気配がないところはゲイリー・ラッセルJr.と若干被る。しかも王座を失ったことで、今後のキャリアに大きな影を落とすのではないだろうか。
 
「ゲイリー・ラッセルvsエスカンドンが楽しみすぐる。両方めちゃくちゃいい選手ですよねこれ?」
 
とりあえず試合の感想だが、ひと言で申し上げると「ザキヤノフすばらしす」。
 
何と言うか、圧勝である。
オリンピック選手のラウシー・ウォーレンがあそこまで手も足も出ないとは。
マジな話、テクニカルなサウスポーの墓場のような試合だったと思う。
 
「まあ、アレをやられたらどうしようもありませんね」みたいな。
「ウォーレンがんばったけど、今日は相手が悪かったよ」みたいな。
 

いきなり2度のダウンを奪うウォーレン。この試合は早いか? 誰もがそう思った立ち上がり


申し上げたように、さい先よくスタートしたのはウォーレン。
 
前後左右に身体を振ってジリジリ距離を詰めるザキヤノフに対し、切れ味鋭い右を放り込んで動きを止める。
 
「ドネアvsバーネット予想。ドネアvsフランプトン戦の焼き増しになりそうな…。井上尚弥に対抗できるとすればバーネット?」
 
ザキヤノフが左を出した瞬間、サイドにステップして左側に回り込む。
同時に斜めのアングルから右を打ち込み、ザキヤノフのガードの間を通す。
 
「マイケル・コンランvsドス・サントス感想。大人気コンランの試合を初めてちゃんと観たら、思った以上に慎重なヤツだった」
 
間合いを詰めたいザキヤノフだが、この右が邪魔で思うように前に出ることができない。
 
いきなりペースを掴んだウォーレンは右のリードを起点に右回りを続け、ガードの外側から右をヒット。さらに、わずかに開いたガードのど真ん中に左を打ち込む。
 
この左で一瞬ザキヤノフの動きが止まる。
すかさずスピーディな連打を浴びせるウォーレン。
 
「久保隼vsセルメニョ感想。ナイスファイト久保。万全の準備をした上での好試合。え? リゴンドーとやれ?」
 
ザキヤノフも連打の合間を縫って右を返すが、ウォーレンのパンチスピードについていけない。
カウンターで左を被弾し、ふらついたところに再び連打を浴びる。
 
たまらず尻餅をついてダウンを喫するザキヤノフ。
 
大盛り上がりの会場。
ウォーレンが雄叫びを上げながらリング上を闊歩する。
 
「ああ、この試合は早いか?」
「ザキヤノフ、何ラウンドまで立っていられるか?」
多くの方がそう思ったのではないだろうか。
 
「ウォーレンがパヤノに雪辱!! マジいい試合!! 階級屈指のテクニシャンがバンタム級最強ファイターとのダイレクトリマッチ」
 

2R以降、ザキヤノフがウォーレンの動きを完全に封じる。ロープ際が墓場になっちゃった

開始早々2つのダウンを奪い、ウォーレンの圧倒的優勢な展開でスタートしたこの試合。
ところが2R以降、展開がガラッと変わる。
 
いきなりダウンを喫したザキヤノフだが、2Rに入るとプレッシャーを強める。
1Rよりも激しく身体を振り、大股でジグザグに間合いを詰める。
 
手が届く位置まで近づき、スタンスを横に大きく広げる。
自分の左足をウォーレンの外側に置き、ウォーレンと正対する。
そして、初弾に右を打ち込む。
 
「ブローナー(笑)vsグラナドス感想。エイドリアン同士のキャッチウェイト対決はブローナーの辛勝」
 
左のジャブを捨ててガードを上げ、ウォーレンの攻撃の起点となる右を分断。
初弾に右を打ち込むことで、ウォーレンの動く方向を左のみに限定する。
さらに、踏み出した左足でウォーレンの進行方向をふさぐ。
 
起点となる右を封じられ、左右どちらにも逃げ場がないウォーレン。この状況でできることは1つ、まっすぐ後退するのみ。
 
「フランプトンvsサンタクルス再戦感想。ハイレベル? なの? よくわからなかったな」
 
そして、ここから先はザキヤノフ得意の接近戦である。
ウォーレンにロープを背負わせ、懐に潜り込んで左右の連打を浴びせる。
 
こうなると、フィジカル的に不利なウォーレンはなすすべなし。上体の柔軟性を活かして芯を外してはいるが、ザキヤノフの圧力に対抗する武器がない。
 
「5度ダウンのカールソンが山中に敗れる!! 神の左()を活かすための神隠しの右()が冴え渡るww」
 
山中慎介や三浦隆司のような必殺の左があるわけじゃない。
マイキー・ガルシアのような貫通力のあるワンツーが打てるわけでもない。
ロマチェンコほどの足もない。
ジェスレル・コラレスほどの野性的な動きをするわけでもない。
 
「マイキー・ガルシアがズラティカニンにKO勝ち。空中で失神してゆっくり崩れ落ちる衝撃映像」
 
テクニカルではあるが、基本的に右回りのみのウォーレンにとって、あのロープ際はまさしく墓場だった。
 
「尾川堅一がテビン・ファーマーに勝つには? どうすりゃいいのかサッパリわかりませんが、一応考えてみる」
 

展開を変えようとする意思は感じた。追い詰められた局面での真っ向勝負もよかった

ザキヤノフのサウスポー封じにやり込められた感のあるラウシー・ウォーレン。
 
ただ、それでも各ラウンドごとに流れを変えようという意思は感じた。
 
「井上尚弥が米国デビュー。アローヨ兄弟よりマシじゃないの? アントニオ・ニエベス全然知らないけど」
 
普通にやってもロープに詰められる。
このままじゃマズい。
何かを変えなければ。
そんな思いはひしひしと伝わってきた。
 
「こっそり名試合ウォーリントンvsキコ・マルチネス!! 村中vsヤファイの裏で2017年最高試合出たか?」
 
連打の回転数を上げてザキヤノフの前進に対抗した4R。1発の威力は犠牲になるが、相手に手を出す暇を与えない作戦である。
 
5、6Rはこれまで以上に足を使ってリングを動き回る。スピード差でかく乱して流れを引き戻そうという意図が見え隠れした。
 
「木村翔が五十嵐を根元から粉砕。大振りで恐怖を植え付けて真ん中を右でドーン。圧巻の五十嵐対策でしたね木村翔」
 
ただ、何をやってもうまくいくのは前半1分まで。
ラウンド中盤にはザキヤノフにタイミングを掴まれ、ロープ際でのジリ貧もみ合いパターンに引きずり込まれてしまう。
 
「ギャビン・マクドネル敗北!! レイ・バルガスがポイントゲームを制して初の王座奪還!! 手がなが〜〜い!!」
 
そして7R。
これまで通りジグザグに距離を詰めるザキヤノフに対し、ウォーレンが選択した作戦は足を止めての全弾フルスイング。しかもザキヤノフの右に合わせ、初弾からの左のマン振りである。
WBAスーパー王者ラウシー・ウォーレン、完全に一か八かの勝負に出た。
 
うん。
もうそれしかないんだよな。
 
連打でも止まらない。
足を使っても逃げ切れない。
 
ウォーレンに残された手段と言えば、ど真ん中の真っ向勝負のみ。
ザキヤノフの前進をフルパワーで食い止めるしかない。
少しでもポイントを取り返して、前半の貯金を守るしかない。
 
「三浦隆司が花山薫パンチでミゲール・ローマンを撃墜!! デラホーヤが早くも「年間最高試合」に認定」
 
ただアレだ。
勝負を賭けるにはちょっと早くないか?
 

一か八かの賭けもザキヤノフに通じず、詰んだウォーレン。それでも諦めずに足を使って敗北を拒否する。両者ナイスファイトだった

ザキヤノフのサウスポー封じにいいようにやられ、後がなくなったウォーレン。
7Rから全弾フルスイングの真っ向勝負に出てペースを取り返しにかかる。
 
そして9R後半。
 
無事失速。
 
ですよね……。
そりゃ、そうなりますよ。
 
確かにウォーレンにはあそこで勝負を賭けるしかなかった。だが、タイミングとしてはちょっと早かった。
まあ、どちらにしても詰んでいたということなのだが。
 
というか、やっぱり山中や三浦のようなエグい左があるってのは強いよな。
力技で展開をひっくり返せるもんな。
 
「神の左()炸裂でモレノを撃破!! 山中慎介が宿敵とのリマッチを制して11度目の防衛に成功!!」
 
真っ向勝負も実らず体力の大半を失ったウォーレンだが、10Rからは再び足を使った持久走作戦に切り替える。
自らの動きにことごとく対応され、一か八かの賭けにも敗れる。すべての手だてを失い、八方ふさがりの状況。それでもウォーレンは諦めない。
 
パンチのヒット数に一縷の望みを託したということか?
それとも王者としての強烈なプライドか?
諦めが早そうな選手に見えるが、実はそんなことはないのか。
 
よくわからないが、最後の最後まで勝負を捨てないウォーレンの粘りは見応えがあった。
そして、最後まで前に出続けたザキヤノフの体力と精神力も、当然ながらお見事だった。
 
両者ナイスファイト。
結果はともかく、個人的にはかなり満足できた試合だった。
 

ザキヤノフさん、日本に来ます? ウォーレンさんは? やっぱりモレノ戦のトラウマってデカいっすか?

ちなみにですが、ザキヤノフさん、日本に来てくれますかねぇ……。
むしろ無冠になったラウシー・ウォーレンさんの方が可能性が高いのか?
もちろん山中の防衛戦の相手としてね。
 
噂によると、今回の山中の相手選びは相当難航したとのこと。ランカーに声をかけまくって、ことごとく断られたとか。
 
う〜ん。
やっぱりアンセルモ・モレノとの2戦の影響が大きいということなのだろうか。
 
「山中がモレノに判定勝ち!! 僅差判定で辛くもモレノに勝利した山中慎介は底が見えた?」
 
ポイントゲームじゃホームタウン・デシジョンで勝てない。
かといって、KOを狙いにいけば神の左()で大の字。
おいおい山中最強じゃねえか。
みたいな。
 
あの初戦の判定が妥当かどうかはともかく、モレノとの2戦のおかげで「山中との試合は割に合わない」と思われている可能性は高いような気がする。
 
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