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そうか、ベルデホアカンか。オリバー・フローレスを持て余してタイトルマッチに不安を残す。復帰戦を3-0の判定勝利【結果・感想】

ボクシング観戦, 趣味, 雑談 | 2017年2月5日 | タグ: , , ,

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プエルトリコ国旗
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2017年2月3日(日本時間4日)、プエルトリコ・サンファンにあるロベルト・クレメンテ・コロシアムで行われたWBOラテンアメリカ・ライト級タイトルマッチ。
同級王者でWBO世界ランキング1位のフェリックス・ベルデホに、2015年に内山高志に3RKO負けを喫したオリバー・フローレスが挑んだ一戦である。
 
結果はベルデホの3-0(99-91、96-94、98-92)の判定勝利。
順当にオリバー・フローレスを敗り、次戦で予定されている世界タイトルマッチにコマを進めた。
 
スピードとサイズで上回るベルデホは終始、フローレスの攻撃をかわしながら的確にパンチをヒットしていく。終盤フローレスの前進に追い詰められるシーンもあったが、結果は文句なしの判定勝利。

2016年8月のバイク事故でキャリアが停滞していたベルデホだが、不満の残る内容ながら9ヶ月振りの復帰戦を勝利で飾った。

「大沢ラスベガスに散る。オスカル・バルデスに7RTKO負け」

なお、すでにベルデホの次戦は2017年6月が予定されているとのこと。ボクシング界のスーパースター候補フェリックス・ベルデホの初タイトル奪還に注目である。

リングに帰ってきたスター候補ベルデホ。ただ、その内容はちょっと厳しいものだった……

ボクシング界のスター候補、フェリックス・ベルデホがリングに帰ってきた。
故郷プエルトリコでオリバー・フローレスと10回戦を行い、3-0の判定勝利。

だが、期待された鮮やかなKO勝利とはならず。
くせ者のフローレスを攻めあぐね、終盤にはロープを背負わされるなど、世界タイトルマッチに向けて多くの不安と不満を残す内容となった。

次戦はこのままWBO王者のテリー・フラナガンに挑むのか、それともIBFのロバート・イースターを標的にするか。どちらにしてもタイトル奪還のハードルは高そうである。
 
「過去最強カネロがヘロヘロチャベスを寄せつけず。体重差マッチを圧勝でクリア。ってか、この試合はアカン」
 

カウンターに依存、至近距離での手詰まり感はベルデホの大きな課題かな


かませ犬扱いだったオリバー・フローレスを相手に微妙な試合を披露してしまったフェリックス・ベルデホ。
鮮烈なカウンターでKOを量産していた当初の期待感に比べると、その停滞感は尋常ではない。多くのボクシングファンも、次戦で予定されるタイトルマッチへの不安を口にしている。

とりあえず、僕が思うフェリックス・ベルデホという選手について。

・スピードや身体能力、センスは抜群
・カウンターのスピードとタイミングはかなりすごい
・ド派手なKOシーンとベビーフェイスも相まって、とんでもないスター性
・得意のカウンターに依存するあまり左のリードがほとんど出ない
・ジャブが出ないために間合いを詰められやすい
・自分の腕が伸びる位置では強いが、間合いを詰められるとできることがなくなる
・至近距離での左右へのステップが怪しい

こんな感じだろうか。
「特にカウンターに依存し過ぎてジャブが出ない」「至近距離でできることがない」というのは、この選手の大きな課題だと思う。マシンの性能は抜群だが、ドライバーが微妙とでも言えばいいだろうか。

「ベルチェルト勝っちゃったw バルガスを流血ストップで王座奪還!! バルガスはプロ初黒星」

そして、この選手のこれまでの対戦相手を振り返ると、マッチメークの部分で守られてきた感が強い。

・あまりスピードがない
・自分から出てくるタイプだが、そこまでのパワーはない
・リーチや上背がなく、ずんぐりむっくりな体型
・手詰まりになると右の大振りが増える

要は、カウンターが得意なベルデホのスタイルがもっとも活きるタイプ。後楽園ホールにかませ犬としてタイやフィリピンから呼ばれる選手とまではいかないが、それなりに与し易しな相手に勝利を積み重ねてきたイメージは大きい。

「和氣慎吾がワルド・サブを5回KOで世界前哨戦勝利!! 後楽園ホールに行ってきたぞ」

内山高志にワンパンKO負けのオリバー・フローレスがフェリックス・ベルデホの相手になるわけがないだろう? お?

次に、今回の対戦相手であるオリバー・フローレスについて。
ご存知のように、この選手は2015年大みそかに日本の内山高志と対戦し、戦慄のボディ1発で3RKO負けを喫している。

「内山がフローレスを粉砕!! 誰がゴリラをリングに上げていいって言ったよww 悶絶ボディ一発で3R衝撃のTKO勝利!!」

その試合を受けて、とてもじゃないがこの選手ではベルデホの相手にならないと考えていた方は多いと思う。
もっと言うと、相手はスター候補筆頭のフェリックス・ベルデホ。しかも契約体重は1階級上のライト級。あのとき以上の衝撃的な結末を期待されていたと言っても過言ではない。

ところが蓋を開けてみればベルデホの思わぬ苦戦。
フローレスが健闘したのか、ベルデホの出来が悪かったのか。とにかく期待はずれな試合だったことは間違いない。
 
「5度ダウンのカールソンが山中に敗れる!! 神の左()を活かすための神隠しの右()が冴え渡るww」
 

実は想定の範囲内だった? ベルデホとフローレスのスタイルを見れば、この内容は……

ただ、個人的に今回の試合についてはそこまでの驚きはない。
ベルデホとオリバー・フローレス、両者のスタイルを比較すれば、この結果はある程度想像の範疇だったのではないだろうか。

僕がざっと見たオリバー・フローレスの特徴は、

・上半身が柔らかく、顔面にパンチを当てにくい
・パンチが変なタイミングで飛んでくる
・突進力があるわけではなく、その場でクネクネと身体を振る
・前後の振り子運動を繰り返しながらパンチを打つ瞬間を狙う
・スピードはない
・サウスポー

確か2015年大みそかの内山戦前に、この選手のことを「突進力のない三浦隆司」とおっしゃっていた方がいた。
 
「ブローナー(笑)vsグラナドス感想。エイドリアン同士のキャッチウェイト対決はブローナーの辛勝」
 
いや、まったくもってその通り。
上半身の振り子運動や妙なタイミングで打ち込むパンチは確かに三浦のそれと近い。ただ、攻撃自体はその場でクネクネと身体を振る動きが中心で、決して自分からグイグイ前に出るタイプではない。その辺が三浦隆司とは少し違う部分である。

「三浦隆司が花山薫パンチでミゲール・ローマンを撃墜!! デラホーヤが早くも「年間最高試合」に認定」

三浦隆司より前に出てこないが、三浦隆司より若干パンチが多彩。そして三浦隆司よりも顔面にパンチを当てにくい。

これらを鑑みると、下がりながらのカウンターに依存するベルデホとは噛み合わせがすこぶる悪い。しかもジャブが出ないベルデホにとって、サウスポーはどう考えても苦手。ある意味、今回のようなグダグダな試合になるのは想定内である。

まあ、9、10Rにそのフローレスにも遠慮なく距離を詰められてたからな。
得意のカウンターがまったく脅威にならないってのは厳しいよな。

いや、でも今回は「勝てたこと」がよかった。無事にリングに復帰したベルデホに一安心です

世界前哨戦と言われた試合を微妙な内容でクリアしたフェリックス・ベルデホ。
ボクシング界を背負うスーパースター候補の今後に不安を覚えた方は多かったのではないかと思う。
あまりの進歩のなさというか、キャリアの停滞ぶりにガッカリしたというか。

だが、実を言うと僕はそこまで悲観的な気分にはなっていない。
確かに課題は山積だが、それでも今回の試合は「勝ったこと」自体がよかった

というより、この選手については復帰戦ができて本当によかったという思いが強い。2016年8月のバイク事故以来、約9ヶ月ぶりのリングによく戻ってきてくれたと思う。

「アントニオ・オロスコさんが世界チャンピオンになるには? S・ライト級のホープも29歳。2017年が勝負の年」
 
「命に別状はない」「大した怪我ではない」と言われていたが、僕は事故直後に病院のベッドでポーズをとるベルデホの姿を見てどん引きした。

これ、ボクシングどころの話じゃない。
マジで「命があってよかった」ってヤツじゃねえか。

予定されていた試合が中止になったとか、キャリアがストップしたとか、そんなことは関係ない。それより今生きてることを喜べよ。
そんな感じで、心底「バイクおっかね〜」と思っていた次第である。

「ベテルビエフこれアカンヤツやww プリエトを豪打のカウンター1発で生まれたての小鹿に」

なので、今回の試合を受けて「キャリアの停滞感」と言われても、正直あまりピンときていない。
そもそもどん引きするほどの怪我で休んでいた選手が、その間に課題を克服して戻ってくるとは思えない。停滞も何も「そりゃそうだろ」という話である。

だからアレだ。
とにかくベルデホ、勝ててよかったな。

次の試合がどうなるか、山積した課題をどうするかについてはまったく不明。
だが、とりあえず今回はそれでいいっすわ。

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