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そして伝説()へ…。 田中恒成が木村翔に判定勝利で最速3階級制覇。至近距離での打撃戦と駆け引きがすごかった【結果・感想】

ボクシング観戦, 映画・マンガ・ドラマ, 趣味, 雑談 | 2018年9月28日 | タグ: , , ,

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爆発イメージ
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2018年9月24日に愛知県名古屋市で行われたWBO世界フライ級タイトルマッチ。
同級王者木村翔と、挑戦者で2階級制覇王者の田中恒成が対戦し2-0(115-113、116-112、114-114)の判定で田中が勝利。世界最速での3階級制覇を達成した試合である。
 
先日のタイトルマッチをようやく観たので、今回はその感想を。
 
と言っても、O.A.された深夜放送は結局睡魔に負けて観ることができず。
申し上げた通り、TVer(ティーバー)のアーカイブでの視聴となったことを報告しておく。
 
「田中恒成vs木村翔戦の全国生中継がなかったことが問題らしいけど、CBCテレビが地元のスターを囲い込んだってことはないの?
 
毎度思うのだが、やはりTVerは偉大。
 
ここ最近、テレビを観ることがめっきり少なくなった反面、TVerのヘビーローテションが尋常じゃないww
ライブ観戦やリアルタイム視聴にそこまでこだわりがない僕にとって、時間と場所を選ばないTVerのお手軽さは率直にヤヴァい。
 
先日の綾瀬はるか主演「義母と娘のブルース」もほとんどTVerのお世話になったし、アニメ「進撃の巨人」はGYAO! だし。
 
てか、「義母と娘のブルース」はよかったですよね。
ここまで毎週欠かさず観たドラマは2016年の「逃げるは恥だが役に立つ」以来かな。
 
「新垣結衣「逃げ恥」はひさびさの俺ヒット。綾瀬はるか「ホタルノヒカリ」以来、数年ぶりに規則正しい生活を強いられたぞww」
 
綾瀬はるか主演で言えば2017年の「奥様は、取り扱い注意」も観たけど、今回の「義母と娘のブルース」ほどのインパクトはなかった記憶が……。
 
よくよく振り返ると、綾瀬はるかと新垣結衣をローテーションしてるだけじゃねえかという噂もありますが。
 
って、何の話だこれww
 

今回は田中恒成の勝利でいいかな。木村翔もよかったけど、押し引きの分だけ田中が上回った感じ

まず今回の試合、個人的なイメージとしては田中恒成の勝利で問題ないと思う。
 
ポイント差は微妙で、なおかつ7Rのアレも間違いなくダウン。
木村陣営が主張する12Rは何とも言えないところだが、全体を通して見れば田中が一枚上手だった気がする。
 
僕の戦前の予想としては、
 
・田中は足を使っても、十中八九追いつかれる
・どこかで必ず打ち合う必要があるが、木村の圧力に耐えられるか
・近場での打ち合いで上回った方が優勢になる?
・でも、まったくわからない
 
そんな感じで、マジで予想が困難な一戦だった。
 
「木村翔アカンか…。カニサレスの連打をもらいまくって失速。余裕の減量が逆に仇になったか? 村田vsブラントっぽかった」
 
そして田中の試合運び、木村の対応力にめちゃくちゃ驚かされた次第である。
 
開始直後から足を止めて打ち合う田中。
木村の強打に臆さず、連打のスピードで対抗する。
 
対する木村も田中のスピードに徐々に対応。
3、4Rあたりからヒットを増やし、逆に流れを掴む。
 
田中も要所で顔面に左を当て、木村に思い切った前進を許さない。
8、9Rは足を使い、右目を腫らした木村の右に回り込んで見えない位置からヒットを重ねる。
 
残り3Rは田中が足を止め、再び真正面から木村を迎えうつ。
両者とも残り少ない体力を振り絞り、壮絶な打ち合いの末に試合終了のゴング。
 
どんな状況でも前に出て腕を振る木村と、流れの中で押し引きが利く田中。
大接戦の中で、戦術に幅のある田中が最後の最後でわずかに上回った感じか。
 
どこかの記事で長谷川穂積も言っていたが、「序盤の打ち合い→足を使う後半」という田中の切り替えが本当に素晴らしかった。
 
最初から足を使っていたら確実に捕まっていたし、あのまま至近距離での消耗戦を続けていても体力が持たない。
「田中はもっとくっつけば」「最初から足を使っておけば」という正反対の意見が聞こえてきたが、個人的にはアレが最適バランスだったと思う。
 
普段、田中に対して「ロマチェンコもどきのステップいらん」「あんなオーバーアクションで動き回る必要ねえよ」などと偉そうに言っているが、今回見せた押し引きの切り替えは絶妙だった。
 

木村翔の対応力にも驚かされた。序盤に豪快にもらったカウンターにカウンターを合わせてダウンを奪う


また最初に申し上げたように、木村翔の対応力も田中の試合運びと同じくらい素晴らしかった。
 
細かいパンチを出しながら前進し、相手を下がらせたところでフルスイング。
これが木村の基本的な攻撃パターンだが、今回はフルスイングの打ち終わりを田中に狙われてしまった。
 
木村の連打に対し、田中も足を止めてハンドスピードで対抗する。
五十嵐俊幸やゾウ・シミンが足を使って失敗したのを受けてだとは思うが、木村の前進を初っ端で寸断する作戦はなるほどである。
 
「木村翔が五十嵐を根元から粉砕。大振りで恐怖を植え付けて真ん中を右でドーン。圧巻の五十嵐対策でしたね」
 
序盤から何度も田中の左が木村の顔面をかすめていたし、2Rのカウンターはまさに狙い通り。
あの1発で、序盤の攻防は田中に軍配が上がった感が強い。
 
ところが3R以降、木村の動きが少しだけ変わる。
近場での連打→強打の流れは同じだが、最後のフルスイングが直線的に最短距離で伸びる。
カウンターのタイミングを殺す軌道で、田中の左の内側を通すパンチ。
 
その他、バリエーションに変化をつけた左だけで前進したり、頭をくっつけてロープ際に押し込んだり。
同じインファイトでも、あの手この手で田中の動きを止める工夫が見られたのもさすがだった。
 
そして、7Rには田中の左にカウンターの右をねじ込み、幻のダウンを奪ってみせる。
序盤、盛大に被弾したカウンターにさらにカウンターを合わせて田中をダウン(幻の)させる対応力。
試合の中で大きく成長する木村はすごいとしか言いようがない。
 
「田中恒成にデラホーヤ、パッキャオを感じた日。田口良一を大差判定で粉砕。僕がボクシングをテレビで観る理由」
 
正直、12Rの右の打ち合いなどは観客を喜ばせるためのおまけでしかない。
 
そんなことより両者の事前の準備と壮絶な駆け引き。
拮抗した実力のせめぎ合いが見せたギリギリの勝負は感動的ですらあった。
 

パワフルなインファイターを前で止める。覚悟を持って手数で対抗すれば、意外と活路を見出せる


あとはまあ、パワフルなインファイターを止めるにはやっぱり前に出ての手数だなと。
 
先日のゴロフキンvsカネロ戦では、覚悟を決めて打ち合ったカネロがゴロフキンの圧力を耐え抜いた。
2016年には、クアドラスがハンドスピードを活かしたパシャパシャでロマゴンの前進を寸断した。
 
最低限の威力と手数を両立し、なおかつ当たり負けしないフィジカルがあれば、前に出て打ち合うのがアリだというのはちょくちょく証明されている。
 
足を使ってのカウンター狙いもいいが、それが通用しなかったときの地獄を考えると……。
 
 
今回の田中もフライ級2戦目でどこまで順応できているかと思ったが、どうやら心配なさそう。
手数では完全に木村を圧倒しつつ、逆に後退させるシーンも見られた。
 
聞くところによると、田中陣営は前戦で勝利したロニー・バルドナドを練習パートナーとして呼んだとか。
やはり強打のインファイターを前で止める練習を重ねてきたのだと思う。
 
「田中恒成ええじゃないですか! バルドナドを9RTKOで下し、フライ級初戦を飾る」
 
なお、僕はこれまで「身体が流れてつんのめる田中」というのを見たことがない。
改めてこの辺の足腰の強さはさすがだなと。先日の井上拓真同様、どんな局面でも重心が乱れない感覚? はとんでもない。
 
ちなみにだが、個人的に村田諒太の圧力を前に出てのハンドスピードでストップする選手の出現に期待している。
 
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