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覚醒した田中がフエンテスに圧勝!! “中京の怪物”が絶不調のフエンテスを5RKO。階級アップでパワーが増した田中は誰にも止められない【感想・結果】

ボクシング観戦, 趣味, 雑談 | 2017年1月2日 | タグ: , , ,

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岐阜の街並みイメージ
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2016年12月31日に岐阜メモリアルセンターでWBO世界L・フライ級王座決定戦が行われ、同級2位の田中恒成が1位のモイセス・フエンテスと対戦。
5R1分52秒TKO勝ちでタイトルを獲得し、井上尚弥に並ぶ日本最速2階級制覇を達成した。

田中のL・フライ級2戦目となった今回、対戦相手は難敵モイセス・フエンテス。
だが、過去最強と目されたフエンテスをまったく問題にせず、終始圧倒しての快勝である。

井上尚弥と並ぶ日本ボクシング界のホープとして名高い田中。年末の世界戦ラッシュの中、強烈な存在感を示した“中京の怪物”のチャンピオンロードがついにスタートか。

「井上vs河野感想。モンスター井上がタフボーイ河野に勝利。これが井上尚弥」

田中恒成は2016年末のMVP。文句なしの勝利で存在感を見せつける

田中恒成圧勝!!
元2階級制覇王者モイセス・フエンテスを寄せつけず。

いや、すばらしい試合だった。
僕の中では2016年末のMVP。ブルーノ・サンドバルにKO勝利した村田諒太とのダブル受賞。まさしく他を圧倒するパフォーマンスと呼べる試合だったのではないだろうか。

「村田諒太が年末有明に見参! 強打者ブルーノ・サンドバルとのパワー対決を制するか?」

多くの方はジョナタン・グスマンに大金星を挙げた小國以載がMVPだとおっしゃるのかもしれない。だが、個人的にこの試合には興味がなく、試合自体を観ていない。恐らく観れば感動するのだろうが、残念ながら試合が多すぎて食傷気味なのでその予定もない。

なので、2016年末のMVPは文句なしで田中恒成ということにしておく。
もちろん異論は認めますww

「小國vsグスマン感想。怒らないで聞いて。実は小國が勝てるんじゃないかと思ってた」

“中京の怪物”が覚醒したのは2015年のサルダール戦。ここから先は自信を持って田中を推します


予想記事でも申し上げたのだが、恐らく田中恒成は昨年のサルダール戦で何かを掴んでいる。そして、階級を上げて挑んだパティラノ戦で完全に覚醒した感が強い。

「田中恒成vsモイセス・フエンテス予想! 実は一番楽しみな試合。大みそかに試合が組みにくいだって?」

これも予想記事で申し上げたのだが、2015年大みそかのサルダール戦はかなりワクワクした試合だった。だが、ダウンを奪われたこともあって周囲の評価はいまいちだった。
基本ビビリな僕は、そのせいであまり大きな声で田中恒成を推すことができず、何となくもどかしい思いをしていた次第である。

ただ今回、強敵フエンテスに圧勝したことでそれが間違いではなかったことがわかり、非常にホッとしている。

サンキュー田中恒成。
これからもがんばってくれ。

「井岡のボディでスタンプ嘔吐。2016年大みそかも悶絶ボディで安定のKO勝利。唯一無二の伝説()」

勝負のカギは田中のパワーがフエンテスに通用するかだと思っていた。パワーで対抗できればスピード差を活かすことができる

試合内容というか、田中がフエンテスをあれだけ圧倒できた理由は「パワーアップ」
もう明白すぎるくらい明白である。
 
「田中恒成vsアンヘル・アコスタ予想。過去最強の挑戦者が愛知に来るぞ。ミゲール・コットの秘蔵っ子が期待の田中恒成に挑む」
 
モイセス・フエンテスという選手は169cmとこの階級にしては背が高く、その身体を活かした打ち下ろし中心の攻めを得意とする選手である。
ワンツーを中心に圧力をかけて相手を後退させ、ロープ際で右の打ち下ろしを叩き込むスタイル。オーソドックスではあるが、いかに自分が前に出られるかが試合の流れを左右するタイプである。

ただ、その反面動きは直線的で、左右に激しくポジションチェンジされると若干脆さを見せる。この辺は長谷川穂積に負けたウーゴ・ルイスとも似ているのだが、スピード差でかく乱されるとついていけないという弱点を持った選手である。

「言うほどいい試合かこれ? 長谷川穂積がウーゴ・ルイスにTKO勝利で5年ぶりの王座奪取!!」

なので、田中恒成が勝つにはいかに出入りと左右の動きでフエンテスを翻弄できるか。それが勝負のカギになるのではないかと思っていた。

その中で、覚醒したパワーがどれだけフエンテスに通用するか。
スピード差を活かすといっても、正面衝突で歯が立たなければ話にならない。
多少なりとも真正面からぶつかっても押し負けないくらいの力があれば、恐らくハンドスピードと正確性で判定勝利できる。そんな感じの予想をしていた。

「爆腕!! 村田がブルーノ・サンドバルにド迫力KO!! 世界前哨戦で格の違いを見せつけ3RKO」

スピード面に加えてパワーもついた? いや、パワーがついてスピードを活かす下地ができたんですよ

ところが結果はご覧の通り。
まさかの5RでのTKO勝ちである。
 
「比嘉がフエンテスを1RKO。もうフライ級は十分でしょ。WBC狙いでシーサケットvsエストラーダの勝者に挑戦だろ」
 
しかもラストはコーナーに追い込んでのラッシュ。ギブアップ気味のレフェリーストップを呼び込んでの勝利である。
“中京の怪物”田中恒成は、不利だと思われたパワー面でも、見事にフエンテスを圧倒してみせた。
 
「田中イキり過ぎたな。パランポンを9RTKOに下すも、試合後に病院に直行。田口良一との統一戦は白紙?」
 
解説陣が言うには「今日の田中はスピードだけではなくパワーもついた」とのことだが、僕はちょっと違うと思っている。

もともとあったスピードにパワーがプラスされたのではなく、パワーがついたからスピードを活かすことができるようになった。パワーのフエンテスに対抗できるだけのパワーがついたために、スピード面のアドバンテージを活かせる状況が生まれたという方が正解ではないだろうか。

「騙された! 田口がカニサレスを持て余して引き分け防衛。薄氷を踏む展開でギリギリ5度目防衛に成功」

パワーや体格差のある相手と対峙した場合、全力で突進を受け止める必要性が生じる。足を踏ん張り、力の限り腕を振るため、どうしてもそちら側に手一杯になってしまう。
おかげで足を使ってスピードでかく乱する余裕がなくなる。
 
「井岡一翔の倒し方? ノクノイ戦の感想を含め井岡に勝てそうな選手を考える。まあ、アイツしかいない」
 
だが、相手のパワーに当たり負けしないフィジカルがあれば、突進を受け止めるのに全力を出す必要がなく、スピード面にメーターを割り振る余裕が生まれる。これまで100の力を使って出していたものを70〜80で出すことができれば、残りの20〜30をスピード面に使うことができる。

「ロマゴンvsシーサケット予想。これシーサケット勝利あるぞ? 最強ロマゴンがパワフルな挑戦者に敗れる?」

もともと出入りのスピードや左右への動き、左ジャブを当てるセンスは抜群の田中が、相手の突進力に負けないフィジカルを得たことでポテンシャルを覚醒させた。
要はそういうことではないだろうか。
 
「ヒット率、ヒット数以外のスタッツのお話。リングの広さとか温度とかの表記。見えなかった自分が見えるはず【後編】」
 
左足を相手の左側に踏み込み、角度をつけて右を打ち込む。
じわじわと右に移動し、フエンテスの右が届かない位置から左をヒット。右の威光を感じさせながら前進を阻む。
さらに、フエンテスがガードで手一杯になったところで高速のワンツー。
左肩で相手とのスペースを作り、サイドステップでフエンテスの右側に回り込む。
左ボディを当てて距離をとり、リング中央で再び対峙。

「内山再戦でコラレスに惜敗!! 2-1の判定でリベンジ失敗で引退か?」

もともとのバランス感覚やスピードはもちろん、フエンテスに前進を躊躇させるほどのパワフルさが随所に感じられた試合だった。
 
「無敗対決レイ・バルガスvsギャビン・マクドネル予想。かなり興味深い試合です。長谷川穂積の後がまに座るのはどっちだ?」
 

やっぱり余裕が出るとイキり始める田中さん。ちょっと無駄な気がするんだけどね

圧勝でボクシングファンの度肝を抜いた“中京の怪物”田中恒成。

だが、あえて不満な点を挙げるとすれば4、5Rのイキり倒しだろうか。
いつものことなのだが、この選手は余裕が出ると「俺の超絶技巧どうよ?」とイキった動きで自分をアピールし始める傾向がある。
 
「田中恒成が激闘の末にアコスタを退ける!! すっげえ試合! アコスタも間違いなく最強の挑戦者だった」
 
ジャブを当て、大きく右にステップしてサイドを確保。
何もせずに中央に戻り、ボディストレートを出して身体を寄せる。
相手のパンチを必要以上のオーバーなダッキングでよけ、大きく距離をとる。
大股でジグザグに足を踏み出し、身体を傾けるようにボディ。
 
「比嘉大吾vsフエンテス予想。寒がりフエンテスさんが沖縄上陸。比嘉は凱旋防衛戦で連続KO継続なるか」
 
何と言うか、すべての動作がデカい

サイドにステップして回り込む動きなどは恐らくロマチェンコやリゴンドーを意識しているのだと思うが、正直あまり必要性を感じない。

「ロマチェンコ完勝! ウォータースあへあへギブアップで余裕の防衛成功!! 階級アップで覚醒」

以前にも申し上げたが、この辺の動きは和氣慎吾同様、妙な自己アピール願望を感じて邪魔くさい。
実際、あれをやらずに普通に攻めていれば、4RでKOできたんじゃないのか?
抜群のセンスがあるので今のところはうまくいっているのだが、どうも体力の無駄な気がして仕方ない。

メイウェザーやアンドレ・ウォードなどは、カウンターの脅威や絶対的なスピード差による威圧感をうまく利用して、ごく小さな力で相手の出足を封じていると思うのだが。

「コバレフvsウォード感想。コバレフ敗れる!! ウォードが3-0の判定で王座奪還!! 神の子がクラッシャーに鼻差で勝利」

いや、もちろんメイウェザーやウォードと比べるなという話だし、何より観ていて楽しい。あくまで僕個人の好みなので、全否定する気はさらさらないのであしからず。

「八重樫がサマートレックをパワーで圧倒!! あれ? 肉体改造でもしたか? ここまでパワフルにねじ伏せるとは」

絶不調のフエンテスは不満タラタラ? じゃあ再戦しようぜ。そこでもう一回ボコれば文句ないでしょ

過去最強の相手と思われたモイセス・フエンテスだったが、結果はほぼ何もできずに5RでTKO負け。

報道によると、日本の環境に適応しきれなかったとか。
計量も4度目でようやく成功するなど、日本の寒さにも相当苦労していたとのこと。
嘘か本当かはわからないが、グローブに文句をつけたり練習場所を確保できなかったという話もある。

これらの話がどこまで正確なのかはわからないが、今回のフエンテスが絶不調だったことは確かである。
田中恒成のできが過去最高だったことは間違いないが、いくらなんでもフエンテスがあそこまで一方的にやられるとは思わなかった。僕の中ではもう少しアグレッシブな選手という印象だったのだが。

特に3R以降の動きの悪さには驚いた。
2Rの序盤にほんの少し片鱗は見えたが、見せ場らしい見せ場はそこだけ。
誇張でもなく、あそこまで足が前に出ない選手ではないはずなのだが。

フエンテス陣営が再戦を希望しているらしいが、個人的にはぜひともやってもらいたい。
それでガチのフエンテスを観られれば嬉しいし、準備万端のフエンテスを田中が完封すればさらに最高である。

できれば4月か5月くらい。寒さが言い訳にならない時期に再戦が実現すればと思う。
「ボクシングはテレビで観るもんだ」と宣言しておいてアレだが、もし東京で開催されるなら観に行きたい。

「ボクシングはテレビで観るものだと確信した夜。有明コロシアムで「ボクシングフェス2016 井上尚&八重樫 W世界戦」」

まあ、さすがに東京開催はないか。

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