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岡田博喜にとってのベルトランは最悪な相手だったな。9RTKO負けで初敗戦。経験値と慣れと強者のメンタル【結果・感想】

ボクシング観戦, 趣味, 雑談 | 2019年2月18日 | タグ: , , ,

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カリフォルニア州
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2019年2月10日(日本時間11日)、米・カリフォルニア州で行われたWBO S・ライト級10回戦。同級2位岡田博喜が同級5位で前WBOライト級王者レイムンド・ベルトランと対戦。9R2分2秒TKO負けを喫し、キャリア初の敗戦となった試合である。
 
 
前戦でクリスチャン・コリアを接戦の末に2-1の判定で下し、挑戦者決定戦を迎えた岡田博喜。
米進出2戦目となった今回は、前ライト級王者のレイムンド・ベルトランを相手に序盤から激しい打ち合いを演じる。
 
2Rには左フックを浴びてダウンを喫したものの、すぐさま反撃して右のカウンターをヒット。ベルトランがガクッと膝を折り、そのまま後退する。
一気にラッシュを浴びせて勝負をかけた岡田だが、ベルトランの粘りによって倒しきれず。
 
その後も一進一退の攻防が続き、迎えた9R。
リング中央での押し合いから一瞬の隙をついてベルトランの右が岡田の顔面を捉える。
この1発で岡田がこの日2度目のダウン。
すぐに立ち上がったもののベルトランの追撃に耐えきれず。最後はロープに座り込むように崩れ落ちたところでレフェリーが試合をストップする。
 
会場も大盛り上がりの好ファイトとなったが、残念ながら岡田の敗戦が決定した。
 
「ロドリゲスが井上尚弥に勝つ姿が想像つかないんだが。5月にグラスゴーで準決勝。WBSSのグダグダ運営を見るのも楽しいw」
 

岡田博喜にとってのベルトランは最悪の相手だったな。身体が強く、インファイトが得意なタイプがヤバい

先日、米進出2戦目を迎え、惜しくもレイムンド・ベルトランに敗れた岡田博喜。今回はその試合についての感想を。
 
いきなりこんなことを言うのもアレだが、僕はこの岡田博喜という選手に対しては特に何もない。
アジア圏では敵なし、日本屈指のカウンター使いという話は聞いていたのだが、過去の試合を観てもいまいちピンとこず。確かにセンスはいいのかもしれないが、僕のガバガバ曇りメガネでは正直どの辺が期待されているのかがよくわからなかった。
 
前回のクリスチャン・コリア戦に関しても「ああ、なるほど」と。
非常に申し訳ないのだが、ベルトランとの挑戦者決定戦と聞いてもあまりテンションが上がることはなかった。
 
「ジャーボンティ・デービスがウーゴ・ルイスをボコしてKO。でもナイスファイト。デービスvs那須川天心はやるならキックルールだろ」
 
そして、試合の感想としては、
「最悪の相手だったな」
 
鋭いジャブの連打で相手の出足を鈍らせ、右のカウンター一閃。
これが岡田博喜という選手の基本的なファイトスタイル(だと思う)。
 
カウンターを得意とする分、腕を振るスペースが必須。
抜群のタイミングの持ち主ではあるが、フィジカル面は微妙。
 
左ジャブの連打で突き放してナンボなので、ここをかいくぐられると一気に厳しくなる。
要は、ベルトランのように強い身体を活かして根気よく攻めるインファイターがめちゃくちゃ苦手という。
 
「田中恒成vs田口良一決定か。どうなるかがまったくわからん。今回はTBSで全国中継されるってさよかったな」
 
ある程度の被弾は覚悟でゴリゴリ前進し、スペースを潰すベルトラン。
近場でボディ、顔面めがけて強めに腕を振り、身体ごと体重を預けて無理やり後退させる。
 
特に至近距離での左は多彩で、2Rのダウンを含めて再三岡田の顔面を捉えていた。
僕は岡田博喜の試合をいくつも観たわけではないのだが、過去の対戦相手でここまで距離を詰めるのがうまく至近距離での打ち合いが得意な相手はいなかったのではないか。
 
ひと言で「相性」と言うのもどうかとは思うが、岡田にとってはマジで最悪な部類だった気がする。
 

カウンター以外に攻め手が見当たらなかったのもキツかったな。ポイント以上に完敗だった


また、攻撃の手がカウンター狙いの「待ち」以外に見当たらないのも厳しかった。
 
6Rなどは明らかにベルトランが休憩していたのだが、中間距離からなかなか間合いを詰められず。
ベルトランが打ってくるのを待つのみで、自分から手を出すシーンはほとんど見られない。
 
 
近場での差し合いでは敵わないことは前半でわかった。
だが、あそこでアクションを起こさない限りどうにもならないことも確か。
 
個人的に、あのラウンドはもう少し勝負をかけてもよかったかなぁと思った次第である。
 
「俺のコバレフが勝ったどー!! アルバレスの圧力を抑え込んで王座返り咲き。慎重な破壊神ってのもいいじゃないですかw」
 
9RにKOされるまでのポイントはかなり接戦だったようだが、内容的には完敗に近かったのではないか。
 
てか、もしかしたら近藤明広ならいい線いってたかもしれないですね。
あくまで想像でしかないけど。
 
「近藤まさかのKO負け。コーンソーンのアッパーに沈む。てか、ボクシング興行って中止率高杉君じゃない?」
 

経験値、慣れがベルトランが一枚上だったな。岡田にとってのベルトランは過去最強。ベルトランはいろいろなタイプのカウンター使いと対峙してきた

そして、これも多くの方がおっしゃっていたのだが、経験値という点ではベルトランの方が一枚も二枚も上だったなという印象。
 
先ほども申し上げた通り、あれだけ間合いを詰めるのがうまく至近距離で強く腕を振れる相手は、恐らく岡田にとっては初遭遇。
 
だが、ベルトランはこれまでリッキー・バーンズ、テレンス・クロフォード、ヘンリー・ランディ、ホセ・ペドラサなど、いろいろなカウンター使いと対峙してきている。
その中で8つの敗戦があり、ピンチ慣れもしていたはず。
 
被弾前提で距離を詰めて押し潰すという今回の作戦も、マジで「いつもやっていること」だったのだと思う。
 
これはもう、完全に場数の違いとしか言いようがない。
ガクッと膝が落ちた2Rも、焦らず冷静にラウンドを消化するメンタルも経験値の高さゆえか。
 
「高橋竜平完敗だったな…。ドヘニーが11RTKO勝利で初防衛成功。これはしゃーないか。ダニエル・ローマンと統一戦実現?」
 
スタイル的に、どうしても被弾は多くなる。
年齢を考えればスピードが落ちてくるのも仕方ない。
試合の中でピンチを迎える局面は必ずある。問題はいかにそこをしのいで体力を回復させ、後半の逆転につなぐか。
 
何だかんだで40戦以上のキャリアは伊達じゃないことを見せつけられた試合だった。
 
 
海外のリングで日本時選手が強者に挑戦する姿は胸熱だが、そこから一段進むにはまだまだ足りないものが多いのかもしれない。
 
「ロブ・ブラントがバイサングロフに11RTKO勝利。思ったよりずっと厄介な選手じゃない? つまらないし対戦する意味もないけど」
 

「強者のメンタル」ってのはあるよね。勝利を目指して「仕事を遂行」するブレなさ


あとはまあ、「強者のメンタル」ってのは絶対あるよねという話。
 
今回のベルトランがどうこうではなく、どんな状況になっても「ブレない、慌てない」。勝利だけを目指して淡々と「仕事を遂行」するメンタル。
 
ONE PIECE風に言うと「覇王色の覇気」の持ち主ってヤツ(何じゃそりゃ)。
 
「ONE PIECE(ワンピース)好きなエピソード(◯◯編)ベスト3。国民的化け物マンガのお気に入りエピソードをランキング」
 
いや、冗談抜きであるからねそういうの。
スポーツの世界って、理屈で説明できないような力が存在するからね。マジで。
 
直近でそれを感じたのは、NFLの2019年AFC決勝、ニューイングランド・ペイトリオッツvsカンザスシティー・チーフス戦

17-7で迎えた第4Qにチーフスが24点を挙げて同点に追いつき、延長10分過ぎにペイトリオッツがタッチダウンで再びリードを奪って勝利した試合。
 
土壇場で同点に追いつかれたペイトリオッツだが、焦らず淡々と「仕事を遂行」し、最後に横綱相撲で勝つという。
僕自身、アメフトはまったく詳しくないが、土壇場で力を発揮する「強者のメンタル」は問答無用ですごかった。
 
 
それに対し、場馴れしていない典型例がコレ↓

2018年サッカーW杯ベスト16、日本vsベルギー戦
日本が先に2点のリードを奪うものの、69分、74分にゴールを奪われ同点に追いつかれる。
さらにロスタイムでコーナーキックからカウンターを食らい、ナセル・シャドリに左足でねじ込まれての逆転負け。
 
基本、サッカーで後半2-0のリードを奪えばまず勝利は堅い。
あとは落ち着いて試合を締めるだけなのだが、場数の足りない日本代表にはそれができなかった。
 
「ライスボウル不要論? 意義? ど素人の僕が解決策を提示してやんよw まあ、会長はやめたくないんだろうな」
 
ちなみにだが、ボクシング界における「強者のメンタル」と言えば断然この人↓


元ミドル級統一王者ゲンナジー・ゴロフキン。
もう間違いなく覇王色の覇気使い、王の資質()の持ち主でございます。
 
カネロの禁止薬物陽性によって一度再戦が頓挫した際、ゴロフキンのモチベーション云々を心配する声が聞こえてきたが、なーにを言っとるんだと。そんなもんで揺れるほどゴロフキンがヤワなわけがないし、ヌルいキャリアも送っていない。あまりにゴロフキンを舐め過ぎだろと思った記憶がある。
 
「嗚呼ゴロフキンww マーティロスヤンがんばったけどな。ゴロフキンの衰え? あると思います」
 
なお日本人選手で言えば、やっぱりこの人かなと↓

K-1 S・フェザー級王者武尊。
 
うんまあ、この人はすげえっすよ。
あれこれ言われることも多いけど、間違いなくこの人も覇王色の覇気()の持ち主。
 
 
本当は井上尚弥と言いたいところだけど、あの選手はそこまでポテンシャルを開放しきってないからね。まだ何とも言えないんですよね。
 
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