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高木京介を観ようぜ。賭博が許せないのはわかるけど、今の高木京介を観ないのは損だから。圧倒的な才能は暴力的で理不尽【2019.6.12感想】

趣味, 野球観戦, 雑談 | 2019年6月13日 | タグ: , , , ,

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東京ドームイメージ
●高木京介(1985年9月5日生まれ・読売巨人軍所属)
2011年プロ野球ドラフト4巡目で巨人に入団。2012年の開幕一軍を勝ち取り、東京ドームでの開幕第2戦目で公式戦デビューを果たす。
その後も貴重な中継ぎ左腕として毎年のようにフル回転し、2015年までに「一軍公式戦戦初登板から全139登板試合連続無敗」を記録する。
 
ところが2016年3月8日、週刊誌の取材で野球賭博への関与が発覚。
当初は「名前を貸していただけ」と虚偽の説明で否定していたが、両親の説得により自供する。翌3月9日の記者会見で推移の説明と謝罪を行う。
 
これを受けてNPBは高木を1年間の失格処分、巨人軍には制裁金として500万円の処分を下し、巨人軍は高木との契約を解除する。
 
翌2017年3月21日。
1年間の失格処分が解けたことで、巨人軍は高木と育成契約を結ぶ。背番号028を背負い、三軍選手として再スタートを切る。
2018年も再び育成選手としてキャンプインし、オープン戦で結果を出したことで同年3月23日に約2年ぶりに支配下登録となる。そして3月30日の開幕戦では、2015年以来901日ぶりの一軍マウンドに立ち、1回を無失点に抑える。
 
 
2019年6月12日現在、22登板で2勝5ホールド、防御率2.38の成績で、一軍公式戦戦初登板からの連続無敗記録を164戦まで伸ばしている。
 
「野球観戦やっぱり楽しい。東京ドームで巨人vsDeNA戦を観てきた。ボールパークには夢がなきゃいけねえんだよ()」
 

あまり野球観戦に情熱が沸かないけど、今シーズンの高木京介だけは観ておいた方がいいと思う

2017年に復帰した高木京介がすごい。
 
先日も申し上げたが、僕は2019年シーズンの野球にあまり興味が沸かない。
春先のキャンプで中日松坂大輔さんがファンとの接触によって故障離脱して以来、今シーズンのプロ野球に対する情熱が一気に冷めてしまった。
 
「プロスポーツ選手とファンの距離感? 物理的な接触で選手が怪我するとか、最悪だから。松坂大輔肩の違和感によりノースロー」
 
一応最低限の情報は追っているものの、どのチームを応援しているわけでもなく。何となく眺めているというか、低いテンションがずっと続いている。
 
ただ、そんな中でも注目すべき選手は何人かおり、その1人が今回の高木京介である。
 
正直、今年の巨人が勝とうが負けようが僕にとってはどうでもいい。それより高木京介が登板するかどうかの方がよっぽど大事。大げさでもなく、この選手のためだけに試合を観ていると言っても過言ではない。
 
それくらい今の高木京介には時間を割いてでも観る価値があると思う。
 

6月12日の西武戦での高木京介観ました? ちょっと言葉にならないくらいのピッチングでしたよ? あんなの人間の反射で打つのは不可能だから


表題の通りなのだが、先日6月12日の高木京介のピッチングは目を奪われるほどの凄みがあった。
 
メットライフドームで行われた埼玉西武ライオンズ戦に5回から登板し、3回を投げて32球4奪三振、被安打0。打者9人をパーフェクトに抑える好投で見事勝ち投手に。
 
いや、もうね。
とんでもなかったですよね。
 
5月29日の阪神戦で11回裏ノーアウト満塁を無得点に抑えた際も凄まじかったが、この日はちょっと別物。マジで鳥肌が立つほどのピッチングだった。
 
アベレージで143、144km前後のストレートを見せ球に、同じ球速帯で手元で鋭く曲がるカッターで勝負する。
途中まではストレートと同じ軌道、同じコースで、最後の最後に視界から消える球。そこに130km前後のスライダーとチェンジアップを左右に散らし、100km台のカーブで緩急をつける。
 
冗談抜きでこんなの打てるわけがない。
試合を観ていた方がほぼ同意見だと思うのだが、まさに言葉を失うレベルの無双というヤツ。
 
最後の打者となった四番山川穂高には「内側にいったら打たれるか?」などと心配したのだが、そんなことはまったく関係なく。ストレートを見せ球にしつつ、外へのチェンジアップの連投により、腰砕けの空振り三振であっさり終わらせてしまった。
 
「イチロー引退。スカした言動と態度とは裏腹に人一倍暑苦しくて泥臭いヒットマン。競技性orエンタメなんていう議論が全部不毛に思える」
 
5月29日の登板ではカッターの球速が137、138km前後とストレートとは多少球速差があったのだが、この日はほぼ同じ。腕の振り、コースを含めてすべてストレートと同じ軌道からクイッと滑る。
 
もう一度言うが、こんなの打てるわけがない。
いわゆるピッチトンネルよりもはるかに打者寄りで突然変化するので、人間の反射で打つのはほぼ不可能と言っていい。
 

今シーズンのNPBのレベルアップがすごい。その中でも高木京介は最先端を行っている

ちなみにだが、今シーズンのNPBは加速度的にレベルが上がり、どの選手も信じられないほどのハイレベルなプレーを見せている。
ストレートの球速は一気にアップし、それに伴い変化球もどんどん高速化。打者側もフォームや構えを工夫しながら対応を図る状況である。
 
ここ数年、MLBのレベルアップがとんでもないというのは以前申し上げた気がするが、その流れが2年遅れで日本にもきているイメージ。僕の情熱とは裏腹に、今のNPBはとんでもない世界になりつつある。
 
「ハイレベル過ぎてFA選手の契約にも影響してるよ。MLBオールスター2018がとんでもなかった件」
 
そして、その中でも高木京介のピッチングは最先端を行っている気がする。
 
ストレートを見せ球に同じ球速帯のカッターで芯を外す。130km台のスライダー、チェンジアップを左右に散らしつつ、100km台のカーブで緩急をつける。
サウスポーの王道スタイルというか、現時点では中継ぎサウスポー日本一といっても過言ではないのではないか。割とガチで。
 
 
てか、昨日からDAZNの見逃し配信で高木京介の登板だけ3回観てますからね自分ww
それでもちっとも飽きないからね。とんでもないっすわww

 
言いたいことはわからんでもないが、今の高木京介を色眼鏡で観てしまうのは単純に損だと思う。


実際、高木京介が出てくるたびに彼への罵倒、批判は聞こえてくるし、恐らくこの先も続く。僕自身も賭博が発覚した当初は「うわ~、しょーもな」と思ったことも確かである。
 
ただ、それを踏まえた上で今の高木京介はとんでもない。
 
過去にどんな過ちを犯したとか、他の選手との扱いに差があるとか。
高木京介を許せない思いを否定するつもりはさらさらないが、そういうフィルターによってあのピッチングを楽しめなくなるのはめちゃくちゃもったいない。
 
 
「緩急ボーイズ」というより、すごいのはカッターだよね。


 

理不尽な才能の暴力。圧倒的な才能の前では黒いものも白に変わる

また、高木京介と他の選手の処分の違いについてだが、これについても「そりゃそうだよな」としか言いようがない。
 
賭博に関与したメンバーである笠原将生、福田聡志、松本竜也の3人は弁明の機会すら与えられず首を切られたのに対し、高木京介だけは謝罪会見→翌年育成契約という道が用意された。
 
この球団の対応に不満を示すファンの声はいまだに多く聞かれる。
 
 
ただまあ、それもこれも今シーズンの高木京介を観れば納得せざるを得ない。
要するに「球団が戦力になる高木京介だけを厚遇した」という批判が巻き起こっているわけだが、「はい、その通りです」と。
 
コントロールが悪く、これ以上の上がり目が見られない笠原将生。
30歳を超えて明らかに下降線に入っていた福田聡志。
2011年のドラフト以来、1度も一軍登板のない松本竜也。
 
上記の3人と高木京介ではあまりに格が違う。厚遇するのは当然である。
 
しかも、2015年時点と比較して明らかにレベルアップして戻ってきたという事実。
これこそまさに才能の暴力と言える。
 
続けたくても続けられない選手がたくさんいる?
高木以上に努力を重ねても結果が出ない選手だっている?
そんな選手が毎年グランドを去る?
 
だからどうした。
 
努力や根性だけではどうにもならないほどの化け物が集まるのがプロ野球。
あの舞台は選ばれた者だけが立てる場所であり、同時に圧倒的な才能の前では理不尽さえもまかり通る残酷な世界でもある。
 
才能さえあれば何をしてもいいのかって?
 
いいんだよ(よくはない)。
 
「史上まれに見る酷い日本シリーズ。ソフトバンクがクソ采配の広島を下して2年連続日本一。クソの最上級」
 
ついでに言うと、20代後半から30歳前後でいったん競技から離れるというのは本気でアリなのかなとも思う。
 
10代の頃から身体を酷使し続ければ、当然どこかにガタはくる。
それを30歳手前でいったんリセットすると同時に、集中的なトレーニングによるビルドアップを図る。
 
30歳手前ならまだまだ成長は見込めるし、心身ともにフレッシュな状態で第一線に戻ることも可能。トミー・ジョン手術明けのダルビッシュが大幅に球速をアップして復帰したのがいい例なのではないか。
 

高木京介が酷使にどれだけ耐えられるか。後ろめたい思いがある分、便利に使われやすい立場でもある

あとはアレだ。
課題があるとすれば、高木京介がどれだけ酷使に耐えられるかかなと。
 
巨人の投手起用を見ていると、恐らくこの選手は今後も便利屋として使われまくる(はず)。
 
「松坂大輔復活!! 去年よりも状態はよかったんちゃいます? 僕の2019年プロ野球がようやく開幕したぜw」
 
現状、巨人のリリーフ陣がかなり不安定なのに加え、「高木をどん底から救ってやった」という大義名分もある。しかも原監督の采配は一部の選手に依存する傾向が強い。身内でもあるエース菅野にシーズン序盤で中5日登板を強いたり、2戦目の登板で140球近く投げさせたり。
 
そういう意味でも、高木京介に対しては「多少雑に扱ってもOK」と考えても不思議はない。後ろめたい思いのある高木京介もそれに応えるために腕を振るだろうし、順位を上げるための“コマ”として最大限利用されるのは目に見えている(気がする)。
 
その中で本人がどこまでコンディションを維持し、無双状態を続けられるか。それが今後のカギとなるのではないか。
 
 
まあ、十中八九どこかで落ちるとは思うが。
 

 

 

 

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