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K-1の独占契約にドン引きした話。これが本当ならヤバいね。那須川天心vs武尊戦のラストチャンス?

趣味, 雑談 | 2019年9月20日 | タグ: , , ,

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キックボクシングイメージ
9月16日に幕張メッセイベントホールで行われた「RISE WORLD SERIES 2019 Final Round」の58kg以下級トーナメントで優勝した那須川天心が、試合後のマイクでK-1王者武尊との対戦を熱望。「逃げも隠れもしない」「オファーを待っています」と発言して会場を熱狂させた。


一方の武尊も9月19日の会見でこの件に言及。「天心選手から対戦したいと長年言われてきて、そのためにずっと動いています」「今回の試合に勝たないと次はないと思うので、今は次の試合に集中する」とコメントしている。

 
公の場で武尊の口から「那須川天心」の名前が出たのは今回が初めてで、格闘技ファン待望の一戦実現に向けて一歩前進したと言えるのではないか。
 
 
なお、K-1の中村プロデューサーは今回の件について「那須川天心側から正式な対戦オファーがきたことはない」とコメント。「K-1 JAPAN GROUPと契約してもらえれば戦う可能性はある」「そういった意味ではどんな選手にも門戸は開放している」とし、まずは所属ジムを通してコンタクトをとってほしい旨を訴えている。


 

那須川天心vs武尊戦のラストチャンスか? それはそうと、K-1の独占契約ってすごいのな

ここ最近、格闘技界で話題のRISE王者那須川天心vsK-1王者武尊戦について。
 
数年前にも一度対戦の機運が高まった両者だが、結局契約の問題で実現せず。武尊の年齢を考えても今回がラストチャンスという意見もあり、ファンの間ではさまざまな議論がなされている状況。


正直、対戦実現の可能性については何とも言えないのだが、一連の流れを見て思ったのが「K-1の独占契約ってホントにキツいんだな」ということ。
 

HIROYAの会見全文を読んでK-1の独占契約にドン引きした。試合するごとに契約が1年更新されるんだって


K-1の独占契約については「ジムを含めた独占契約」「契約期間中にほかの試合への出場は不可」という話は何となく耳にしていたのだが、改めて調べると「いや、こりゃすげえわ」と。
 
具体的には下記。


格闘家のHIROYAがトライハードジムの代表代行となった際にK-1との契約を改めて精査したところ、とうてい受け入れられるものではなかった。その旨を運営側に伝え訂正案も提出したのだが、K-1側からの返答はいっさいなく。それどころか、決定していた選手の試合が一方的に中止にされてしまったという。
 
上記がきっかけ? でトライハードジムとK-1は絶縁状態に陥ってしまったわけだが、その会見の内容がなかなかすごい。
 
あくまでHIROYA側の主張が本当であると仮定した上での話だが、
 
・K-1で試合をすると、その日から1年間拘束される
・契約違反があった際は選手側にだけ重い損害賠償義務が科せられる
・安全面の配慮が足りず、すべてが自己責任
 
とのこと。
 
特に1番目の「向こう1年間の拘束」についてはかなり特殊で、試合をするたびに拘束期間が1年間延長される契約であるという。つまり、K-1から離脱するには最低1年間試合に出場しないことが条件となり、逆にリングに上がり続ける限りは半永久的にK-1との独占契約が続く。
 
そして、トライハードジムはK-1オフィシャルジムでもないため、HIROYA側はあくまでワンマッチ契約と認識していた。その部分でK-1側と齟齬が生まれてしまったとか。
 
「朝倉海w 堀口恭司もそこまで簡単ではないと思ってたけど、ホントに勝ってどうするw」
 
繰り返しになるが、こりゃあすげえ。
 
契約違反の罰則規定や安全面の配慮についてはもちろんだが、試合をするたびに独占契約が1年間延長されるというのはとんでもない。しかもウソかホントか知らんが、ここ最近、契約問題のゴタゴタが続いたせいで拘束期間が1年間から3年間に伸びたとも聞く。
 
つまり、現状那須川天心が武尊と対戦するには、半永久的に更新され続ける3年独占契約を受け入れる必要があると。
 
那須川側が対戦オファーを出していたか、K-1の中村プロデューサーが言うようにコンタクトがなかったのかについては定かではないが、どちらにしても那須川天心がこれを拒否するのは仕方ない。


 

サッカーにはドラフトが存在せず、契約金も安い。その代わりに移籍の環境が整っている

たとえばだが、サッカーのJリーグはA契約、B契約、C契約と3つの段階に分かれており、プロ1年目の選手は原則としてC契約からスタートする。そして、一定の条件を満たすごとにB契約、A契約とステップアップしていく流れとなっている。
 
C契約選手の基本年俸は480万円を上限とし、契約金に相当する支度金は独身者に380万円、妻帯者に400万円、同居扶養家族のいる妻帯者には500万円を上限として支給される。
 
また、プロ野球におけるドラフト制度のようなものは存在せず、入団時期は1年を通して自由。ユースチームから昇格する選手もいれば、オファーを受けたクラブの練習にトライアウトとして参加し、入団するチームを選ぶ選手もいる。中には久保建英のように16歳でJリーグデビューを果たすなど、学業と並行してプロの試合に出場するケースもある。
 
さらに契約期間に関する規定もないため、契約満了とともに自動的にFAとなる。その他、契約解除違約金を払えばクラブor選手が一方的に契約を解除できる条項が契約内容に盛り込まれていれば、期間内であっても一定の金額をリーグ連盟に支払うことで契約を解除することも可能になる。
 
「サッカースタジアムのアクセスの悪さは客足に影響するのか検証してみる」
 
世界中にプロリーグが存在するサッカーは、どの選手もよりよい条件を求めて所属チームを転々とするのが常。動く金額も大きいが、その分移籍がしやすい環境が整っていると言えるのではないか。
 

プロ野球はFA権取得までの年数が長い。ただ、その分待遇もよく得られるリターンも多い


プロ野球に関して言えば、新人選手は年に一度行われるドラフト会議で指名を受ける必要がある。
 
ドラフト1位選手の契約金の相場は1億円、初年度の年俸は一般的に1500万円というケースが多いと聞く。
2位以下の契約金は7000万円、5000万円、4000万円と球団によってまちまちだが、年俸については概ね500万円前後と言われている。
 
ちなみに一軍選手の最低年俸は1500万円、選手全体の最低年俸は440万円と決められており、ドラフト指名を受けた選手の年俸もこれにならっていると思われる。
 
 
そして、チームを移籍する際には原則FA権の取得が必要になる。
国内球団との交渉が可能になる「国内FA」を取得するには8シーズン、国内外問わずどの球団とも交渉できる「海外FA」を取得するには9シーズンの出場選手登録日数を要し、この権利を行使することを「FA宣言」と呼ぶ。
 
「MLBが絶賛観客数減少中だって。理由? いろいろあると思うけど、試合がつまらないからじゃないかな」
 
2018年のドラフト会議で指名を受けた選手は83人。育成契約を含めれば100人以上の選手がプロ入りを果たしている。当然ドラフト1位指名選手は各球団に存在し、それぞれが契約金1億円を手にしていると想像する。
 
それに対し、2018年オフにFA移籍を果たした選手は4人。
ドラフトで上位指名された選手が必ずしも活躍できるとは限らず、実際にFA権を行使するのはごく限られたエリートのみ。
 
つまり、ドラフト入団時の契約金はいわゆる退職金のようなもの。
野球はサッカーに比べてチーム数も少なく、実質海外へのルートも限定的。移籍の自由が少ない代わりにある程度の保障が用意されていると言えるのかもしれない。
 

K-1は団体に貢献すればするほど拘束がキツくなる。選手を縛るなら相応のメリットがほしいね

長々とサッカー、野球の契約について語ってきたが、どちらにも共通するのが結果を出せば自由度が増すということ。
 
一定の条件を満たせばA契約となり、海外からのオファーも増えるJリーグ。
FA権取得までは長いが、入団時の契約金が高額な上に年俸の上限もないプロ野球。
 
当たり前の話だが、結果を出した選手が相応の見返りを得られるシステムである。
 
一方、K-1の独占契約は特殊。
試合をするごとに契約期間が1年間(3年間?)延長され、他団体へ移籍するには年単位でブランクを作る必要がある。試合をすればするほど、団体に貢献すればするほど縛りがキツくなるという鬼のような条件である。
 
 
正直、独占契約自体がそこまで悪だとは思わない。
契約期間中に別の試合でケガをされても困るし、グッズ販売や肖像権、プロモーションなどを一元管理できるというメリットもある。より安全に効率よく運営するには、選手を契約で縛ることは必要と言える。
 
ただ、K-1に関してはそこがあまりに厳しい。
 
ご存知のようにJリーグ、プロ野球は国内では最上位のカテゴリー。プロを目指す人間が最初に目標とする場所であり、ピラミッドの頂点に君臨している。
 
それに比べてK-1は競合他社も多く、あくまで選択肢の一つに過ぎない。ドングリの背比べというか、身長175cmのK-1君が165cmのRISE君と張り合っているのを隣のクラスのRIZIN君が見ているとか、そんなイメージ。
 
競合他社を一掃できていない、圧倒的No.1とは言えない状況で、ここまで選手を縛るのはさすがにやり過ぎかなと。
 
「武尊と皇治の乱闘騒ぎの件。殴ったら対等になるかは知らんが、武尊はローカルヒーロー止まりかな」
 
独占契約でガチガチに縛るのであれば、やはりプロ野球のようにトップ選手が相応の待遇を得られるなどのメリットがほしい。「K-1愛」と「ブランド価値」だけではどうしても歪みは出る。
もしくはサッカーのように契約解除違約金や移籍金を明文化して、すべてを金で解決するとか。
 
「100年続くK-1」を標榜するなら、選手に相応のメリットを用意しないとどこかで行き詰まる気はする。官僚的な采配に終始するだけでは敵も増えるだろうし。


なお、個人的に「武尊が悪い」「那須川天心が悪い」といった論争に参加する気はまったくない。
 
「武尊は試合実現に向けて裏でしっかり動いているのに、那須川天心はマイクアピールだけで何もしていない」という批判も見たが、そもそも裏で動くのって選手の仕事か?
 








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