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幕之内一歩が復帰する気満々の件だけど。通算成績26戦23勝3敗(23KO)、日本フェザー級王座防衛8度。展開予想というか、キレイな終わりかたを考える

映画・マンガ・ドラマ, 趣味, 雑談 | 2018年1月28日 | タグ: , , , ,

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はじめの一歩イメージ
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2018年1月24日に発売された週刊少年マガジンに掲載された人気マンガ「はじめの一歩」で、主人公幕之内一歩が現役引退を宣言しました。
 
 
かねてより「パンチドランカー」を思わせる描写が散見され、復帰戦となったアントニオ・ゲバラ戦ではついに自覚症状を告白。
 
最後の置き土産として会長とともに作り上げた「新型デンプシーロール」を仕掛けるも、壮絶なカウンターをもらってまさかのKO負けを喫します。
 
さらに、ジムの先輩である鷹村の強さを目の当たりにしたことで、引退はほぼ間違いないと思われました。
 
「ワイルド・スピード ICE BREAK感想。ピッコロさんとベジータさんと悟空さの友情物語。主人公は遅れてくるものなのだよ」
 
ですが、人気作品の終焉としてはあまりに尻すぼみなため、ファンの間では「どこかで一歩は復活するのでは?」という声も聞こえていました。
 
そんな中、ついに本人の口から発せられた「引退します」の言葉。
これは大手のポータルサイトが軒並みトップで扱うなど、世間一般にも強いインパクトを残しました。


 

幕之内一歩が引退したけど、復帰する気満々なのはどういうこと?

幕之内一歩が現役を引退しました。
 
僕は2017年末から2018年1月にかけての数週間、「はじめの一歩」をリアルタイムで読んでいます。
先日の記事でも申し上げたようにここ数ヶ月の作品の熱量のなさは尋常ではなく、作者が相当やばいところまで追い込まれているのでは? と感じていました。
 
「「はじめの一歩」が連載終了待ったなしなわけだが、そろそろ俺の意見を言ってみようか。あしたのジョーを踏襲するには手遅れ」
 
思うに、作者は連載をやめたがっている。
 
どんな事情があるのかは不明ですが、広げた大風呂敷を畳む余裕もないほど追い詰められているのではないか。一歩を再起不能にして、無理矢理終わらざるをえない状況に陥っているのではないか。
 
そして、アントニオ・ゲバラ戦でKO負けしたことで一歩の引退はほぼ確定。そのまま晴れて連載も終了する流れになるのだろうと思っていた次第です。
 
「はじめの一歩ベストバウトランキング7選。やる意味ないと思ったけど、やっちゃいます。終末感漂うボクシングマンガの名作記念碑」
 
そんな感じで連載を読んでいるのですが、ここ数話で少し風向きが変わってきています。
一歩の母親が「また冒険に出る」と言ったり、一歩自身の「ダメージを抜けば戻る」という言葉に会長が「戻る?」と反応したり。
 
簡単に言うと、「復帰する気満々じゃねえか」というヤツ。
 
マジで?
 
この状況で復帰の芽があんの?
というか、「はじめの一歩」はまだまだ続くの?
 
 
正直、この展開にはちょっと驚いています。
もちろん一歩の復帰が確定したわけではないし、連載が続くかどうかも不明です。
 
それを踏まえた上で、作者が一歩復帰に向けた種を蒔いていることに素直にびっくりしています。てっきり終わるとばかり思っていたので、この思わせぶりな描写の数々には「マジで?」の言葉しかありません。
 
「実写版「銀魂」感想。MVPは神楽で文句ないよな? 実は意外にハマり役だったのが…。コスプレ大会? 予想以上によかった」
 

これが幕之内一歩の現在地。一応健康体ではあるみたい


では、とりあえず主人公幕之内一歩の現在地を振り返ってみます。
 
◎幕之内一歩(24歳)
・通算成績26戦23勝3敗(23KO)
・元日本フェザー級王座(8度防衛)
・直近の2試合に連敗して引退を決意
・その頃から「反応の遅れ」「距離感の狂い」「記憶が途切れる」などの自覚症状あり
・試合後の検査で「現在は健康」だが「非常に危険な状態」と診断される
・解剖しなくてはわからないという前提で、今後も継続して頭部にダメージを受けるとパンチドランカーを発症する恐れ
・時間をかけてダメージを抜けば、戻る可能性もあり
・諸々の状況を加味して引退、家業を継ぐことを決める
 
ボクシングは好きだけど健康には代えられない。
このまま身体の異常を感じながら続けても、自分も周囲も不幸になる。
ボクシングでかけがえのない仲間と出会い、日本王座にまでなれた。その上で普通の生活に支障がない現状はありがたいこと。そう考え、スッキリと引退を決めた。
 
だいたいこんな感じでしょうか。
周囲に気遣いができる一歩の心優しさを感じる決断です。
 
「ミリオンダラー・ベイビー感想。最高の映画との出会いに感謝。キュートな笑顔のマギーと老トレーナー、フランキーの疑似父娘物語」
 

一歩が復帰するとしたら? たぶん伊達英二と同じパターンではないかと思います

ここからは、一歩が復帰したと仮定して、ボクシング界がどんな状況になっているかを想像してみます。
 
ちなみに復帰するとしたら、突然「○○年後に場面が切り替わる」パターンだと思っています。
 
〜〜〜〜〜
 
引退後、釣り船屋で働く一歩だが、ときどきどうしようもない喪失感に襲われる。
「自分はこれでいいんだ」と言い聞かせながら鬱屈と毎日を過ごすが、傍らで一歩を見ている久美だけはそのことに気づいていた。
 
ある日、思いつめた表情で久美が一歩に言う。
「一歩さんはボクシングをやるべきです。今のあなたは本当のあなたじゃない。本当のあなたはあの日、あのリングの上から帰ってきていない」
 
この言葉で復帰を決意する一歩。
同時に、いつも自分を見守ってくれていた久美に感謝し、ようやく2人は……。
 
アントニオ・ゲバラに負けた日から数えて、ちょうど1年半だった。
 
〜〜〜〜〜
 
いわゆる伊達英二の復帰と同じ流れ。
物足りない日々から抜け出すため、戦いの場に戻るというパターンです。
 
「第9地区は予備知識ゼロで観る映画。出会いに感謝したくなるほど最高。グロテスクなトランスフォーマーで度肝抜かれた」
 

一歩の復帰するボクシング界がどうなっているか。リカルド・マルチネスには変わらず最強でいてもらわなきゃならない

で、一歩が復帰した1年半後のボクシング界は、いったいどんな状況になっているか。
 
・鷹村守:現WBC世界ライトヘビー級王者(防衛1回、4階級制覇中)
・青木勝:引退→トミ子と結婚
・木村達也:引退→家業の花屋を継ぐ
・板垣学:現日本フェザー級王者(防衛3回)
・千堂武士:WBC世界フェザー級第3位
・間柴了:WBC世界ライト級第6位
・宮田一郎:WBC世界ジュニアライト級王者(一歩の引退により階級アップ)
・ヴォルグ・ザンギエフ:IBF世界ジュニアライト級王者返上(防衛4回ののち、2階級制覇に挑戦)
・リカルド・マルチネス:現WBA世界フェザー級王者(防衛回数22回)
 
なんとも言えないところですが、こんな感じかなと想像しています。
 
「刃牙(バキ)シリーズベスト1位を発表するぞww 名勝負7選【後編】と番外編」
 
復帰時期を1年半後にしたのは、そのくらいのラインがギリギリかなと思ったからです。
 
たとえば、
 
復帰を決めてからリングに上がるまで半年→
タイのかませ犬との調整試合→
日本ランカークラスに勝利→
前哨戦を兼ねて世界ランカーに勝利→
世界ランキングをゲット→
王者リカルド・マルチネスに挑戦
 
相当都合よく考えても、現役復帰から世界タイトルマッチまで最低でも4試合。トレーニング期間を含めると、約2年ほど必要になると予想します。
 
その間、ラスボスのリカルド・マルチネスにはずっと最強でいてもらわなければならず、強さをキープできるとすればそのくらいかなと。
 
「「龍が如く 劇場版」感想。豪華キャストの壮大な無駄使い。しょーもない映画ってそういう意味かww」
 
年齢が伊達英二と同い年だと仮定すると、現在32歳。
上述のパターンで一歩が復帰を決めて、世界戦にたどり着くまで3年半。だいたい35、6歳になります。最強王者としての説得力を保つには本当に紙一重ではないでしょうか。
 
なお、リカルドの22度目の防衛戦の相手は間違いなく千堂武士ということを付け加えておきます。
 
「【映画】「猿の惑星」感想。触るなエテ公が!! わかってたけどすげえ映画。衝撃のラストというか、もはやトラウマ映像ですね」
 

一歩が復帰することで生じるメリットとデメリット。行くも地獄、戻るも地獄状態?

そして、一歩が復帰を決めた場合の「作品」としてのメリット、デメリットを考えてみたいと思います。
 
まずメリットとしては、
・未回収のネタを完結できる
・きっちりラストバトルまで描ききれる
・新型デンプシーロールの全容がわかる
・久美とのうざいラブコメを見せられなくて済む
・読者の予想を大きく裏切れる
・一応ハッピーエンドを迎えられる
 
デメリットとしては、
・読者に呆れられる
・コミックス150巻越えコースが決定する
・連載の無間地獄が続く
・やっぱり宮田との一騎打ちはなし
・わざわざ一度引退させる必要あったの?
・そこまでしてパンチドランカーの件を描きたかったの?
・アントニオ・ゲバラ戦の負けは何だったの?
・鷹村を陰湿かまってちゃんキャラにしてまで?
・確か会長もゴホゴホやってなかったっけ?
 
確かにメリットも多いが、デメリットも多いと感じます。
特に今のペースで復帰ロードを描くと、間違いなく数年では足りない。現在119巻のコミックスの150巻オーバーは間違いないと思います。
 
「俺的ドラゴンボールの名勝負ベスト10。歴代ベストバウトはどの勝負? 1位は当然あの試合だよな?」
 
マジな話、この段階で一歩をどん底に落とす必要があったのか。本当にそこからの復帰を描ききるつもりなのか。僕にはよくわかりません。
 
そもそも論として、「一歩が引退を決意」→「周りに背中を押されて復帰」のパターンはお母さんが倒れたときの梅沢くんヘルプで経験済みのヤツです。
 
某巨大掲示板で読んだ記憶がありますが、まさしく連載を継続しても地獄、終了しても地獄状態。どう転んでも納得のいく結末になるとは思えない状況ではないでしょうか。
 
「「クリード チャンプを継ぐ男」感想。最強のワンパターンの世代交代。孤独な主人公とお師匠さまと一途な彼女の逆転ホームラン」
 

僕は6:4で一歩が復帰すると思います。で、いちばんキレイな終わり方としては……

とまあ、長々と幕之内一歩について考えてきましたが、現状僕の中では6:4で一歩は復帰するのではないかと思っています。
先日までは8:2くらいで引退→連載終了だと思っていたのですが、ここ数週間の思わせぶりな描写によって見事に逆転してしまいました。
 
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そして、僕の考えるもっともベターな終わり方としては、
「復帰を決意したところで終わる」ことではないかと。
 
久美の説得で復帰を決めたその足で鴨川ジムに出向き、
「僕はやっぱり『強さとは?』の答えが知りたいです」
「そのために『はじめの一歩』を踏み出そうと思います」
とでも言わせて。
 
後楽園ホールのリングに上がる一歩の後ろ姿をラストカットにして、
「長い間、応援ありがとうございました」
 
「ビバ! 大便! 映画「オデッセイ」感想。火星のクソ野郎は振り向いてくれたのか? ジャガイモだけで1年半をしのいだ男のクソ記録」
 
今の尻すぼみ状態からは脱却できるし、一応ラスボスまでの道のりを想像することも可能。
膨大な未回収の問題も強引に完結させられるし、何より延々と続く連載から作者が解放される。
 
現在の状況から考えて、個人的にこれがもっともキレイな終わり方ではないかなと思っています。
作者にとっても読者にとっても、とりあえずの解決策として。
 
「新垣結衣「逃げ恥」はひさびさの俺ヒット。綾瀬はるか「ホタルノヒカリ」以来、数年ぶりに規則正しい生活を強いられたぞww」
 
まあ、なんだかんだでここまで読者を振り回すのだから、「はじめの一歩」の影響力はすごいです。
あの「こち亀」でさえ、注目を集めたのは「連載終了」を宣言してから。
 
作者は何も言っていないのに「終わる」だの「続く」だのと周りがあれこれ勝手に想像する。この状況を作っただけでも、作者の勝利なのかもしれないですね。
 
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