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SDL Trados Studio 2014で「タグの検証」を試す。相互参照やハイパーリンク、文字スタイルなどの扱いなど

Trados | 2015年3月8日 | タグ: , ,

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お世話になります。個人出版支援のFrentopiaです。
前回の記事で「SDL Trados 2014のタグの検証について書きます」と申し上げてからだいぶ時間が経ってしまったんですが、本日ようやく書きたいと思います。
またしても需要があるかは定かではないのですが、どうぞお付き合いください。

翻訳対象ファイルの見本用にInDesign CS5のファイルを用意する

今回はタグの検証ということで多少複雑な文書が欲しいため、単純なWordのテキストではなくAdobe InDesign CS5を使用しました。
作成したファイルの概要は以下です。
・Adobe InDesign CS5 (Mac)
・段落スタイルを3つ設定(本文、名前、タイトル)
・文字スタイルを3つ設定(太字、リンク、相互参照)
・ハイパーリンク(シラクスの市)を設定
・相互参照(→「走れメロス」、「太宰治」)の2箇所を設定
こんな感じです。
ちなみに文書は「走れメロス」の冒頭部分を使用しました↓
翻訳対象ファイルJP_Indesign

タグが不完全だと検証でエラーになってしまい、「訳文のみで保存」ができない


ではさっそくSDL Trados Studi 2014でプロジェクトを作成して「タグの検証」を試してみます。

下記のようにプロジェクト名「melos」を作成しました。↓
新規プロジェクト作成InDesign
英語訳はGoogle翻訳で機械翻訳していますので、かなりおかしな文章ですが気にしないことにします。

ところどころに「リンク」「太字」などのタグが表示されているのがわかりますでしょうか。これらがInDesign上で作成した相互参照や文字スタイルを適用した部分になります。
また、よく見ると「city of this Shirakusu」を囲む「リンク」タグの後ろが半透明になっているのがわかります。
そして原文「不安」に対応する「unesary」に対して「cf」タグがなくなっています。
「タグの検証」をテストするためにあえて不完全な状態にしてみました。

ではこの状態で「タグの検証」を実行してみます。
「一括タスク」→「ファイルの検証」をクリックします。
「一括タスク」→「ファイルの検証」
「一括タスク」ウィンドウが表示されますので「次へ」をクリックします↓
「一括タスク」→「ファイルの検証」
「設定」ウィンドウに進みますので「終了」をクリックします↓
「タスクの実行」
「タスクの実行」で「ファイルの検証」が行われます。
「16個のエラーがあった」というメッセージが出ました↓
「設定」ウィンドウ
「タスクの実行」ウィンドウで「閉じる」をクリックすると下記が表示されますので、「はい」をクリックします↓
もう一度開きますか
「エディタ」ビューでSDLXLIFFファイルがもう一度開きます。
ナビゲーションペイン「レポート」ビューをクリックして表示してみます↓
「レポート」ビューでエラーを確認
検出された「エラー」「情報」の一覧が表示されます。
この「エラー」があると「訳文のみで保存」ができなくなるので解消する必要があります。
「ファイルの詳細」欄のファイル名をクリックします。

「エディタ」ビューでXLIFFファイルが開きます。また、「メッセージ」ウィンドウに「レポート」ビューで表示されていた「エラー」や「情報」一覧と同じものが表示されます↓
エディタビューでエラー、情報一覧
表示されている「エラー」の一つをダブルクリックすると「メッセージの詳細の検証-タグの検証」ウィンドウが開き、「メッセージの詳細」を確認できます↓
メッセージの詳細の検証-タグの検証
ここではタグ「cf」のペアが削除されている旨のメッセージが表示されています。「unesary」をタグ「cf」で囲んでタグのペアを復活しましょう。

「次へ」をクリックすると次のメッセージの詳細に進みます↓
メッセージの詳細の検証-タグの検証
「走れメロス」の前にあるタグ「pardst」がなくなっているという意味のメッセージです。これに対応する「Run Melos!」の前にタグ「pardst」を追加しましょう。

「エラー」だけではなく、「情報」に関する詳細も確認できます↓
メッセージの詳細の検証-タグの検証
「余分なスペースがある」という「情報」ですが、アルファベットの流れの中でのスペースなので特に修正する必要はなさそうです。

タグを修正後、再度「タグの検証」を実行、「訳文のみで保存」

「エラー」を一通り解消したら再度「タグの検証」を実行してみます。
まずはメッセージの一覧を削除しましょう。
「すべてのメッセージの削除」をクリックします↓
「すべてのメッセージの削除」
「一括タスク」→「タグの検証」をクリックします↓
「一括タスク」→「タグの検証」
「タグの検証」が完了したら、「レポート」ビューを見てみます。
今度は「エラー」表示が一つもないことがわかります↓
「レポート」ビュー
「エディタ」ビューを確認してみます。
「エディタ」ビュー
「エラー」があった際に原文エリアと訳文エリアの間に出ていた×印も出ていません。うまく解消できたようです。

最後に「別名(訳文のみ)で保存」しましょう↓
「別名(訳文のみ)で保存」
書き出されたファイルが下記になります↓
翻訳対象ファイルEN_Indesign
相互参照や太字、ハイパーリンクもうまく再現できているようです。
なお、相互参照名やルビなどは翻訳者さんではなくInDesign使用者の仕事なので、ここでは気にしないでよさそうです。

以上でございます。
何となく伝わりましたでしょうか。相変わらず我ながら「語彙がすくねえな〜」と、もどかしく思いながら書いております。
「マジ、よくわかんねーよ」っていう方のために、動画をアップしました。併せて参考にしていただければと思います。



少しでも誰かのお役に立てればいいんですが……。






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