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リゴンドーがフリオ・セハを接近戦でKO。コイツ残り時間の少なさを意識してるっぽい。衰え以上に需要が。値打ちこいてる場合じゃない【結果・感想】

ボクシング観戦, 趣味, 雑談 | 2019年6月25日 | タグ: , , ,

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ボクシングイメージ
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2019年6月23日(日本時間24日)、米・ラスベガスで行われたWBC世界S・バンタム級挑戦者決定戦。同級1位フリオ・セハと同級3位ギジェルモ・リゴンドーの一戦は、8R2分59秒TKOでリゴンドーの勝利。7月に行われる王座統一戦レイ・バルガスvs亀田和毅戦の勝者への指名挑戦権を獲得した。
 
 
2019年1月に復帰戦を1RKOで勝利し再び王座戴冠へ動き出したリゴンドー。相手のフリオ・セハは元王者で、ウーゴ・ルイスやアンセルモ・モレノにも勝利した強豪である。
 
 
試合は序盤からリゴンドーが前に出て積極的に腕を振り、セハがそれを真正面から迎えうつ展開。
 
リゴンドーの鋭い左をセハはしっかりガードし、距離を詰めて至近距離でパンチを振るう。
対するリゴンドーも前傾姿勢で待ち構え、セハの突進をボディ打ちで寸断していく。
 
その後も両者にローブローの注意が与えられるなど、リング中央での激しい打ち合いが繰り広げられる。
 
 
迎えた8R。
このラウンドも重点的にボディを打つリゴンドー。
両者ともにローブローで減点を受けるも、リゴンドーは気にせずボディを打ち続ける。
そして、終了間際に一瞬スペースができたところで強烈な左フックをヒット。セハから最初のダウンを奪う。一度は立ち上がったセハだが、ダメージは深くレフェリーが試合をストップ。
 
苦戦しつつもKO勝利を挙げたリゴンドーが、次期指名挑戦権を手に入れた。
 
「那須川天心が亀田興毅を圧倒。だからRIZINはパッキャオを口説いて那須川天心のボクシングデビュー戦の相手を調達しろと」
 

どうしたリゴンドー。お前、いつから接近戦で打ち合うマンになったんだ?

リゴンドーが復帰第2戦をKOで制し、次期指名挑戦権を獲得した。
 
というか、どうしたリゴンドー。
試合間隔詰め過ぎじゃねえか?
 
前戦が2019年1月だろ?
5か月でリングに戻るなんてらしくねえぞ。
最低でも半年は開けないと試合をしちゃダメって決まりがあるんじゃなかったのかよ(ない)。
 
 
そして、どうしたリゴンドー。
いつの間にそんなに接近戦で打ち合うヤツになったんだ?
 
足を止めて頭をくっつけて打ち合い、ローブローの注意も山ほど受けて。
 
これまではダウンすることはあっても、近場の打ち合いで効かされる姿など観たこともなかったのに。
しかも、ポイント的には7R終了時までリードを許していたとか。
 
もっとスマートにスタイリッシュ()に勝つのがお前のポリシーだったんじゃないのか?
何から何までらしくないというか、マジでどうしたリゴンドー。
 
嫌いだけど。
 
「これが井岡一翔じゃゴルァ! って試合だったな。パリクテを10RTKOに下して4階級制覇。今回は厳しいかも? とか言ってスマソ」
 

フリオ・セハがよかったのと、リゴンドーの出来がよくなかった。衰えも若干あるように思える


まさかの接近戦でフリオ・セハに大苦戦したリゴンドーだが、ここからはその理由を適当に考えてみたい。
 
まず、今回はフリオ・セハが普通によかったと思う。
 
初回からどんどん左をぶん回すリゴンドーの圧力に委縮せず、ガードを固めて間合いを詰める。
 
リゴンドー攻略には、近場で連打を浴びせるのが有効だというのは2017年12月にワシル・ロマチェンコが教えてくれた。
セハにはロマチェンコほどの機動力はないが、この階級では屈指のフィジカルと根気強さがある。
 
スタンスを広げて足を踏ん張り、前の足が交差する位置で対峙。
頭を下げてもみ合い、コンパクトなパンチを顔面、ボディにねじ込んでいく。
 
前戦のデルガドはリゴンドーのフルスイングにあっという間に縮み上がったが、フリオ・セハは一味違う。自ら危険地帯に足を踏み入れて腕を振る勇気は文句なしにすばらしかったのではないか。
 
 
そして、もちろんリゴンドーの出来の悪さもあった気がする。
 
前回のデルガド戦の際にも申し上げたが、復帰後のリゴンドーはややバランスを欠いているように見える。
自分の拳の重さに身体が振られるシーンも目立ち、一つ一つの動きにも引っ掛かりを感じる。
 
「リゴンドー復帰戦勝利!! ジョバンニ・デルガドを圧倒して1RKO。コイツいつも復帰してんな」
 
この選手の持ち味は何と言ってもメリハリ。
ロマチェンコやゴロフキンのような淀みない動きとは真逆で、ほとんど溜めを作らず一気に0→100まで出力を上げ、MAXパワーを出せることにある。だが、復帰後はこの部分がやや目減りしたというか、全体的に動きがドロンとしているイメージ。
 
超絶カウンターとボディワークの両立があったからこそ得意な間合いをキープできていたのが、出力が落ちたことでボディワークが機能しなくなり、セハにやすやすと侵入を許した。
 
恐らく膝の柔軟性や下半身の粘りが鈍ってきているのだと思うが、超人リゴンドーにもそういう時期がきつつあるということか。
 
「ネリvsパヤノ。井上尚弥はパヤノに勝ってほしいって? じゃあ僕はあえてネリを応援してみようか。近場での流血戦に期待」
 

自分の残り時間が少ないことに気づいたっぽい。今回躓いたら次はないと思ってそうな…

ただ、もっとも大きな要因は本人の心境の変化にあるのかもしれない。
 
表題の通りなのだが、復帰後のリゴンドーは自分に残された時間が少ないことを意識しつつ、相応の振る舞いを心がけているように思える。
 
従来よりもややスタンスを狭め、前傾姿勢で構える。
開始直後から積極的に左を振り回し、1R目からどんどんKOを狙いにいく。
 
これまでの「チャンスがあれば倒す」「相手に打たせて自分は打たない」スタンスではなく、最初から出力全開で“意識して”倒す。
 
要するに「もう失敗できねえぞ」と思っているのかなと。
反応の鈍りや下半身の衰え云々もあるが、それ以上に需要の部分で。
 
ロマチェンコ戦の敗戦によって「無敗でミステリアスな強者」というブランドも失った。
38歳で19勝1敗の元王者など、実績としてはクソ平凡。
そんなヤツが今までのように「勝てばいいでしょ」と上から目線で値打ちこいているようではお話にならない。
 
その結果、後の先でカウンターを狙うスタイルを捨て、あまり得意ではないインファイトで観客を沸かす方向に路線変更した。
2019年1月の復帰以来、相当な危機感と覚悟を持ってリングに上がっているのかもしれない。
 
遅いけどな!!
 
「村田諒太vsブラント再戦予想。負けたら引退覚悟? 背水の陣で挑む一戦? 勝つにはKOするしかないかなぁ」
 

一瞬の動きや殺傷能力はまだまだ健在。絶望的に華はないけど、努力はめちゃくちゃ感じられる


しかしアレだ。
 
華がない。
毎度思うのだが、この選手には絶望的に華がない
 
どれだけ自分から前に出ても、近場で腕を振っても地味な印象が拭えない。
パッキャオやカネロのように目を引く派手さもなければ、ゴロフキンやロマチェンコのような躍動感もない。
井上尚弥のように、突然結末が訪れるドラマ性もない。
 
つまり、リゴンドーのボクシングには夢がない(失礼極まりねえわw)。
 
まあ、ここに関しては天性のものが大きいので仕方ないとは思うのだが、本人なりの努力が見える分気の毒ではある。
 
「亀田和毅vsレイ・バルガス予想。テンション爆上げだけどキツそう…」
 
実際、今回の試合もいつものスタイルでいけばもっと圧倒できたのでは? とも思う。
 
8Rを観直すと、ラウンド序盤は集中的にボディを打ってセハに下を意識させ、終了間際に突然の左フックでKOしていることがわかる。しかも寸前に左肩でスペースを作り、ほんの少しだけバックステップしてからズドン。
 
こういう瞬時の煌めきはさすがとしか言いようがない。
 
この試合は自ら前に出ることでカウンターの脅威を放棄したが、得意な間合いさえ作ればこんなもん。やや動きが落ちたとは言え殺傷能力は十分残している。
やり方さえ間違わなければ、レイ・バルガスにも亀田和毅にも勝てる可能性は十分あるんじゃないの? という印象である。
 
嫌いだけど。
 
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