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「リスペクト」を便利使いするお前らに言いたいことがある。「マスコミ対応もプロフェッショナルの仕事だ」ってのはお前らマスコミ側が言うことじゃないから。筒香が開花したのは人間性が優れてたからじゃないから

ボクシング観戦, 趣味, 野球観戦, 雑談 | 2017年4月16日 | タグ: , , , ,

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アナログカメライメージ
先日、こんな記事を読んだ。↓
「De筒香が貫くプロ精神。絶不調でもノーコメントなし、“当たり前”を続ける主砲の矜持」
 
2017年シーズンがスタートしたNPB。
横浜DeNAに所属する筒香嘉智は4月14日現在、13試合を終えて打率.256、打点1、本塁打0。ヒットは出ているものの、得点圏の打率が.167と低迷し、期待されている本塁打はいまだ0。打点もわずかに1と不振が続いている。
 
「ダラス・カイケルとかいう88マイルのシンカーをひたすら投げ続けてフライボール・レボリューションに巻き込まれなかった人」
 
先日行われたWBCでも4番を任されるなど、日本を代表する打者となった筒香嘉智。
だが、開幕から勢いに乗れない横浜DeNAベイスターズにとって、彼の打棒復活は早急を擁する状況である。
 
「敗因は実力? 采配? 侍ジャパン敗退。アメリカに準決勝で2-1で敗れて世界一奪還ならず。小久保監督は退任の意向」
 
そんな不振が続く筒香嘉智ではあるが、メディアへの対応は常にいつも通り。嫌な顔をせずに自分の言葉で試合を振り返る姿勢には感心することしきりとのこと。
 
NPBにおいて、チームの主力選手が負けゲームの後にその試合を雄弁に語ることは少ない。ある意味仕方ないこととはいえ、メディア側としてはそこに違和感を覚えることも確かである。
 
MLBでは、メディア対応の講習において「選手がノーコメントを貫くことは許されない」ことを教わる。インタビューを嫌う選手は少なからずいるが、そういった選手は必ずメディアから徹底的に叩かれる。
 
そういった事情を踏まえると、調子が悪くてもメディア対応を怠らない筒香嘉智の姿勢にはプロフェッショナルを感じるし、リスペクトするべき存在であることがわかる。
 
概ねこのような内容の記事である。
 
「亀田興毅が政令指定都市13個分の視聴数動員ww 「俺に勝ったら1000万円」企画の視聴数が1300万ってどうかしてるぜww」
 

全然刺さらない「プロフェッショナルな筒香の姿勢」。この記者の記事ってこんなの多いんだよね

筒香のプロ精神について。
この記事はYahoo! Japanにも転載されていたので、目にした方も多いと思う。
 
「阪神CS進出決定(予定)!! 1stステージで当たるのはDeNAと巨人どっちがいい? 2位と3位フィニッシュどっちがいい?」
 
そして、僕がこの記事を読んで思った率直な感想は、
 
「クソ記事やな」
 
いつも申し上げているように僕は野球観戦が好きである。
野球関連の記事を読むのも好きで、試合の次の日にはいろいろな記事を読み漁ることが日課となっている。
 
「2017年阪神優勝の可能性は? 阪神ってどんなチーム? どの部分を改善すればいいの」
 
もちろんこの記者の記事を目にすることもあったのだが、「いまいち響かないな」と常々思っていた。
 
精神的な部分や人間性についての描写が多く、そちら側の話にあまり関心がない僕にはテンションの上がるものでなかったというのが主な理由である。
 
これも常々申し上げているのだが、僕はスポーツ選手の人間性にはほとんど興味がない
 
「亀田和毅日本復帰!! また亀田の試合が観られるぞ。協栄ジム所属でライセンス申請。エルメヒカニートが日本で躍動」
 
プライベートでどれだけクズだろうが、実際の試合で結果を出してくれればそれで十分。犯罪さえ犯さなければ何でもいい。
 
「人間性がダメなヤツは成功しない」などというのは詭弁中の詭弁。
クズでもゴミでも競技の才能があれば成功するし、いくら聖人君子だろうが才能がなければスポーツ選手としては何の意味もない。
 
もちろん人間性が伴うにこしたことはないが、その部分ばかりを強調されてもしょーもない。
僕が知りたいのは筒香嘉智という打者のすごさや不調の原因。メディアの対応がどうとかではなく、もっと技術的な話を聞いてこい。
 
なので、この記者の書く文章は本当に琴線に触れるものがないなと思っていた次第である。
 

マスコミの傲慢さが全面に感じられる記事。メディア対応が選手の義務? それは君らが言うことじゃない


そして、僕がこの記事を「クソ記事」だと思う一番の理由は、この記者を始めとするマスコミの傲慢さ
 
「調子の悪いときの選手の心情は察するが、メディア対応をおざなりにする姿勢に違和感を覚える。なぜならチームの主力選手にはそれなりの義務があるから。スーパースターの言葉は野球界にとって重いのだ」
 
うん。
それは君たちが言うことじゃない。
 
まるで選手がインタビューに答えるのが当たり前であるかのような言い草。
 
何だ違和感って?
何だ義務って?
 
野球選手の義務はグランドで結果を残すことだろ。
おかしなことを言ってんじゃねえぞ。
 
「中日が松坂大輔さんを獲得しなくてはならない理由。日本球界の功労者に対する敬意が足らんよ敬意が」
 
かつてニューヨーク・メッツに所属し、グッドガイ賞を受賞した吉井理人によると、
「MLBでは入団時にメディア対応の講習がある」とのこと。
うん、これはわかる。
 
そこで「試合後にプレーに対して話すところまでが選手の仕事」と言われたという。
ほほう、なるほどね。
 
「田中マー君快投!! フライボール・レボリューションへの対抗策? 2シームを減らしてスライダーとカッター、カーブを増やす?」
 
「調子が悪かったときに『コメントはありません』と答えるのは仕事を放棄しているようなもの」
厳しいですね。まさにプロフェッショナルだわ。
 
吉井理人さすがである。
確かにグッドガイ賞を受賞するだけのことはある。
 
それを受けてのこの記者。
「MLBにもインタビューを受けない人は当然いる」
まあそうでしょうね。
うん、ここまではいい。
 
「そうした選手は徹底的にメディアから叩かれる」
「相互にプロとしての意識があるから」
これが何を言っているのかわからない。
 
「巨人高橋由伸監督辞任←同情の声多数。阪神金本監督続投←批判多数。そんなにおかしいかね? 仕方ないと思うんだが」
 
取材嫌いの選手をメディアが叩くのは、相互がプロフェッショナルとしての姿勢を認め合っているからだって?
すげえ傲慢な話だな。
 
自分たちが相手にされなかった人間を叩く理由を、それっぽい言葉で正当化しているだけじゃないの?
フラれた腹いせに相手の風評を流す器の小さい人間そのまんまじゃんか。
 
そういう傲慢なスタンスだから、選手がSNSなどで直接自分の言葉を発するようになるんじゃないの?
 
「清原逮捕に対する中畑清の発言に納得がいかない件」
 
以前中日の監督時代の落合が、その日に起こったプレーについて「君たちに話しても仕方ないことだ」とコメントして批判されていたが、要はそういうことなんじゃないの?
 
「後楽園ホールのボクシング興行とかいう客入りガラッガラのスポーツイベント。ボクシングはテレビで観るべき理由」
 

開幕からの筒香の不振は「右足の開き」。つま先がライト側に向き過ぎている

ちなみにだが、僕が思う筒香の不振の原因は「右足の開き」。
 
左打者の筒香にとっての投手側の右足が、コンタクト時に開き過ぎるためバットの軌道がぶれてしまう。おかげで外の変化球についていけず、打球が上がらない。
筒香のスイングの瞬間を見ると、右足のつま先がライト側に向き過ぎているのがわかると思う。結果を出そうとし過ぎて力む際に顔を出す、この選手の悪癖である。
 
その他、始動が遅く無理やりスピードボールに合わせようとしているために身体が開くとおっしゃる方もいて、今の筒香が結果が欲しい気持ちが強過ぎて力んでいることは間違いなさそうである。
 
「小久保が侍ジャパン史上最高の有能監督な件について。WBCで世界一を目指す日本野球にふさわしい」
 
もうおわかりだと思うが、僕が聞きたいのはこういった話である。
メディア対応がどうだとか、監督が筒香の姿勢をリスペクトしているだとかの話には正直興味がない。
 

広島カープの九里亜蓮が急成長。その要因は黒田さんとの絆なんだってさ。そんなわけねえだろってね

先日、某スポーツニュースにおいて広島カープの九里亜蓮の特集が放送されていた。
 
今シーズンの九里亜蓮はここまで2試合に先発して防御率2.08、2勝と上々の滑り出しを見せている。敗戦処理がせいぜいだった昨年までとは打って変わり、引退した黒田博樹の穴を埋める活躍を期待させるピッチング内容である。
 
主な要因としてはスライダーの高速化と、2シームの精度アップ。途中まではストレートの軌道で、打者の手元で微妙に変化させるピッチングを身につけたことにある。
 
右打者の外角にはストレートと高速スライダー、左打者の外角にはストレートと2シーム。左右どちらの打者に対しても高速のブレ球を駆使することでゴロを量産する。いわゆる黒田博樹が持ち込んだMLB仕様のピッチングである。
 
「黒田200勝(まだ)、広島カープ優勝(する?)、引退(しない?)を受けて、黒田博樹の現状を考える(球種、球速)」
 
そして、インタビューで九里本人が「黒田さんのピッチングスタイルが僕の理想」と言っていることからもそれは明白だった。
 
だが、特集ではその部分にまったく触れもしないのである。九里の人間性の話ばかりに終始し、挙げ句の果てに無能インタビュアーが「黒田さんの言葉で印象に残っていることは何ですか」などと聞く始末。
 
昨シーズンから大幅に向上した九里亜蓮のピッチング内容にはいっさい興味を示さず、黒田との絆や人間性やリスペクトの部分ばかりにスポットを当てるのである。
 
「三浦大輔と黒田博樹の引退があまりにも見事で、FA移籍と生え抜きへの考えが揺らぎそうになった件」
 
いや、マジで話にならない。
そんな黒田の言葉の一つや二つでレベルアップしてたまるか。
九里亜蓮が2年間で黒田の投球術を参考にし、徐々に自分のものにしていった過程。リスペクトどうこうや絆云々を言いたいなら、そういった九里の努力に注目すべきではないのか。
 
件の筒香の記事でも、
「ラミレス監督の言葉からは筒香へのリスペクトが感じられる」
「どれだけ成績が上がらなくても指揮官は彼の姿勢を称え続けるはず」
とのこと。
 
いや、んなわけあるかww
結果が出ないのに称えるなよ。
プロってのは結果を出してナンボだろ?
 
もう一度言うが、プロスポーツにおいて才能のない聖人君子などはまったくの無意味である。
 
「阪神補強はよせいや!! 優勝する気ないんか? さっさと金使え!! ジャブジャブ金使って右の大砲獲ってこいや」
 

しかしマジで「リスペクト」を便利使いするよな。本当にリスペクトするべきは人間性ではなく、選手の出した結果とその過程に対してじゃないの?

こういう記事を読んでいつも思うのは、「リスペクト」を便利使いする人間が本当に多いということ。
しかも、その選手の人間性を賞賛するための便利使い。
 
件の記事も「筒香のプロフェッショナルな姿勢こそが彼を日本球界最高の打者へと向かわせた」という言葉で締められているのだが、はっきり言ってそんなはずがない
 
「藤浪イップスってマジか…。復帰登板で5回途中7安打7四死球3失点KO。2017年阪神終焉? NPB史上屈指の才能がががが」
 
筒香が日本を代表する打者になったのは彼にそれだけの才能があったからで、なおかつその才能を開花させるための努力をしたからである。
 
具体的には2015年オフにドミニカのウィンターリーグに参加し、高速で動く球に対抗するためにテイクバックに工夫を加えたから。テイクバックを小さして始動を早めたことで、スピードボールに遅れないスイングを身につけたから。
 
決して筒香の人間性が優れているから成績が向上したわけではない。努力に裏打ちされた根拠がしっかりと存在するのである。
 
そして、本来リスペクトするべきはその努力や残した結果に対してであって、間違っても本人の人間性に対してのものではない。
 
「メインの前に帰るな、予備カードを観ていけとかいう暴論。選手のチケット手売りとかいう最悪の慣習」
 

檻の中と外を出入りしているメイウェザーは世界一お金を稼ぐスポーツ選手でした。これがすべての答えです

以前「武道は人間性を高める効果があるという主張は詭弁」だというのが僕の考えだと申し上げたことがある。
 
「武の道を突き進むことは、同時に人格形成にも役立つ」←これはどう考えても詭弁。強かろうが弱かろうがクズはクズだし、強くて人間的に優れた人がいたとしたら、それは武道のおかげじゃない。ただ単に「いい人が武道をやっていただけ」。
 
「みんな範馬勇次郎になりたいんだよ。護身? 礼に始まり、礼に終わる? んなわきゃねーだろ」
 
世界一稼ぐスポーツ選手として知られるボクシング元5階級制覇王者であるフロイド・メイウェザー。
マニー・パッキャオとの世紀の一戦が両者合わせて300億以上のファイトマネーを生み出したことでも話題になったが、あの選手がプライベートでは檻の中とシャバを行ったり来たりしていることが、スポーツ選手の実績が人間性とは無関係という何よりの証明である。
 
「今さらメイウェザーとパッキャオを語る。アルバレスvsカーン戦を観て、この2人が唯一無二の存在だった」
 
それを勘違いして「リスペクト」を便利使いしているうちに、「メディア対応を怠るスポーツ選手を徹底的に叩くのはプロフェッショナルゆえ」などという思い上がった思考にたどり着くのだろう。まったくもって話にならない。
 
「中日ディロン・ジー獲得だっはー!! 先発不足のチームの救世主となるか。2018年の成績を予想してみる」
 
まあでも、スポーツ選手に人間性を要求する人が多いことも確かだからな。
需要と供給の関係を考えると、ある程度仕方ないのかもしれないね。
 
それにしても、この記事はクソだけど。
 

 

 

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