社長? そんな肩書きに興味ないんだよね。からの→?

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できることをやってみましょうということで、ここのサイトに登録してみたところまでお伝えしました。 まあ、そこまで劇的な効果があるとは思えないけど、やらないよりはいいだろうと。そんな感じで気楽に登録してみた次第です。タダだしね。 んで、その次の日くらいでしょうか。 ちょうど休日だったんで、昼過ぎまでグースカ寝坊てたんですけども。 プルルルル……。 プルルルル……。 電話が鳴ってるんですよ。 入れたばっかりの電話が。 入れたばっかりだからほぼ誰も知らないはずの電話が。 何? 電話だと!? 瞬間目が覚めまして。ええ。 やっぱり期待するじゃないですか。 こんなにすぐ反響があるなんて思ってないわけですから。 で、案の定小心者としてはね。さっそく手が震え出すわけですよ。 その手をもう片方の手で抑えてね。受話器をとりました。 「も、もしもし?」 「もしもし、Frentopiaさんでよろしいでしょうか」 「あ、はい、そうです。Frentopia佐藤です」 おお、これ完全に問い合わせだよ。 心の臓がバックバクですよ。 「え〜、突然のお電話ですみません。ワタクシ○○新聞の広報を担当しております××と申します」 「え、あ、はい」 ん? 新聞? 広報? 「このたび月曜日に発売される我が社の新聞の広告欄にですね。急遽空きが出まして。そこに御社の広告を出しませんかということでお電話差し上げております」 「は、はあ」 んだよ〜、営業電話かよ。 どうやらここ見てかけてきたっぽいな。 あっという間に興味が失せる。 でもあのサイトも一応人目に触れてはいるようである。 「弊社の○○新聞ですが、東海地方ではそこそこの知名度がありまして。なおかつ広告面も1ページの上半分と、なかなか目立つ場所に掲載させていただく予定でございます」 「なるほど」 「なおかつ今回に限りまして急なご提案ということでしたので、格安にてご提供させていただく予定でして」 「はあ、格安で……」 「それでこれを機にですね。佐藤社長の事業を東海地方にも拡大するきっかけとしていただけたらと思い、ご連絡させていただいております」 !? 今何つった? お? 社長っつったか? ん? 秒速でテンションが上がる。 おいおい、俺社長らしいぞ? マジかよおい。 すげえ響きだなおい。社長とか。 誰だよそういうの興味ねえとかカッコつけてたヤツ。 俺だけど。 いひゃひゃひゃひゃひゃ!! 「もしもし? ご検討いただけてますでしょうか?」 「ああ、すみません。で、格安というのはおいくらになるんでしょうか? 後掲載される期間は?」 「はい、今回格安料金ということで。1ページの半分のスペースを3日間掲載させていただきまして6万円となっております」 ないわ〜。