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映画「ライオン・キング」感想。荒んだらディズニー映画ってそれ基本だから。ハクナ・マタタ。世界が後ろを向いたらお前も後ろを向け

映画・マンガ・ドラマ, 趣味, 雑談 | 2019年8月13日 | タグ: , ,

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サバンナイメージ
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映画「ライオン・キング」を観た。
 
〜〜〜〜〜
 
「ライオン・キング」(2019年)
 
動物の王国プライド・ランドの王ムファサとサラビの間に、未来の王・シンバが誕生した。
そして、お披露目の儀式には多くの動物たちが集結し、王子誕生が盛大に祝われた。
 
だが、ムファサの弟スカーは儀式を無断で欠席し、そのことをムファサに咎められる。おざなりの謝罪の言葉を発するスカーだが、ムファサへの尊敬がないのは火を見るよりも明らかだった。
 
ある日、シンバのもとに現れたスカーは立ち入り禁止区域である「ゾウの墓場」について“うっかり”口を滑らせてしまう。
 
 
「あそこへは行くな」とスカーに忠告されたシンバだが、いてもたってもいられず「ゾウの墓場」へと向かうことに。
 
お目付役のザズーの目を盗み、とうとう「ゾウの墓場」へとたどり着いたシンバと幼馴染のナラ。
だが「ゾウの墓場」のジメジメとした空気、ただならぬ雰囲気にナラは怖気付き、シンバに「早く帰ろう」と声をかける。
 
しかし調子に乗ったシンバはナラの言葉に耳を貸さない。
自らの「勇敢さ」を見せつけるために洞穴に向かって大声を出すのだった。
 
すると突然、シンバの前に1匹のハイエナが。
 
シンバの姿を見てニヤリと笑うハイエナ。
思わず後ずさるシンバだが、すでに背後からも無数のハイエナが姿を現し、シンバとナラを囲んでしまう。
 
 
「ゾウの墓場」と呼ばれるそこは、実はハイエナの住処。
つまり、これはシンバをハイエナに襲わせるためにスカーが仕向けた策略だったのである。
 
 
ハイエナたちの隙を見て、シンバとナラは大急ぎで逃げ出す。
小さな穴を抜け、全力で走る2匹。だが、ハイエナのリーダー・シェンジに行く手を阻まれ……。
 
〜〜〜〜〜
 

 

 

「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」で負った傷を癒すには? ディズニー映画があるじゃない

先日「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」を映画館で観たのだが、申し上げたように残ったものは圧倒的な“虚無”
監督? 脚本家? のしょーもない機転()により、予想以上の精神的ダメージを負ってしまった。
 
「ドラゴンクエストユア・ストーリー感想。気になる人は絶対に観るべき。間違いなくドラクエ5がやりたくなる」
 
正直、このダメージを抱えたまま私生活を送るのはあまりにキツい。
2019年11月に「ターミネーター:ニュー・フェイト」が公開されるが、果たしてそこまで待てるだろうか。
 
いや無理。
とてもじゃないが、こんな状態で残り2ヶ月半など耐えられるわけがない。
 
試しにロードワークや筋トレなどで身体を動かしてみたものの、どうもしっくりこない。
 
Amazonビデオがやたらと推してくる「言の葉の庭」を観てみたが、いや、ちょっと違う。

確かにおもしろい作品ではあったが、そういうことじゃねえんだわ。
とりあえず今の僕に新海誠は必要ない。
 
未視聴だが、「秒速5センチメートル」も似たような感じなんだっけ?

 
いや、もう勘弁してくれ。
 
他にないか?
何かないか?
僕の胸に空いた穴を塞いでくれるヤツ。
 
 
って、そうだ!!
あるじゃねえか!!
 
困ったときの定番が。
必ずハッピーエンドを提供してくれるアイツが。
安心安定の「ディズニー映画」が。
 
「破天荒ボクサー」のモヤモヤ感を「リアル・スティール」で払拭したように。
どんな困難が起きようと、どれだけ不幸に見舞われようと。
最後の最後に全員が笑顔になれるのがディズニー映画の醍醐味。
 
「映画「リアル・スティール」を全力で人におススメする理由。親子愛、恋人、格闘技、ロボット…。ロマンの塊、近未来版ロッキーの躍動」
 
自称“頭のいいヤツ”が考えた会心のアイディア()もない。
“リアリティ”と称したバッドエンドでもない。
 
「ディズニー映画」こそが「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」で傷ついた僕の心を癒してくれるもの。
 
そうだ。映画館、行こう。
 
そんな感じで、映画「ライオン・キング」を観るために、中1日で同じ映画館を訪れるという暴挙に出た次第である。
 

構成は2016年「ジャングル・ブック」と同じ。主要キャラの役割分担も似ている


だいぶ前置きが長くなったが、具体的な感想を。
 
まず今回の「ライオン・キング」は、2016年の「ジャングル・ブック」と基本的な構成は同じ。

 
一頭の無法者の策略によって一族が危険にさらされ、息子である主人公が群れから追い出される。
 
絶望に打ちひしがれる中、偶然出会ったはみ出し者に命を救われる主人公。そして、彼らの自由な生き方に徐々に魅力を感じていく。
 
 
はみ出し者同士で自由気ままに生きる主人公だが、心のどこかで故郷を思う気持ちも捨てきれない。
 
そんなある日。
一族の危機を知り、主人公は故郷へ帰る決心を固める。自らの誇りを胸に無法者の前に立ちはだかるという流れ。
 
「映画「ジャングル・ブック」感想。バルーとモーグリの大冒険。ちょっとだけバギーラ」
 
「ライオン・キング」の主人公シンバは「ジャングル・ブック」で言うところのモーグリ。
 
それ以外にも、
ミーアキャットのティモン&イボイノシシのプンバァ→クマのバルー。
ライオンの王ムファサ→オオカミのリーダー・アキーラ。
ライオンの王女サラビ→母オオカミのラクシャ。
ヒヒのラフィキ→ニシキヘビのカー。
弟ライオン・スカー→トラのシア・カーン
 
細かい部分での差異はあるが、だいたいこんな感じ。両作を比べると概ね似たような役割分担に落ち着いていることがわかる。この点だけでも「ライオン・キング」からは凄まじい安心感が漂ってくる。
 

キャラクターを最小限に絞ったのがよかった。シンプルな物語にしたおかげで感情移入もしやすい

そして、個人的に今作がうまいと思った部分は、登場キャラクターを絞ったところ
 
オオカミに育てられた人間を主人公に据え、師匠にクロヒョウ、指南役にクマ、案内役としてニシキヘビを配置し、中ボスにギガントピテクス、ラスボスにトラを配したのが2016年の「ジャングル・ブック」。
 
作品自体はおもしろかったが、正直主要キャラクターの関係が複雑すぎて若干目移りしやすい。
 
それに対し、今回の「ライオン・キング」は基本的にスカー&ハイエナ部隊vsライオン一族の戦いのみ。
 
前半で少年時代のクソ生意気なシンバを描き、中盤ではティモン&プンバァ&シンバのトリオで過ごすほのぼのタイム。そして、後半からラストにかけてシンバが王のプライドを取り戻し、スカーの支配から一族を救うクライマックスに向かう。
 
シンプルかつ単純明快で、キャラクター同士の相関図もわかりやすい。また、その分ライオン側に感情移入がしやすく、シンバが一族の王に返り咲くラストには心の底から感動できる。
 
最初に申し上げた通り、「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」で荒んだ心を癒すには最適の作品であるww
 
「ターミネーター:ニュー・フェイトで俺たちのサラ・コナーが帰ってくるぞw これは期待していいのか? 28年ぶりの正当な続編」
 

中盤の自由気ままなシンバが一番好きかな。「世界が後ろを向いたらお前も後ろを向け」って落ち込んだときの至言だよね


ただ本音を申し上げると、僕は中盤の自由気ままなシンバが一番好きだったりする。
 
いずれ王となる自分を過剰に誇るクソガキ時代もいいし、クライマックスで一族の誇りを取り戻す姿も悪くない。
 
だが、ティモンとプンバァに命を助けられ、「過去の悩みは捨てちゃえよ」「それが幸せになる秘訣」と励まされるパートは文句なしにすばらしかった。

 
うん、そうなんだよな。
悲しみに打ちひしがれ、生きる気力すらも失ったシンバにとって、彼らの言葉はあまりに絶妙すぎた。
 
「クヨクヨしても仕方ない」
「過去は変えられないけど、未来は変えられる」
あの状況でこんなことを言われたらね。
そりゃあなた。問答無用で救われるに決まってる。
 
「世界が後ろを向いたら、お前も後ろを向けばいい」
「ハクナ・マタタ。常に前向きに生きりゃいい」
だっけ?
 
たまらんですよね。
少なくとも「歴代の王が空から見守っている」とかいう戯言よりもよっぽど生きる活力が湧くでしょと。
 
「映画「ヴェノム」感想。陰キャラぼっちがクラスのリア充に挑む。原作を知らずに観るとまあまあの置いてきぼりを食うから気をつけろ」
 
しかも、ラストバトルでは馬鹿にされたことにキレたプンバァがハイエナの群れを蹴散らすというね。僕自身、あのシーンでホロっと泣きそうになったことは内緒であるww
 
そういう意味で、今作におけるMVPは文句なしでティモンとプンバァだと断言させていただく。
 

卑屈な脇役キャラのスカーも嫌いじゃない。一時的に天下を取ったことも痛快だった

ついでに言うと、本作のラスボスであるスカーのことも僕はそこまで嫌いではない。
 
計算高く卑屈で陰険。
狡猾な方法でシンバとムファサを陥れて王座を奪うが、自らの地位を脅かす存在には必要以上に神経質。保身を第一に考え、常にムファサの影に怯える小心者。
 
何と言うか、サイコーであるww
生まれながらにしての日陰者というか、こういう卑屈な脇役キャラは個人的にめちゃくちゃ好み。
 
「はじめの一歩」で言えば沢村竜平。
「ちびまる子ちゃん」で言えば永沢君。
 
ああいう「器じゃない」ヤツがリーダーになると組織はロクなことにならない。その典型的な例が今回の「ライオン・キング」と言えるのではないか。
 
「「はじめの一歩」が酷すぎる。マンガ史に残る汚点。まさか井上尚弥の試合を丸パクリするとは…」
 
そして、卑屈キャラ大好き人間としては、一時的とはいえこういうタイプが主役を食った事実が痛快で仕方ない。割とガチで、あのままスカーの天下が続いてもよかったくらいに。
 
 
まあ、こんなことを考えている時点で僕自身が“卑屈な脇役キャラ”まっしぐらなわけだがww
 
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