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レミュー左フック一閃!! スティーブンスがスヤッスヤ。マザーの胸で安らかに眠れ。ひげ面の勇者が担架の上で十字を切る【結果・感想】

ボクシング観戦, 趣味, 雑談 | 2017年4月18日 | タグ: , , ,

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ニューヨーク風景イメージ
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2017年3月11日(日本時間12日)に米・ニューヨーク州で、WBC世界ミドル級4位デビッド・レミューvsIBF世界同級5位カーティス・スティーブンスの一戦が行われ、レミューが3R1分59秒でKO勝利を収めた。
 
ミドル級のトップファイター同士の対決となったこの試合、初回から激しい打ち合いによるペース争いが繰り広げられたが、各局面でパワーに勝るレミューがスティーブンスを圧倒。再三にわたってロープに追い詰め、得意のラッシュを浴びせる。
 
そして3R。
コーナーを背にしたスティーブンスに襲いかかるレミュー。
スティーブンスは反撃の左フックを放つが、同時に放ったレミューの左フックが一瞬早くスティーブンスのアゴにヒット。
空中で気を失ったスティーブンスはそのまま仰向けにダウンし、ピクリとも動けず。
駆け寄ったレフェリーがすぐに両手を交差し、そのまま試合を終了する。
 
ともに最強王者ゲンナジー・ゴロフキンに敗れた選手同士のサバイバルマッチとなった試合だが、トップ戦線に踏みとどまったのはデビッド・レミュー。
果たしてこの先、再び王者に返り咲くことはできるだろうか。
 
「ジェイソン・クイッグリーvsトレアノ・ジョンソン感想。村田諒太vsクイッグリー戦を画策した帝拳のスカウティング能力さすが」
 

インファイター同士の白熱の打ち合い。サバイバルを勝ち抜いたのはデビッド・レミュー。スティーブンスよ、安らかに眠れww

ミドル級トップランカー同士の対決となったレミューvsスティーブンス。
生き残りをかけたサバイバルマッチの様相を呈した一戦だったが、結果はレミューの3RKO。それも左フック1発での失神という衝撃的な結末である。
 
僕自身、この試合はすでに視聴済みで、もちろん結果も知っていた。
だが、WOWOWエキサイトマッチでのO.A.を観たところ、改めてすごい試合だったなと思った次第である。
 
ともにパワー系のインファイター。
そしてゴロフキンとの対戦経験がある両者。
期待にたがわぬ激戦の末、パワフルなレミューがアホみたいなカウンターでスティーブンスをねじ伏せた試合というヤツである。
 
レミューの左フックを被弾してスヤッスヤのスティーブンスもさることながら、それを涙目で見つめるマザー・カーティス。さらに担架の上で十字を切るようにマザーの問いかけに答えるスティーブンス。
いろいろなものがドラマチックで、なおかつ包み込むような母性を感じさせる光景だった(どないやねん)。
 
なお、この試合に勝利してサバイバルに生き残ったレミューにはこの先どんなルートが用意されているのだろうか。この選手はデラホーヤのお気に入りだったはずなので、そこまで雑な扱いは受けないと思うのだが。
 
個人的な意見としては、5月20日の村田vsエンダム(ヌジカム)戦の勝者に挑戦してもらいたい。
 
いや、でもそうするとヌジカム(エンダム)vsレミューVol.2になっちゃうのか。それなら村田vsレミューがいいな。やっぱり村田がんばれ。
 

レミューのパワーはやっぱりすごい。ゴロフキンには通用しなかったが、両拳の破壊力は相変わらず


前置きが長くなったが、試合の感想を。
 
レミューのパワーすげえな。
 
何だかんだでこれに尽きると思う。
あの大砲のような両拳。
それを躊躇なく振り回す思い切りのよさ。
バカ正直な猪突猛進型のレミューだが、パワフルな突進力と図抜けた腕力はやはり魅力である。
 
動き出しの力みやガードのヌルさ、打ち終わりに無防備に顔面を晒すなど、全体的な粗さはこれまで通り。
若干位置取りを意識するようになったのかな? という印象は受けたが、正直僕にはよくわからなかった。
 
2015年のゴロフキン戦ではこれらの欠点をモロに突かれて完敗を喫したわけだが、それでも腕を思い切り振り回せる距離では無類の強さを発揮する選手である。
 
今回の試合もインファイター同士の打ち合いということで、レミューのパワーが目いっぱい活かされた展開だったように思う。
 
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ボクサーとしてのレベルはスティーブンスの方が上。でも、やっぱりこの階級だと身体が小さいような……

対するスティーブンス。
この選手は前から思っていたのだが、ミドル級にしては身体が小さ過ぎる気がする。
Boxrecによると身長170cm。レミューが177cm、ゴロフキンが179cmということを考えると、ミドル級でやるにはフィジカル的なハンディが大きいような。
 
一応申し上げておくと、スティーブンスはボクサーとしてはかなりいい選手だと思っている。
堅いガードにスムーズなコンビネーション。
相手の攻撃を受けると同時に反撃する攻防兼備のスタイル。
さらに、身体を振りつつ追い詰めるポジショニング。自分の肩を相手にぶつけながらアングルを変え、いつの間にかコーナーに追い込むスタイルはまさしく生粋のインファイター。
 
ただ、いかんせん身体が小さいために、トップ級との対戦ではどうしてもパワー負けしてしまう。
今回の試合でも、たびたびレミューをコーナーに追い詰めて内側からパンチをねじ込んでいたが、そのたびにフィジカルで強引に押し返されるシーンが散見された。
 
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いくらスティーブンスが工夫しても、レミューのパワーでチャラにされてしまう。どうしようもないフィジカルの差

繰り返しになるが、スティーブンスはボクサーとしてのレベルは高い方だと思う。同じファイターといっても、真正面からフルスイングするスタイルのレミューとは明らかに一線を画している。
 
それでも、埋められないほどのフィジカル差というのはどう考えてもキツい。
レミューのズルズルのガードの内側からコンパクトなパンチを懸命に打ち込むのだが、いまいちたじろがせることができない。そして、レミューの右フックをガードしただけで身体ごと流れてしまう。
 
確かに今回のレミューはパンチに強弱をつけたり、意識的にガードの内側を打ったりという工夫が見られた。これはゴロフキンに完敗してから成長した部分なのだろう。
だが、全弾フルスイングの猪突猛進型というスタイルに変わりはなく、パワー一辺倒のイメージはこれまでと大差ない。
 
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それを踏まえた上で、両者の間に存在するパワーの壁。
スティーブンスは防御に追われ、反撃のためにガードを下ろす暇がない。
サウスポーの技巧派パトリック・テシェイラやS・ウェルター級上がりのジェームス・デラロサが相手なら何とでもなるが、トップ級との対戦ではどうしてもフィジカル負けしてしまう。
 
この際、思い切ってS・ウェルター級に下げるというのも一つの手かもしれない。
 

スティーブンスがスヤッスヤの3R。でも、試合のペースを握っていたのは実はスティーブンスだった

「リング外に身体を半分出しながら安らかに眠るスティーブンス」というショッキングな結末を迎えたこの試合。
 
だが、勝負を決した3Rでペースを握っていたのは、実はスティーブンスの方である。
 
このラウンド、恐らくスティーブンスはレミューの動き出しのタイミングを掴んでいた。
開始30秒過ぎにスティーブンスの左がガードの真ん中を突き抜け、レミューがガクッと膝を落とすシーンがあったと思う。あれはゴロフキンがレミューの動き出しを狙いまくって完封したパンチそのものである。
 
さらに、レミューの打ち終わりにフックを的確にヒットし後退させる。ロープを背負わせ、左右にシフトチェンジしながらフックを叩き込む。完全にスティーブンスの必勝パターンに入りかけていたラウンドと言っていい。
 
だが、ここでも響いたのがパワーの差。
ラウンド中盤以降、レミューのパンチをガードしているうちにスティーブンスは手が出せなくなり、徐々に下がらされてしまう。
 
それでもL字気味のリラックスした構えでカウンターを狙うのだが、最終的にはこれが裏目に出てしまった。
 
レミューのパンチを警戒しつつ、じわじわと後退するスティーブンス。
ロープを背負った状況でレミューの右をガードの外側から被弾。これは当たりが浅く、体勢を崩さずに持ちこたえる。
そして、打ち終わりのタイミングで左のカウンターをねじ込む。
 
だが、一瞬早くレミューの返しの左がスティーブンスのアゴにヒット!!
軌道がコンパクトだった分、レミューの方が先に到達した感じか。
 
死角からのパンチによって空中で気を失ったスティーブンス。どっさりと仰向けに倒れ込み、そのまま微動だにせず熟睡モードへ……。
 
3R1分59秒、デビッド・レミューの衝撃的なKO勝利である。
 
 
しかし、本当に目の覚める試合だった。
特に1つ前のガンボアの試合がクソほど眠かったので、その分も含めて。
 
というか、ガンボアもいよいよキツいな。
前戦からだいぶガタはきてたが、この試合ではさらに劣化が進んだように見えた。
階級も合っていないようだし、今後を考えるとかなり手詰まりな雰囲気か。
 
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もういっそのこと、大田区総合体育館で内山高志の相手をすればいいよ。
ないと思うけど。
 
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