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【感想】ジュラシック・ワールド。玉木宏が元カノ(ちょっと歳のいった)とヨリを戻すお話。遺伝子操作の狂科学が生み出した殺戮マシーン【映画】

映画・マンガ・ドラマ, 趣味, 雑談 | 2017年1月10日 | タグ: , , ,

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ハワイジュラシック・ワールドイメージ
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映画「ジュラシック・ワールド」を観た。

〜〜〜〜〜

ジュラシック・ワールド(2015年)

大混乱を引き起こした「ジュラシック・パーク」から22年。
故ジョン・ハモンドの夢見たジュラシック・パークは「ジュラシック・ワールド」として甦り、連日2万人の来場者を集める巨大パークとして大成功を収めていた。

だが、パークの運営者クレアとオーナーのサイモンはパークのさらなる目玉となる恐竜を求め、複数の恐竜の遺伝子を操作して新種の恐竜インドミナス・レックスを作り出す。

クレアはこの恐竜を飼育する防壁について、ヴェラキラプトルの調教係を勤めるオーウェンに相談を持ちかける。

だが、オーウェンはそもそもインドミナス・レックスの危険性を強く主張し、パークの繁栄を第一に考えるクレアと真っ向から対立してしまう。

そして、しぶしぶインドミナス・レックスの飼育エリアに足を運んだオーウェンだが、そこにインドミナス・レックスの姿はない。

高度な知能と巧みな作戦で人間を出し抜き、飼育エリアの外に飛び出したインドミナス・レックスはパークを大混乱に陥れる。パークに遊びにきていたクレアの甥ザックとグレイの身にも危険が迫る。

パーク内に置き去りにされたザックとクレイは、史上最悪の殺戮マシーン、インドミナス・レックスの恐怖から逃れることができるか。

恐竜映画の金字塔「ジュラシック・パーク」シリーズの第4作である。

〜〜〜〜〜



20数年振りの「ジュラシック・パーク」シリーズ新作。感想は「まあまあ」。時間がある日曜日に観る分にはいい映画だと思うよ

「ジュラシック・ワールド」。
全世界の度肝を抜いた「ジュラシック・パーク」から22年後を描いた話である。

「「ジュラシック・パーク」は壮大な人間観察を記した資料映像だった? 主要人物が全員イラつくってすごくないっすか?」

例によって、最初にこの映画の率直な感想を。
「まあまあ」

はい。
自分で言うのもなんだが、これがもっとも無難かつ的確な感想ではないだろうか。

多くの映画レビューサイトや王手通販サイトの感想を読んでも、概ね3.5〜3.7前後と可もなく不可もなく。マジでそんな感じの評価を受けている映画である。

これは以前記事にした「ターミネーター:新起動/ジェネシス」の感想にも共通するのだが、「つまらなくはないけど、自分から進んで観に行くほどではない」という類の映画である。

「ターミネーター:新起動/ジェニシスの感想【スーパー久しぶりの一人映画館】」

「日曜日の夕方にたまたまテレビをつけたらやっていたので、ボーッと観てたら思ったよりも楽しめた」

「ターミネーター:新起動/ジェネシス」同様、マジでそんな感じの映画だと思う。


ちなみにだが、取っつきやすさわかりやすさという面ではこの映画は間違いなく満点である。

逆に、映画鑑賞に意味を見出したいという精神状態で観たらダメだと思う。
たとえば戦争や地震など、重たいテーマに絡めたメッセージ性の強いストーリーを求めている方は、この映画に手を出すべきではないと思う。
 
たとえば、何日か前に「パッチギ!」などを手がけた井筒監督がアニメ映画「君の名は」をこき下ろしたことで、その界隈がちょっとザワついていた。
断言するが、ああいう議論に首を突っ込みたくなる精神状態でこの「ジュラシック・ワールド」を観るのは止めておいた方がいい。

まあ、僕は井筒作品にも興味はないし「君の名は」も観ていないのだが。
 
というか、何となく井筒さんは北野たけしの立ち位置に憧れている気はする。
昔、たけしが「スワロウテイル」をこき下ろしていた覚えがあるが、あのおっさんもそれをちょっと踏襲してるような雰囲気が感じられる。
知らんけど。

なお、僕は北野作品も別に好きではない。
「キッズ・リターン」も観たことはあるが、金子賢の出世のスピードが早すぎてちっともストーリーに入っていけなかった。

以前も申し上げたように、僕が映画に求めるものは「わかりやすさ」

シンプル・イズ・ゴールデンベスト。
単純明快、簡単明瞭、視界良好。
ややこしいメッセージ性とかいりまへん。

なので、そういう意味では肩の力を抜いて観られる「ジュラシック・ワールド」は最適な映画である。
 
「映画「ランペイジ 巨獣大乱闘」感想。デカさとはロマンであり正義。デカければたいていのことが許される」
 

「ジュラシック・ワールド」を楽しめるかには2つの条件がある。1つ目の条件は「当たり前に恐竜が存在する世界を受け入れられるかどうか」


この「ジュラシック・ワールド」を楽しめるかどうかには、2つの条件をクリアできるかにかかっていると思う。

最初に言っておくと、僕はこれから申し上げる2つの条件のうちの1つがどうしてもクリアできなかった。そのおかげでこの映画の評価が「まあまあ」に落ち着いてしまったわけである。
 
「俺的ドラゴンボールの名勝負ベスト10。歴代ベストバウトはどの勝負? 1位は当然あの試合だよな?」
 
その1つ目の条件とは「恐竜が当たり前に存在している世界を許容できるか」
つまり、恐竜のテーマパークという荒唐無稽なものが「ディズニーランド」や「ハウステンボス」と同じ並びで運営されている世の中を受け入れられるかである。
もっと言うと、「明日、上野動物園行こうぜ」と同じノリで「来週ティラノサウルス観に行こうぜ」という会話が成立する世界に入っていけるかということ。

ここに違和感を感じてしまうと、この映画の魅力は一気に半減してしまう。
そして、僕はその部分に思いっきり引っかかった側の人間である。

とりあえずアレです。
めっちゃナチュラルに恐竜が日常空間に登場します。
イルカショーのノリでアロサウルスが大ジャンプをかまし、飼育員がアザラシをしつけるようにラプトルの怒りを沈めます。
そして、檻から放たれた翼竜がカモメみたいに空を飛び回ります。
 
僕にはどうしてもこの世界を受け入れることができなかった。
「頭が固い」と言われるのかもしれないが、動物園の恐竜版がナチュラルに存在する世界の違和感が最後まで消えることがなかった。
 

足りないのは重厚感。どこか薄っぺらい今作には、初代「ジュラシック・パーク」の奥行きがなくなっている

以前の記事でも申し上げたが、初代「ジュラシック・パーク」は個人的に非常に好きな映画である。
CG映像も含め、最初から最後まで疾走感たっぷりの超大作を楽しむことができた。

今回の「ジュラシック・ワールド」も、ストーリーの緊張感自体は初代に劣らない。CG映像もド迫力で、この20年での技術の進歩にはただただ驚くばかりである。

だが、どこか薄っぺらい
上っ面だけ着飾った感じというか、初代の重厚で骨太な雰囲気が作品全体から感じられないのである。
 
この原因がどこにあるのかをずっと考えていたのだが、どうやらそれも「当たり前に恐竜が存在する日常」のせいではないかという気がしている。
 
初代「ジュラシック・パーク」は、恐竜が現代に復活したこと自体に驚きがあった。CG映像もさることながら、その部分でのインパクトは間違いなくあったはずである。
 
古生物学者のアランとエリーが恐竜の存在に驚きつつ、その生態に触れることで自身の仮説の正しさを確認する。同時に恐竜の恐ろしさも知り、逃避行の中でレックスやティムとの絆を徐々に深めていく。
この過程が「ジュラシック・パーク」というパニック映画に奥行きを生んでいたのである。

だが、今回の「ジュラシック・ワールド」における恐竜は完全に生物兵器である。遺伝子操作の狂科学が生み出した制御不能の殺戮マシーン。極端な話、インドミナス・レックスがターミネーターでもゴジラでもこの映画は成立してしまう

「ターミネーター2が史上最高で最強の神映画だったわけだが、ぐうの音も出ないほど褒めちぎってやるよ」

「古代生物である恐竜が現代に甦った」というインパクトは確かに1度しか使えない。それを超えるほどのインパクトを生むのは容易ではないことも理解できる。

ただ、そんなことは僕の知ったこっちゃない。
どんな理由があろうが、この映画が薄っぺらいという印象は動かないわけで、僕の中では初代を超えることがないのも事実である。
 
その辺を補うためにわざわざザックとグレイの両親を不仲にしたのだと思うが、アレはマジでいらなかった。
何の意味があるのかわからないし、助かった後の展開も想像しにくいし想像する気にもならない。
普通に「無事でよかった!!」でいいんじゃないの? としか思えない。
 

2つ目の条件は「声優玉木宏を認めることができるか」。これがダメだった人がけっこう多いみたい

そして、この映画を楽しめるかどうかの2つ目の条件。
「玉木宏の声を受け入れられるか」

吹き替え版をご覧になった方限定なのだが、主人公オーウェンの吹き替えを担当した玉木宏の声を受け入れられるか。これは、この映画を評価する上でかなり大きなウェイトを占めると思う。

正直、あそこまで特徴のある金属的な声の持ち主は、玉木宏以外にはGORE-TEXくらいしか知らない。

RELOAD

この玉木宏の声を受け付けない方は多かったようで、レビューサイトを読んでも玉木宏に対する苦情は山ほど目についた。
中には「戸田奈津子さんの翻訳が許せないので吹き替え版を観たら玉木宏で絶望した」という八方ふさがりの方もいた。あの特徴的な金属ボイスは映画の吹き替えにはマジで不向きだったようである。

ただ、僕自身はなぜかこの玉木宏の吹き替えをすんなり聞くことができた。
確かに最初は「お?」と思ったのだが、すぐにその声とオーウェンのキャラがなじみ、映画が終わる頃にはオーウェンのことを「ヒロシ」と呼んでいた。
 
顔も体型もまったく似てないのだが、なぜかオーウェンが玉木宏にしか見えなくなってしまったのである。
「おお、やるなヒロシ。ラプトルを操るなんてすげえじゃねえか」

表題の件に戻るのだが、この映画は「玉木宏が(ほんの少し歳がいった)元カノとヨリを戻すお話」だと申し上げたのはそのせいである。

「ジュラシック・ワールド」続編決定? 別にいいけど、もうネタ切れじゃねえっすか? 後は恐竜がしゃべるくらいしか残ってないよね


この「ジュラシック・ワールド」の興行成績はすこぶる好調らしく、すでに2018年6月に続編が公開予定とのこと。
 
「「ジュラシック・ワールド/炎の王国」が予想外におもしろかった件。スケールが小さいだって? それがいいんじゃねえかw」
 
いや、マジでどうするんだろう。
まだやることあります?

パークでの混乱はやり尽くした感があるし、すでに恐竜が日常に存在してしまっているので登場による驚きなど微塵もない。
「遺伝子操作の新種」という亜流にも手を出した。
家族の絆、別れた恋人との云々はお腹いっぱい。

じゃあ、後は何が残ってる?

冗談抜きで、もう恐竜にしゃべらせるしかないんじゃないのか?
つまり、知能が発達した恐竜が人間を超えるという設定。
1匹の天才恐竜が言葉を操り、特殊能力を発揮しつつ仲間を携えて人間相手に反乱を起こす。
要するに「猿の惑星」である。

え?
それはない?
さすがに無理がある?

いやいや。
そんなことを言い出したら、オーウェンを玉木宏と呼んでいる時点で無理があるからね。
俺だけだけど。
 
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