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「日本人はフィジカルが弱い」←これホントなの? そんなことないんじゃない? むしろスピード&パワーで勝負するべきな気が【ボクシング】

ボクシング観戦, 趣味, 雑談 | 2018年8月10日 | タグ: , , ,

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筋トレイメージ
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ここ最近、日本人ボクサーの海外進出が続いている。
 
バンタム級王者の井上尚弥のWBSSへのエントリーが決定し、現役復帰を表明した井岡一翔の「Superfly3」参戦も発表された。
 
「井岡vsアローヨ予想。すごい試合になりそう。てか、がんがれ井岡一翔。とにかく勝つしかないぞ。めっちゃ期待してる」
 
また、先日はS・フェザー級の伊藤雅雪が米・フロリダ州でクリストファー・ディアスに勝利し、WBO王座を獲得。
フライ級王者木村翔は中国・青島でフローイラン・サルダールをKOで下し、2度目の防衛に成功している。
 
さらにS・ライト級の岡田博喜は米トップランク社と3年契約を交わし、米・カリフォルニア州でのデビューが決定した。


その他、S・バンタム級の大竹秀典が米・アリゾナ州でWBO王者アイザック・ドグボエへ挑戦することも決まるなど、日本人選手の能力の高さを証明する機会は格段に増えている。
 
「ドグボエすげえな。マグダレノに圧勝やんけ。強フィジカルのカウンターでKO勝利。井上尚弥のラスボス交代か?」
 
それを受けての表題の件なのだが、日本のスポーツ選手がよく言われる「日本人はフィジカルが弱い」という言葉。特にサッカーではそれが顕著で、元代表監督ハリルホジッチも「フィジカルを鍛えろ」と盛んに繰り返していたと聞く。
 
 
ただ、ボクシングを含めた格闘技(軽~中量級)にそれが当てはまるかと聞かれれば、必ずしもそんなことはない(と思う)。
先日の伊藤雅雪も接近戦の打ち合いでディアスを圧倒したし、木村翔もサルダールを真正面からパワーでねじ伏せた。
 
また以前にも申し上げたように、日本人の王者はどちらかと言えばスピード&パワーで圧倒するタイプが多い。
 
「圧勝ダニエル・ローマン。松本亮手も足も出ず。誰だ松本が勝つとか言ってたヤツは? 僕だけどww まあ相手が悪いよ」
 
長谷川穂積、山中慎介、三浦隆司、井上尚弥、比嘉大吾、木村翔、亀田大毅、福原辰弥……などなど。
現役、引退選手問わず、有無を言わせず豪快なファイトでねじ伏せるスタイルの選手。
 
それこそ「日本人はフィジカルが弱い」と同様、「日本人は緻密で器用」「基本に忠実」なんて嘘でしょ? というくらい。
 
 
というわけで、今回は「実は日本人選手ってフィジカル強いんじゃねえか?」説を適当に考えてみたいと思う。
 
 
なお、あくまで僕の意見なので、無理に同意いただかなくても大丈夫っす。念のため。
 

米国、英国、フィリピン、メキシコ、日本の競技人口と階級ごとの選手数。日本人選手が多い階級は?

まずは、各国の階級ごとの人数を比較してみる。
 
例に挙げる国は、選手数が多くプロボクシングが盛ん(だと思われる)な5か国。米国、英国、フィリピン、メキシコ、日本でいきたい。
 
参考程度に各国の人口数、ボクシングの競技人口は以下。
・米国:3億2570万人(2017年)→競技人口2980人
・英国:6564万人(2016年)→競技人口1009人
・フィリピン:1億33万人(2016年)→競技人口738人
・メキシコ:1億2750万人(2016年)→競技人口2930人
・日本:1億2700万人(2016年)→競技人口1253人
 
そして、主な階級の選手数(男子、現役)が以下となっている。
・ヘビー級:米335、英44、比0、墨106、日6
・ミドル級:米212、英93、比4、墨137、日35
・ウェルター級:米363、英121、墨285、比26、日69
・ライト級:米257、英89、比63、墨342、日126
・フェザー級:米161、英38、比53、墨284、日149
・バンタム級:米60、英29、比78、墨181、日130
・フライ級:米16、英11、比128、墨156、日91
・ミニマム級:米1、英0、比47、墨19、日49
 
米、英国はライト~ミドル級付近に選手が集まり、ミニマム~フライ級あたりの軽量級はほぼ見向きもされない状況。
それに対し、フィリピンは重量級にほとんど選手がいない反面、フライ~バンタム級の層が厚い。
 
そして日本はちょうどその中間くらい。バンタム~フェザー、ライト級前後にもっとも多く選手が集まっている。
 
メキシコに関しては、競技人口の多さも相まって各階級にまんべんなく散らばっているが、中でもウェルター級付近が多くなっている。
 
「サンキューコバレフ、お前はサイコーだった。アルバレスに7RKO負けで王座陥落。クラッシャーの終焉か?」
 
さらに、日本人選手が多いバンタム~ライト級付近を詳しく見ると、
・ライト級:米257、英89、比63、墨342、日126
・S・フェザー級:米175、英50、比52、墨235、日126
・フェザー級:米161、英38、比53、墨284、日149
・S・バンタム級:米175、英50、比52、墨251、日126
・バンタム級:米60、英29、比78、墨181、日130
 
boxrecの情報なので正確なものではないかもしれないが、おおよそこんな感じ。
日本は選手数1253人のうち、半数以上がバンタム~ライト級に集まっていることがわかる。
 
「気になった試合ざっと振り返り。ディアスvsロハス、ホセ・ペドラザvs アントニオ・モラン、高橋悠斗vs平井亮輝」
 

各国の平均身長と、日本の有力選手を思いつくままに挙げてみる


続いて各国の平均身長について。
 
「平均身長の国際比較」
↑このページによると、上記5か国の平均身長(男子)は、
 
・米国:175.7cm
・英国:176.6cm
・フィリピン:163.1cm
・メキシコ:166.9cm
・日本:171.6cm
 
ページをスクロールすると「男女の平均身長の相関図」があり、日本はフィリピンや中国を含めたアジアの中で平均身長が2番目に高い国とのこと。
 
「ドヘニーに翻弄されて岩佐陥落。戦略負けですかね。持ち味をうまく消されたかな。てか、ボクシング人気すげえ」
 
1位はアゼルバイジャンだが、boxrecによるとこの国のプロボクサーは43人。決してプロボクシングが盛んな国とは言い難い。
 
 
さらに下記ページを見ても、
 
「日本人男性の平均身長について考えてみる」
 
日本は170cmを頂点に、全男子の80%近くが165~175cmの間に集中しているとの表記がある。
 
それをもとに考えると、日本よりも5cmほど平均身長が高い米、英国は175cm、逆に日本よりも5cmほど低いメキシコは165cm、さらに4cmほど低いフィリピンは160cmを頂点に分布していると想像する。
 
「木村翔がサルダールをボディでKOして2度目の防衛に成功。中国の英雄がまたやったぜ!!」
 
そして、日本におけるS・バンタム~S・フェザー級の有力選手と、その身長が以下。
・S・バンタム級
岩佐亮佑(171cm)
和氣慎吾(173cm)
大竹秀典(172cm)
亀田和毅(170cm)
久我勇作(171cm)
松本亮(176cm)
大森翔平(172cm)
小國以載(171cm)
 
・フェザー級
清水聡(179cm)
久保隼(176cm)
大沢宏晋(170cm)
丸田陽七太(177cm)
 
・S・フェザー級
伊藤雅雪(174cm)
尾川堅一(173cm)
内山高志(171cm)
三浦隆司(170cm)
金子大樹(175cm)
 
現役、引退選手問わず思いつくままに挙げてみたが、かなりの充実ぶり。さすがは選手層が厚い階級だけある。
 
「大竹がドグボエに負ける要素が見当たらない件。世界王座初戴冠おめでとう大竹秀典。どうせ勝つから今から祝福しとこうぜ」
 

「日本人はフィジカルが弱い」は思い込み。 海外のリングだろうが、強者のメンタリティで腕をぶん回せばいい

ここまで長々と競技人口や各国の平均身長を並べてきたのだが、何が言いたいかというと、要は「日本人はフィジカルが弱い」なんて嘘だよねという話。
 
もちろんラグビーやバスケなど、2m100kgの巨人と同じ土俵で勝負させられる理不尽スポーツでは人種の差が影響するのはやむを得ない。
 
「ビボルvsチレンバ感想。おいおい、チレンバ次は勝てるんじゃないか? いい試合だったな。ビボル勝利は文句ないけど」
 
だが、ボクシングのような階級制の競技では決してそんなことはない。
 
「亀海喜寛引退。先入観、常識に立ち向かった男の偉大さ。日本人が中量級以上で通用しない? 冗談も休み休み言えよw」
 
特にS・バンタム~S・フェザー級付近は米、英国では主力の階級とは言えず、国民の平均身長からも人口密度は高くないことがわかる。
 
それに対し、日本はこの階級の層がめちゃくちゃ分厚い。平均身長の分布を見ても人口密度が一番高い部分に当たり、それだけフィジカルエリートが集まりやすい階級だと考えられる。
 
「岩佐亮佑、ドヘニーとのV2戦。なかなか厳しそうだけどがんがれ。前回のサウロン戦はノーカンでいいから」
 
つまり、「全然いけるよ日本人選手」と。
 
わざわざ「日本人はフィジカルが弱いから~」などと卑下する必要はまったくない。
相手が誰だろうが自信を持って腕を振ればいい。
 
「俺たちの井岡一翔(SANKYO)が帰ってきたぞ。強豪アローヨに何もさせずに圧勝! 待たせんじゃねえよボケがw もう最高かよ」
 
「日本人選手は海外のリングで勝てない」とか「世界は広い」とか、寝言言ってる暇ちゃうぞww と。
 
「まともにやったら外国人には勝てない」からフィジカルを鍛えるのではなく、「自分たちの強みを活かすために」フィジカルを強化する。
 
「パワーで勝てない分、技術で対抗する」という弱者の兵法ではなく、「一番の得意分野であるスピード&パワーで圧倒する」強者のメンタリティというヤツ。
 

世界有数の激戦区日本を勝ち抜いた選手が弱いわけがない。あとは経験値を積めば最強のフィジカル大国()になれる


いや、だって。
実際強いからね日本人。
伊藤雅雪や三浦隆司のように、足を踏ん張って腕をぶん回せばパワー負けすることはまずない。
 
プエルトリコ?
メキシコ?
アメリカ?
 
知らんがなww
こちとらアジア随一のフィジカル大国、日出ずる国より参りし益荒男ぞ。
 
「井上尚弥がイチローで、西岡利晃が野茂英雄? ああ、わかる。でもそれ以外にも偉大な先人がおるんやで」
 
そもそも内山、三浦、金子の3強が引退したあと、すぐに伊藤雅雪、尾川堅一が出てくるS・フェザー級、オリンピック銅メダリストの清水聡を擁するフェザー級、すぐにでも世界戦に進めそうなメンツが揃うS・バンタム級という充実度を見れば、日本人選手が弱いなどあるわけがない。
 
しかも、選手層の厚い国内を勝ち抜いたフィジカル強者ばかりなのだから、海外で勝てない理由はどこにも見当たらない。
 
「TFC vol.3 in後楽園ホール現地観戦の感想。亀田京之介vs溝越斗夢戦でのパフォーマンスとか盛り上げ方とか」
 
王者になれた理由だって?
そりゃあなた。
相手をしっかり研究した上で、最大の強みであるスピード&パワーでねじ伏せたからですよww


マジな話、あとは経験値さえ積めば、日本は間違いなくこの階級で最強のフィジカル大国()になれる(と思う)。
内山高志がジェスレル・コラレスに面食らったり、三浦隆司がミゲール・ベルチェルトに空転させられたり。ああいうめんどくさい相手への免疫さえつけば。
 
もう一度言うけど、強いからね日本人。
 
「「ONE Championship」でシーサケットが防衛戦やるってさ。ようやくボクシングとMMAの選手が同じ日に同じ舞台に上がるんだね」
 
ちなみにだが、メキシコはどちらかと言えば軽量級を軽視し過ぎかなという印象。
 
国全体の平均身長に対し、競技人口がライト~ウェルター級付近に集まり過ぎている感が強い。
総人口は日本と同数、競技人口は米国と同数という充実度なのに、体格的な特徴を活かしきれていない気が……。
 
まあ、カネロやチャベス父など、人気選手が中量級に多いのが影響しているのだとは思うが。
 
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