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はじめの一歩ベストバウトランキング7選。やる意味ないと思ったけど、やっちゃいます。終末感漂うボクシングマンガの名作記念碑

映画・マンガ・ドラマ, 趣味, 雑談 | 2017年12月17日 | タグ: , , , ,

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一歩イメージ
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僕が気が向いたときにスタートする企画「◯◯ベストバウトランキング」。
名作バトルマンガのベストバウトを、独断で発表していくベタなヤツでございます。
 
 
過去「ドラゴンボールベストバウト」「バキ(刃牙)シリーズベストバウト」と続いてきましたが、今回は「はじめの一歩ベストバウト」です
 
「刃牙(バキ)シリーズベストバウト。名勝負だらけの大人気格闘? マンガ。最高の勝負7選を発表するぞ。異論は認めるからそこ座れ」
 
主人公幕之内一歩を中心に、魅力あるキャラクターたちがボクシングを通じて成長していく作品。青春とスポ根がミックスされた、「週刊少年マガジン」(講談社)で連載中の名作マンガです。
 
「俺的ドラゴンボールの名勝負ベスト10。歴代ベストバウトはどの勝負? 1位は当然あの試合だよな?」
 
実を言うと、このベストバウトランキングはあまりやる意味がないと思っていました。
理由ははっきりしていて、ベスト3が盤石過ぎるから。
 
いや、だってそうでしょ。
こんなことを言うとアレだけど、見え見えじゃないっすか。
 
引っ張る意味もないので言っちゃいますが、
 
3位:木村達也vs間柴了
2位:幕之内一歩vs千堂武士(ララパルーザ)
1位:鷹村守vsブライアン・ホーク
 
で決まりでしょ?
 
100歩譲って木村vs間柴が外れることはあっても、一歩vs千堂、鷹村vsホークは動かしようがないじゃないですか。あとはどっちが1位か2位かの問題だけで。
 
仮に「そうじゃない!!」と言い張る人がいたら、それはもう「無理すんなよ」って話で。
通ぶりたいのは結構だけど、すごいものは素直にすごいって言っておかないと、あとで恥かきますよ? みたいな。
 
要は、ベスト3がわかりきっているランキングをやる意味があるのかという話。
「ドラゴンボール」「バキ(刃牙)シリーズ」ときて、次に思いついたのが「はじめの一歩」だったのですが、どうも食指が伸びなかったのはそのためです。
 
 
ですが、ここ数ヶ月にわたる作品の尋常じゃない終末感。
悪い意味で連載に注目が集まる中、いいタイミングなのでやってみようと思った次第です。
 
「「はじめの一歩」が連載終了待ったなしなわけだが、そろそろ俺の意見を言ってみようか」
 
ただ、先ほども言った通りベスト3は決まっています。
なので、発表するのは7位〜4位。ベストバウトランキング7選と言いつつ、実質4試合になります。
 

ベストバウトランキング7選:7位

◯宮田一郎vsジミー・シスファー×

武者修行と称してタイに遠征した宮田一郎と対戦し、ジョルト・カウンターで敗北を喫したジミー・シスファー。
タイの英雄カオサイ・ギャラクシーの再来とまで呼ばれ、圧倒的なパワーとテクニックで宮田を追い詰めましたが、選手生命を賭けた宮田のカウンターで沈みました。
 
 
この試合、注目度も低く話数も少ないのですが、個人的にはかなりの名勝負だと思っています。
 
控え室でジミー・シスファーにビビる宮田は、ふと幕之内一歩のことを思い出します。
 
「いたじゃないか! 前評判が悪くても戦い抜いてるボクサーが!!」
「アイツはいつも控え室でこんな気持ちだったのか?」
「毎回こんな重圧(プレッシャー)とも戦ってきたのか……!?」
 
からの、
 
鼓膜が破れて
「雨が降ってるよ……」
 
を挟み、
 
カウンターを成功させる重要な要素は「タイミング」と「勇気(ハート)」という矜持。
 
で、とどめの
ジョルト・カウンター炸裂!!
 
チャナが肩を抱えられて退場する宮田の背中を見て、
「今 たしかに……」
「イチローが笑った……」
 
現地の仲間との絆要素もあり、親父の必殺技を継承したきっかけの試合。
いろいろな意味で、宮田のベストバウトの一つではないでしょうか。初期だけあってテンポもいいし、かなりお気に入りの一戦です。
 
「「はじめの一歩」が酷すぎる。マンガ史に残る汚点。まさか井上尚弥の試合を丸パクリするとは…。森川ジョージは完全に終わったんだな
 
兄貴のパヤオが「一ヶ月分の生活費を全部宮田に突っ込んだ」というのもちょっとおもろかったなとww
 

ベストバウトランキング7選:6位


×伊達英二vsリカルド・マルチネス◯

日本ボクシング界のリーダー伊達英二が、最強王者リカルド・マルチネスに7年ぶりに挑んだ一戦。初戦の敗戦をのりこえるべく全力でぶつかるものの、王者マルチネスのMAXパワーにまったく歯が立たず。顎、肋骨、右拳を砕かれ10RKO負け。引退を決意した試合です。
 
ちなみにですが、主人公幕之内一歩が初黒星を喫した相手が伊達英二でした。
 
 
この試合はもう、アレですね。
希望と絶望の落差がハンパなかったですね。
 
一歩とのスパーリングでマルチネスの強さに絶望させられ、宮田と伊達のスパーリングで「お、そうでもねえのか?」と思わされ。
1、2Rの伊達のがんばりで「ちょっといけるかも?」と前かがみになったところで、3R以降、マジになったマルチネスに絶望させられる。
 
「オッサンはこの試合 腹(ボディ)おろか 胸から下は一切打ってねえ」
「眼が慣れてない上 なおかつ疲れがでてる後半の今なら」
「心臓打ち(ハートブレイクショット)を打つチャンスを!!」
 
「いけえーっ!!」
「ハートブレイクショット!!」
 
コークスクリューキター!!
と思ったら、
 
ミシ……。
 
「エルボー・ブロック!!」
 
マジか。
そこまでやるか森川ジョージと。
 
 
で、最後は、
 
「キサマの魂(いのち)をオレにくれっ!!」
「取り戻したぞ!」
「これがオレだ!」
「伊達英二だ!!」
 
からの、
 
「Good-bye エイジ・ダテ!!」
 
いや、もう最悪です……。
 
何回落とせば気が済むのか。
あまりの絶望感に、膝から崩れ落ちそうになります。
 
ただ、この試合のよさは、実は試合だけに留まりません。
 
伊達の奥さん「愛子の魅力」が大いにあったと思っています。
 
伊達のメキシコ遠征中に体調を崩したことを内緒にしたり、リングサイドで「私達 最後まで見ているわ」と励ましたり。
それが正解かはともかく「夫の帰りを待つ芯の強い女性」というキャラクターは、エイジ・ダテのラストファイトに深みを持たせるのに絶大な役割を果たしました。
 
最後のラウンドのエイジ・ダテのセリフ「ホレた女の前でカッコつけてぇ」
アレはちょっと痺れましたね。
あのひと言が、ランキング入りの決め手となったと言っても過言ではないくらいに。
 
「ONE PIECE(ワンピース)好きなエピソード(◯◯編)ベスト3。国民的化け物マンガのお気に入りエピソードをランキング」
 

ベストバウトランキング7選:5位

◯ヴォルグ・ザンギエフvsマイク・エリオット×

一歩の親友でライバルのヴォルグ・ザンギエフが、IBF世界J・ライト級タイトルマッチでマイク・エリオットを敗り、世界チャンピオンに輝いた一戦。圧倒的アウェー、準備期間一週間、レフェリーの買収という逆境を跳ね返し、見事KO勝利を飾った一戦です。
 
 
月並みですが、この試合は本当に感動しました。
達人同士の理詰め勝負はマジで痺れたし、最後は一歩戦や千堂戦で学んだ「諦めない思い」で押し切ったのも、ヴォルグのいろいろなバックグラウンドが見えて涙腺崩壊でした。
 
「サザンオールスターズ年代別好きな曲(独りよがり)ベストを発表する。ベスト10が選べないから年代別にしてみた」
 
チアノーゼを我慢して左のボディを打ち続け、燕返しを顔面に。
さらに、ガードの外からホワイトファング一閃で、ついにダウンを奪うまでの流れ。
伏線に次ぐ伏線で、ようやくたどり着いたカウント不要の失神ダウン。亡国の狼が敵ののど笛を喰いちぎった瞬間です。
 
エリオットの顔面が青木組の細い方みたいになってたのはちょっと笑いましたがww
 
そして最後の三か国語のあいさつ。アレはもはや卑怯と言っていいレベルです。
 
まあ、ヴォルグさんに関してはね。
この試合だけじゃなく、初登場時からの思い入れの方がね。
 
・貧しい母子家庭で育ち、
・病弱な母親を養うために、
・好きでもないボクシングでプロになり、
・単身異国の地(日本)に渡り、
・そこで出会ったライバル(一歩)との試合で、
・「ボクシングが好き」なことに気づかされ、
・「好きなことで負けたくない」とカムバックを決め、
・悩む一歩のスパーリングパートナーを務め、
・戦いの場をさらなるアウェーの地(アメリカ)に移し、
・度重なる妨害を跳ね返して、
・見事に王座を獲得。
 
しかも、これだけしんどい人生なのに、ひねくれたところが一切ない。
謙虚で真面目で明るく、方向音痴でちょっと天然。顔もカッコいい。
おまけに必殺技は「ホワイトファング(白い牙)」とかいう、身震いするほどイカしたネーミングww
 
もう、好きにならないわけがないww
 
「新垣結衣「逃げ恥」はひさびさの俺ヒット。綾瀬はるか「ホタルノヒカリ」以来、数年ぶりに規則正しい生活を強いられたぞww」
 
一歩の家での居候パートもよかったですね。
 
一歩ママに自分の亡き母を重ね合わせて、
「ここは温かくて 居心地が良すぎル」
「早く立ち去った方がいいんダ……」
 
いやいや、そんな切ないこと言うんじゃねえよ!!
ず〜〜っといていいんだぞテメエww
(僕の)気の済むまで鴨川ジムで練習してろやゴルァww
 
別れ際の、
「ウダーチ チベー シノーク(成功を祈ります 息子よ)」
「スパシーバ マーチ(ありがとう お母さん)」

 
ここ、何回読んでも泣きそうになりますww
 
伊達の奥さんもそうですが、森川ジョージの描く女性キャラはいいですよね。
一歩ママを筆頭に、飯村真理、板垣菜々子、山口先生などなど。三枚目担当のトミ子もいい味出してるし、本当にすごいなと。バキ(刃牙)シリーズの作者がフルパワーで描いたのが松本梢江というのを考えると、落差が尋常じゃない。
 
実は間柴久美のウザさが一番ダメなんじゃないの? という噂もありつつ……。
 
一歩のパンチドランカーネタをねじ込んだのがちょっと邪魔くさかったですが、文句なしのランキング入りです。
 

ベストバウトランキング7選:4位

◯幕之内一歩vs沢村竜平×

一歩の必殺技デンプシー・ロールを「無様な技」とののしり、実際の試合でも中盤まで一歩を圧倒した沢村。ところが、一歩が捨て身で放った新型デンプシー・ロールで形勢を逆転され、そのまま敗戦を喫します。
カウンターパンチャーとしての才能は宮田一郎を超えると言われ、作中、一歩を最も苦しめたキャラの一人でもあります。
 
 
はい。
ラストはこの試合、幕之内一歩vs沢村竜平の一戦です。
 
「はじめの一歩」の魅力の一つとして、丁寧な人物描写というのがあると思っています。
 
「実写版「銀魂」感想。MVPは神楽で文句ないよな? 実は意外にハマり役だったのが…。コスプレ大会? 予想以上によかった」
 
対戦相手の生い立ちや性格、試合の持つ意味など。キャラクターのバックグラウンドを詳細に描ききることで、試合への盛り上がりや機運を高める。王道の手法ではありますが、これが「はじめの一歩」を名作へと昇華させた大きな要因ではないでしょうか。
 
そして、沢村竜平についてはすばらし過ぎました。
いまだかつて、ここまで悪役らしい悪役がいましたか? というくらい。
 
・偶然の肘打ちにキレて肘打ちを返し、「やられたことをやり返しただけ」とコメント
・「目障りだった」という理由で一般人をボコる
・問題を起こしたら「自分でもみ消すから大丈夫」と豪語
・相手が女でも平気でフルスイング
 
もうサイコー過ぎますww
 
「刃牙(バキ)シリーズかませ犬ランキング1位の発表(歴代トップ6)!! 惜しくもランク外のツワモノ2人も紹介するお」
 
対戦相手を「肉」呼ばわりするのもいいし、勝つために手段を選ばないのもいい。
 
わざと足をかけて転ばせて、上から平然と殴りつける。
グローブタッチと見せかけて殴りかかる。
バンテージを剥がして時間稼ぎしたり、イライラして背中に肘を落としたり。
 
おいおい、お前は俺の理想像かww みたいな。
 
で、ダメージの深い一歩を抱えて「喰えるかどうか」を確認。
 
「筋肉が弛緩する」
「肉の繊維が一本一本ほぐれていく」
 
「ん〜〜っ よだれがでるよ」
「どこを切っても美味い肉だぜ」
 
「こんなに生きのいい肉は初めてだ」
 
「丸ごと喰わなきゃ 気がすまねえ!」
 
間柴がいいヤツに思えるほどの清々しい悪行。
さらに「絶対に負けたくないという執念(間柴が言うには怨念)」に突き動かされる悪魔のような男。
 
そうそう。
僕はこういう典型的な悪役キャラが、一歩のようないい子ちゃん主人公をボコる展開が大好きなんです。
 
また、沢村のファイトスタイルがとにかくカッコいい
 
左腕を突き出し、上下に小刻みに動かす構え。
左の弾丸(バレット)に右の閃光(センコー)
 
固い拳で打ち出す弾丸のようなジャブ。
打たれたことすらわからず、気づいたら地面が目の前にあるほどのパンチスピード。
一瞬で相手のタイミングを掴む天性のカウンターセンス。
 
ネーミングも含め、もはや失禁レベルのカッコよさでございますww
 
沢村対策を手伝ったのが、性格がまったく真逆のヴォルグというのもいいですよね。
 
一歩のガゼルパンチ、デンプシー・ロール。
宮田のジョルト・カウンター。
ヴォルグのホワイトファング(白い牙)。
千堂のスマッシュ。
間柴のフリッカーからのチョッピングライト。
伊達のハートブレイクショット。
木村のドラゴンフィッシュ・ブロー。
青木のカエルパンチ、よそ見。
 
「はじめの一歩」に出てくる必殺技は数あれど、沢村の弾丸(バレット)と閃光(センコー)のカッコよさはちょっと群を抜いてます。
 
ベタな王道が魅力の「はじめの一歩」ですが、この試合に関してだけは、沢村に勝ってほしいと心底思いました。割とガチで、デンプシー破りで一歩が葬られる展開でもよかったんじゃねえの? というくらい。
 
まあ、その後はどうするよ? と聞かれると答えに窮するのですが。
 
とにかく、沢村竜平は「はじめの一歩」の中でダントツにお気に入りのキャラクターです。 それこそ、バキ(刃牙)シリーズの花山薫みたいにスピンオフでもやればいいのにというほどに。
 
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