井上vs河野予想!! ペッチバンボーン最強説を覆せ。モンスター井上の実力を証明する試合。河野は起死回生のカウンターを叩き込んでダウンを奪え

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有明ビッグサイトイメージ
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2016年12月30日に東京有明コロシアムで行われるWBO世界S・フライ級タイトルマッチ。同級王者井上尚弥が、前WBA王者河野公平を相手に4度目の防衛戦を行う。

今年8月にルイス・コンセプシオンに敗れて王座を失った河野公平と、タイトルマッチの相手選びが難航していた井上尚弥の日本人対決。

「河野惜敗!! 激闘の末、コンセプシオンに敗れる。引退なんかするなよ?」

2017年に米国進出を目論む井上尚弥にとって、河野は実力を証明するためには絶好の相手である。また、42戦のキャリアを持ち都合3度目の王座返り咲きを狙う河野にとっても、この試合に勝てば井上尚弥の名声を根こそぎ自分の物にできるチャンス。

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弟の井上拓真、IBF世界L・フライ級王者八重樫東とのトリプル世界戦として発表されたこの試合。年末の世界戦ラッシュの中でも最も注目度の高い試合と言っても過言ではない。

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びっくり日本人対決実現!! 相変わらずボクシングのマッチメークは理解不能だけど、このサプライズは大歓迎です

井上尚弥vs河野公平決定!!

まさかの日本人対決実現である。
今年8月にルイス・コンセプシオンに敗れ、王座から陥落した河野の再起戦。これがまさかのタイトルマッチ、しかも井上尚弥への挑戦ということで、ファンの期待感がすごい。

僕もこのマッチメークの噂は耳にしていたものの、どこか現実味がないというか、「ホントにやるのかよ」と半信半疑で静観していた。

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確かに井上の相手選びが難航しているという話は聞いていたし、8月の試合以来音沙汰のない河野の動向も気にはなっていた。だが、まさかこの両者がぶつかることになるとは。
しかも何の前触れもなく、降って沸いたようなタイミングで。

相変わらずボクシングのマッチメークはわけがわからない。

誰と誰が交渉中だとか、誰がどういう意向かなど。
いろいろな情報を組み合わせながら想像しても、あっさり斜め上を行かれてしまう徒労感。
結果だけを見るとホントにバカバカしくなってしまうww

「ウォータースvsロマチェンコ決定ワロタww いや、この展開は予想の斜め上過ぎてオドレエタ」

まあ、こういうサプライズがあるからおもしろいのだが。
そして、情報に振り回されつつあれこれ皮算用するのも楽しいのだが。

とにかく、今回はよく決まってくれた。
急転直下な雰囲気は色濃いが、年末のイベントが盛り上がることはこれで確定である。

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河野公平こそ、この階級で井上尚弥に勝てる可能性を持った選手。一芸に秀でた「何か」が武器になる

再起戦に井上尚弥への挑戦を決意した河野公平。
一部界隈では、この河野の決断が賞賛を集めているとのこと。
「ランキング上位の選手がこぞって避ける井上との対戦をよくぞ決意した」

だが、以前にも言ったかもしれないが、河野公平はこの階級で井上に勝てる可能性を持った数少ない選手の1人だと思っている。

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無尽蔵のスタミナ。
相手をとことん研究する勤勉さ。
強敵に怯まずに立ち向かう勇気。
そして、何より左右の腕に備えた必殺のカウンター。

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まず、この階級に純粋な力比べで井上尚弥を上回る選手はいない。
あれだけのパワーとスピードを兼ね備えた井上を相手にフィジカル面で優位に立つのはほぼ不可能。この先井上が階級アップすればわからないが、現時点のS・フライ級で井上よりもパワフルでスピーディな選手はいない。もちろん河野も含めて。

また、ボクシングの技術で井上をやり込めるのも至難の業である。
直近2戦のカルモナやペッチバンボーンなどは、技術的な面だけで言えば井上を上回っていたかもしれない。
だが、そこはやはりモンスター井上。多少技術で劣ろうが拳を痛めようが関係ない。持ち前のフィジカルでねじ伏せて「はい終わり」。コンタクトスポーツにおけるスピード&パワーの大正義をまざまざと見せつけての圧勝である。

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つまり、真正面から井上尚弥にぶつかっても勝機は薄い。
この選手に勝つには、一芸に秀でた何かが必要になる。

総合力がそれほど高くなくてもいい。
何か一つ突出したものを持った選手。
そういう選手こそが、井上尚弥に一矢報いる可能性を持っているのではないだろうか。

そして、その条件に合致するのが河野公平というわけである。

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河野のカウンターなら井上を倒せるかも。あの突進力を交差法で叩き落とせ

河野のカウンターは基本、相手の動き出しを狙ったものである。
相手がモーションに入る前の一瞬の硬直。このタイミングに合わせて頭を下げながらノーモーションの右を打ち込む。相手のパンチをかわしながら無防備な顔面にパンチを叩き込む。
リボリオ・ソリスや亀田興毅、デンカオセーンなど。火花が散るような一瞬の交錯の後、河野のカウンターを被弾した相手は崩れるように尻餅をつくのである。

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繰り返しになるが、井上尚弥は超人的なスピードとパワーで相手をなぎ倒すスタイルの選手である。飛び抜けたフィジカルに勝負どころを見極める嗅覚を上乗せした選手。つまり強化版辰吉丈一郎である。

一瞬の踏み込みで距離を詰め、交通事故のような炸裂音とともに相手をガードごと吹き飛ばす。相手が怯んだ瞬間を逃さず、持ち前のフィジカルを目一杯ぶつけて叩き潰す剛力ボクシング。それが井上尚弥の最大の持ち味だ。

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だが逆に言うと、その圧倒的なパワーが河野にとっての唯一最大のカウンターチャンスでもある。
ガードの上からでもお構いなしにパンチを打ち込んでいく井上のスタイルは凄まじい。相手に与える威圧感や恐怖感も尋常じゃない。

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ただ、思いきり腕を振る分モーションが大きく、恐らく真正面から打ち込んでくるパンチに河野がカウンターを合わせることは可能だ。
しかもあれだけの突進力である。そこにカウンターの右を叩き込めば甚大なダメージを与えることができる。

持ち前の勇気で恐怖心を抑え込み、一発逆転のカウンターを叩き込む。
井上の初ダウンを含め、大番狂わせが起きる可能性は大いにあるのではないだろうか。

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勝敗予想は井上尚弥の9RKO勝ちで。まあ、順当に考えれば井上の勝ちですよ

今回の勝敗予想だが、井上尚弥の9RKO勝ちでいきたいと思う。

さんざん河野のすごさを述べておいてアレだが、普通に考えれば勝つのは井上である。

もちろん河野にはがんばってほしい。そもそも僕は河野公平という選手が好きなので、ぜひとも番狂わせを起こしてもらいたいと思っている。

だが、正直それは難しいと言わざるを得ない。
スピード&パワー、そして純粋な運動能力。
残念ながらすべての面において、井上尚弥は河野をはるかに上回っている。
持って生まれた才能だけなら、井上と河野には2倍程度の差があるのではないだろうか。技術や経験値、勤勉な研究では補いきれないくらいの差。才能が努力を踏みにじる残酷な現実というヤツである。

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1度のチャンスにすべてをぶつける必要がある河野と3回までチャンスがある井上。やっぱり井上が勝つだろうなあ

試合展開としては、井上は今回も初回から全力で倒しにいく可能性が高い。「圧倒的に勝つ」というコメント通り、ここ2戦の低調な内容を払拭するためにもなりふり構わずガンガン攻めると思う。

そして、3Rで無事に失速する
河野が勝てるとすればここ。1、2Rの猛攻を耐えきり、井上が失速する3Rである。

カウンターの達人である河野だが、基本的にこの選手はカウンターのタイミングを掴むまでに2、3Rを要する。
つまり、勝負はカウンターのタイミングを掴んだ3Rということになる。

そのためには序盤の1、2Rをできるだけノーダーメージで凌ぎきる必要がある。
ガードを上げて距離をとり、井上の踏み込みをかわしながらタイミングを測る。

踏み込みのレンジやパンチのタイミング、伸びを身体に覚え込ませ、逆転のカウンターの1発に賭けるのである。
井上が失速しつつ、自身がまだ体力満タンでいられるラウンド。河野が勝利を掴むには、最低でも4Rまでには勝負を決めなくてはならない。
難易度は相当高いがやるしかない。3度目の世界王者を掴むにはそれだけ高い壁を昇ってもらわなければ。

対する井上尚弥だが、こちらはさまざまなオプションが考えられる。
3、4Rにカウンターの1発に勝負を賭けるしかない河野に対し、井上はある程度余裕を持った試合運びをできるのではないだろうか。

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たとえ2Rまでに倒せなくても、3R以降足を使って動き回れば恐らく河野はついてこられない。カウンターの1発だけに気をつけてヒット&アウェイをしているうちに、いずれ倒すチャンスは巡ってくる。どこかでロープに詰められるシーンは出てくるとは思うが、そこでギアを入れ替えればKOパンチをもらうことはまずない。

河野の左側に右足を踏み込み、ガードの外側からフックを叩き込む。
河野を後退させ、一気に間合いを詰めて左右のボディ。
身体を丸めて頭が下がったところに右フックをもう1発。

コーナーに吹き飛ばされて虚ろな表情を浮かべる河野。
レフェリーが両手を交差して試合をストップ!!

もし倒しきれなかったとしても、そのまま左を突きながら動いていればいい。河野のカウンターの危険地帯で無理に打ち合いさえしなければ、高い確率で判定勝ちに持ち込める。

まあ、それで評価が上がるとはとても思えないが。
また「ロマゴンに勝つなんて無理でしょ」と言われまくるのだろうが。
というか、僕が言うと思うが。

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要するに、
河野が勝つには3、4Rのカウンター1発でのKO勝利のみ。

井上が勝つには1、2Rのゴリ押し。
もしくは3R以降、河野のカウンターに注意しながらのアウトボクシング。
試合後半、チャンスがあれば再びギアを上げてのKO勝利。
それがダメならそのままポイントアウト。

試合の中でたった1度しかチャンスがない河野に対し、3回までやり直しが許される井上。
そして、僕の予想は試合後半での井上のKO勝利。
そんな感じである。

まあ、初回からポイントアウト狙いでいくのが井上にとっては一番安全な作戦だが、さすがにそれをやられてしまうとすべてが興ざめである。

僕は河野を応援する。井上はペッチバンボーン最強説を覆すためにがんばれ

とりあえずアレだ。
河野はがんばれ。

最後の挑戦のつもりで戦うと言っていたが、まさしくその通り。
2016年のベストバウトを山中から奪いとるつもりで腕を振れ。
本当に応援してる。

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そして井上尚弥については言いたいことは一つ。
そろそろスカ勝ちしてくんねーか?

「ランキング上位の選手が逃げて相手が決まらない」とかいう薄ら寒い言い訳がガチだってことをいい加減証明してくれ。
今回も「過去最高のコンディション」に仕上げ、「恐いくらい調子がいい」状態で当日を迎えるのだろうが、それが壮大なフリにならないことを切に願う。

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というより、今のところすべての文脈で「河野公平」を「ペッチバンボーン」に置き換えても成立する状況だけど、それでいいのか?
上位ランカーがこぞって井上との対戦を避ける中、対戦を受けた河野が勇敢だというのであれば、現状「ペッチバンボーンが最強の挑戦者だった」説が成立してしまうのだが。

「井上尚弥がペッチバンボーンに10RKO勝ち!! 井上が何者なのかがいまだに謎…。すごいのはわかるんだが」

まあ僕はペッチバンボーンはいい選手だと思っているので一向に構わないけどね。

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