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比嘉大吾無期限ライセンス停止。無茶な減量が美徳とされる風潮は「あしたのジョー」の影響らしいけど、それってマジなの?

ボクシング観戦, 映画・マンガ・ドラマ, 趣味, 雑談 | 2018年4月26日 | タグ: , , ,

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2018年4月25日、日本ボクシングコミッション(JBC)は体重超過でWBC世界フライ級王座をはく奪された比嘉大吾に対し、無期限のボクサーライセンス停止処分を科したことを発表した。
 
また制裁金としてファイトマネーの20%を徴収、復帰の際は1階級以上転級を義務付けたとのこと。さらに管理責任として、所属ジムの具志堅会長、野木トレーナーらに懲戒処分が科されている。
 
なお比嘉の処分解除時期については、定期的なコンディションの管理報告等で総合的な判断が下されることになる。
 
 
さらにJBCは、相次ぐ体重超過の防止に向けて新たなルール作りを進めるとしている。


・最初の計量でリミットを3%以上超過した場合は2時間の猶予を設けず即中止
・当日軽量でリミットの8%以上増量していた場合は転級勧告
・リミット+8%以上増量を2度繰り返した場合は転級命令
・リミット+12%以上増量の場合も転級命令
 
上記の新ルールは、近々行われる理事会で正式に決定される見通しとのこと。
 
「チャーロ兄圧勝やね! センテノを2RKOに沈めて暫定王座獲得。村田諒太との違いが明確でおもしろかった。フィジカル上位の優位性」
 

比嘉大吾、無期限ライセンス停止だって。JBCもいっぱいいっぱいの判断だった気がするよ

比嘉大吾の処分が発表された。
 
無期限のライセンス停止+ファイトマネー20%徴収。
復帰の条件は定期的なコンディションの報告と1階級以上の階級アップ。
 
世界戦での日本人選手の体重超過は史上初めてのケースということで、過去に例を見ないほどの重い処分が下された。
 
「比嘉大吾が9RTKO負け。体重超過で王座剥奪、連続KOも途切れる。てか、新王者ロサレスすげえいい選手」
 
ファンの反応もさまざまで、
 
「重すぎる」
「無期限というのは期限を定めないという意味なので、意外と早く復帰できる」
「選手本人より、会長の管理責任を問うべき」
 
など、いろいろな声が聞こえてくる。
 
 
この件について僕が思ったのは、
「JBCいっぱいいっぱいだな」と。
 
「ジョシュ・テイラーvsポストルうおお!! 期待のテイラーが虚弱内山ことポストルに挑む」
 
何となくだが、ルイス・ネリの「日本での活動永久停止」処分とのバランスをとるのに四苦八苦したんだろうなという印象が強い。
 
ルイス・ネリの体重超過が意図的かどうか。
限界までがんばった比嘉大吾は是か非か。
階級アップの声に耳を貸さなかった具志堅の責任は。
 
これらの議論はひとまず抜きにして、あの処分にネリに対する負の感情が含まれていたことは間違いないと思う。
というより、世間の声や当事者たちの感情に配慮した処分といった方が正解か。
 
「俺たちの山中のラストマッチに泥を塗りやがって」
「神聖なボクシングを汚したネリに制裁を」
「二度と日本の地を踏むな」
 
帝拳ジムの会長が激怒したことも含め、平等な思考を欠いた状態での決定だった気がする。
恐らく「日本人選手が世界戦で体重超過をやらかすわけがない」という謎の固定観念もあったはずで、比嘉大吾のやらかしはタイミング的には最悪だった。
 
「山中2RKO負け引退表明。ネリ体重超過で試合に臨み、パワフルな連打で圧倒。めんどくせーけど、一応感想を言っておこうか」
 
そういった諸々を受けた上でのJBCの結論が、無期限ライセンス停止処分(と階級アップでの復帰)。
 
ファンや関係者が納得する最低限を保ちつつ、比嘉に復帰への道を示す。
申し上げたように、「JBCいっぱいいっぱいだな」という感想である。
 
「ベストバウトその1:バドゥ・ジャックvsスティーブンソン。いい試合過ぎて笑いが止まらんww どっちも出し切った消耗戦」
 

「無茶な減量は美しい」←この風潮は「あしたのジョー」の影響が大きいって聞くけど、マジなん?


とまあ、前置きが長くなったが、そろそろ本題に。
 
表題の通りなのだが、「無茶な減量が美徳とされる風潮は『あしたのジョー』の影響ってマジ?」について。
 
過酷な減量を乗り越えてリングに立つことは美しい。
 
つまり、
「苦労の先にこそ輝かしい未来がある」
「成功するためには相応の苦しさを味わわなくてはならない」
などの謎の固定観念は、「あしたのジョー」の影響が大きいという風潮。
 
「嗚呼ゴロフキンww マーティロスヤンがんばったけどな。ゴロフキンの衰え? あると思います」
 
少年院を出た力石徹が、矢吹丈との試合に向け壮絶な減量を敢行。尊い命を落としてしまう。
だが、減量に耐える姿は多くのファンの共感を呼び、力石徹というキャラクターを不世出のカリスマへと昇華させた。
 
結果的に「過酷な減量に耐える=美しい」という風潮が生まれた。
 
「ブローナーvsバルガスが熱かった。まさかブローナーの試合でこんなにテンションが上がるとはw 会場が殺伐としたんだって」
 
実はこれ、前々から「本当に?」と思っていて、僕の中では微妙に引っかかっていた案件である。
 
力石徹の減量は本当に壮絶だったのか。
具体的にどの程度の減量だったのか。
 
そして、いい機会なので「あしたのジョー」をじっくり読み直して調べてみようと。
 
「福原辰弥vs高橋悠斗戦感想。ミニマム級の長身福原が再起戦で勝利。この長距離サウスポーは珍しくないっすか?」
 

計画的な肉体改造により、バンタム級で矢吹丈との一戦を実現した力石徹。過酷な減量は陣営の知識不足が原因だな

と思ったのだが、すでに検証されている方がいらっしゃった。
 
「力石徹と矢吹丈の減量は何キロでどれくらいの期間だったのか」
 
いや、すごい。
どこの分野にも深くまで追求するファンは存在する。有能ニキへの敬意と感謝を忘れず、ありがたく参考にさせていただくことにする。
 
 
記事によると、力石の減量はだいたいこんな感じ。
 
・少年院に入る前の階級はウェルター級(約66.6kg)
・ウェルター級(約66.6kg)と矢吹丈のバンタム級(約53.5kg)の体重差は約13kg
・出所後はフェザー級(約57.1kg)で再デビュー
・ウェルター級→フェザー級への減量(約9.5kg)期間は約7か月
・フェザー級で試合をしていた期間は約5か月
・フェザー級→バンタム級への減量(約3.6kg)期間は約2か月
・バンタム級で試合をしていた期間は約1か月
 
上記によると、出所後の力石徹はウェルター級(約66.6kg)→バンタム級(約53.5kg)の-13kgを14か月かけて実現していることになる。
 
「ドネアvsフランプトンやっとオワタ(^▽^)/ 退屈過ぎて観てるのがしんどかった試合。フランプトンの完勝だけどいろいろキツい」
 
ほほう、なるほど。
って、は?
 
めっちゃ計画的やんww
 
「亀田興毅vsロマゴン戦実現の可能性は? どのくらい積めばアイツは亀田の目の前に立つんだオイ? 勝手に金額を計算してみる」
 
いや、もちろん試合が終わるたびに体重は戻しているだろうし、1年強での-13kgがハイペースであることには違いない。矢吹丈戦に向けて減量に励む描写はトラウマレベルで過酷なものだった。
 
「ジャックvsスティーブンソン? これは予想しにくいよね。ハード路線のジャックか、引退間近のスティーブンソンか」
 
ただ、フェザー級での再デビューは矢吹戦を見据えたものだったのは明らかで、減量期間も7か月設けられている。
そう考えると、毎試合ウェルター級→フェザー級の-9.5kgを繰り返しているとも思えず。
力石徹と白木葉子お嬢様に減量の知識があれば、実はもっと効率的に肉体改造できたんじゃないの? という。
 
どちらにしろ、比嘉大吾の「約12kg減量を年3回」よりはずっと余裕がある。
 
「田中恒成ええじゃないですか! バルドナドを9RTKOで下し、フライ級初戦を飾る。木村翔戦は…全然わからん」
 
つまり「無茶な減量が美徳とされるのは力石徹の影響」は間違い。
 
「何かつまんねえな井上vsマクドネル。計量の話題ばっかりじゃんか。せっかくのお祭りなのにマクドネル全力応援かな」
 
正しくは、
「力石徹はもともと無茶な減量をしていなかった」
「本人および陣営の知識不足による失敗に過ぎない」
「それを読者側の勝手な印象によって、過酷だったと勘違いされた」
 
これが矢吹丈vs力石徹戦におけるファイナルアンサーである(言い過ぎ?)。
 
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