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ガンボアvsマルティネス感想。そういうことやぞ。S・フェザーならドネア方式でいけるんだよ。ライト級だとスペック不足過ぎた【結果・感想】

ボクシング観戦, 趣味, 雑談 | 2019年8月6日 | タグ: , , ,

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メリーランド州イメージ
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2019年7月27日(日本時間28日)、米・メリーランド州で行われたS・フェザー級10回戦。元3階級制覇王者ユリオルキス・ガンボアvs元WBO世界S・フェザー級王者ローマン・マルティネスの一戦は、2R2分KOでガンボアが勝利。約5年ぶりのKO勝利を挙げるとともに、次戦以降、WBA同級王者ジャーボンティ・デービスへ挑戦したい意向を示している。
 
 
2018年11月以来、約8か月ぶりのリングとなったガンボア。
対するローマン・マルティネスは2016年6月に現ライト級統一王者ワシル・ロマチェンコに敗れて以来、約2年10か月のブランクを経て2018年11月にリングに復帰。今回が第2戦目となる。
 
 
試合は1Rからガンボアが積極的に前に出てプレッシャーを与え、それをマルティネスが受けて立つ展開。
左リードで距離を測りつつ前進するガンボアに対し、マルティネスはサイドに回りながらワンツーで対抗する。時おり両者の鋭いパンチが交錯するも、お互いが様子見に終始したまま1Rが終了する。
 
2Rに入ると、マルティネスの左をガードしたガンボアが一瞬の踏み込みから左フックをヒット。マルティネスが仰向けにダウンを喫する。
 
マットを叩いて悔しがるしぐさを見せたマルティネスはすぐに立ち上がり、再びリング中央で対峙。これを見たガンボアはそこからギアを一段上げ、全盛期を思わせる連打で追い詰めていく。
 
そして1分50秒過ぎ。
マルティネスにロープを背負わせた状態で連打を浴びせるガンボア。マルティネスはスピードに対応しきれずガンボアの右をモロに貰い、崩れるようにダウン。一度は立ち上がったものの、ダメージが深いと判断したレフェリーが試合をストップする。
 
その瞬間、ガンボアのKO勝利が決定した。
 
「ジェスレル・コラレスvsラダリウス・ミラー。瞬き推奨のおネムな一戦。ミラーはヘリングに勝ってるし面倒な選手」
 

今回のガンボアはよかった。クロフォード戦以降、微妙な試合が続いてたけど

2014年以来、久しぶりのKO勝利を飾ったユリオルキス・ガンボア。
 
現ウェルター級王者テレンス・クロフォードに敗れて以降、パッとしない試合が続いていたが、今回に関してはなかなかよかったのではないか。
ローマン・マルティネスが半引退状態からの復帰だったことを踏まえても上々の出来と言っていい気がする。
 
「エストラーダvsビーモン予想。ってか、試合になるかなぁコレ。エストラーダ圧勝の予感が…」
 
というか、結局階級ですよね
以前から言われていた通り、ライト級はガンボアにとっては明らかにオーバースペック。
フィジカルの余裕のなさを運動量でカバーしていたものの、加齢とブランクによって足も動かなくなり、にっちもさっちもいかない状態に陥っていた。
 
ガードを上げてじりじりと前進し、左リードで距離を測る。
そこから大きく踏み込み→左につなげるタイミングを探すわけだが、ライト級では相手に脅威を感じさせることは難しい。
 
逆にフィジカル面の物足りなさを狙われ、距離を詰められスペースを失う流れ。その結果、奥足重心の軽いパンチしか出せずにピンチを招くという悪循環である。
 
さらに持ち味の俊敏さも下降気味なため、できることと言えばクリンチでの時間稼ぎのみ。
 
遠い位置から1発目を当て、そのままもたれるように相手にのしかかる。
近場で強引に腕を絡めて動きを封じ、じっとブレークの声を待つ。
 
この繰り返しでひたすらしのぎ続け、何とかポイントアウトで逃げ切る。これがここ最近のガンボアである。
 
「井上尚弥vsドネア予想。ドネアはぶん回しの1発を当てるしかなさそうだけど…。開催地なんて日本以外ないのに何やってたんだろな」
 

階級を下げたことでフィジカル面の余裕が増し、パワー勝負が可能になったのが大きい


それが今回、階級を下げたおかげでパワーでのゴリ押しが可能になった。
 
前に出る圧力とカウンターの脅威でマルティネスを後退させ、左右に動きながら徐々に間合いを詰める。
正面を外さず左でスペースを確保し、じりじりと前に出て踏み込みのタイミングを測る。
 
フィジカルに余裕がある分、動き出しは常に自分主導。
多少攻め込まれたとしても、バックステップからのリターンで踏み込みを躊躇させられる。
 
そして、上体を振りながらじっくりと近づき、一瞬の爆発力であっという間に勝負を決める。
 
うん。
この階級のガンボアはそこそこいけるのかもしれない。
もちろんマルティネスの極端な打たれ弱さもあったとは思うが、それを踏まえた上で今回のガンボアはコンディションがよかったのではないか。
 
「ジャーボンティ・デービスがウーゴ・ルイスをボコしてKO。でもナイスファイト」
 
繰り返しになるが、やはり階級は大事ですよね。
 
まあ、さすがにジャーボンティ・デービスが相手では厳しいように思えるが。
 
「アントニオ・オロスコvsバージル・オルティス、勅使河原弘晶vs大森将平感想。どちらもいい試合で大満足」
 

ドネアのキャリアとも被る。身体能力系脳筋マンがキャリア後半にパワー型に傾倒するのは悪くない?


そして、これはノニト・ドネアにも通じるものがある。
 
複数階級にこだわって無理やりフェザー級に上げた結果、ニコラス・ウォータースに捻り潰されたのが2014年。
それ以降、S・バンタム級で勝ったり負けたりを繰り返すうちに下半身の衰えが進み、持ち味の超絶反射神経にも陰りが見え始める。
 
満を持して迎えた2018年4月のカール・フランプトン戦では、フランプトンの距離感を崩せず完敗。この試合以降、一部からはドネア限界説すらも聞かれる状況に。
 
ところがWBSS開催に伴い、バンタム級での再起を決意。
フランプトンと同タイプのライアン・バーネットに肉薄し、準決勝ではステフォン・ヤングを豪快なKOで片付け見事な復活を果たした。
 
「知ってた定期。ドネアがヤングを左フックで粉砕KO。やっぱりスピード&パワーが大正義。1発の威力がすべてをチャラにする」
 
つまり今回のガンボアと同様、階級を下げたことでフィジカル面の余裕が増した。その結果、この階級ではフィジカル強者&ハードパンチャーとして君臨しているという。
 
 
恐らくだが、ガンボアやドネアのような身体能力系脳筋マンがキャリア後半でパワー型に切り替えるのはアリなのだと思う。
 
もともと反射神経と運動量で勝負していたので、近場での差し合いでもある程度の優位性は保てる。
 
先日のマーカス・ブラウン戦でのジャン・パスカルもそうだが、ブロック&リターンに野性味をプラスすることによってやっかいさが一気に増す印象。フィジカル面で上回っていることが大前提だが、こういう脳筋マンのスタイルチェンジに注目するのもなかなかおもしろいのかもしれない。
 
ちょっと古いけど、シェーン・モズリーもその流れで延命したパティーンかな。
 
「再戦だろうなパスカルvsブラウン。引退撤回のジャン・パスカルが8年ぶり王座戴冠。前に出る勇気と腕を振る思いきりのよさ」
 
日本人で言えば八重樫東とかね。
あの選手も「4階級制覇を目指してS・フライ級でいくぜ!!」などと言わず、むしろミニマムorL・フライ級でパワー勝負した方がいい結果が出そうな気が……。
 
2016年末のタワッチャイ戦とか、かな~りいい試合だったしね。
 
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