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藤川球児はまだ使える? 阪神復帰で活躍はできるのか? 肘の状態は? 先発? 抑え? 成績?

趣味, 野球観戦, 雑談 | 2015年12月4日 | タグ: , , , ,

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太陽光イメージ
藤川球児の阪神復帰が決定した。

2015年シーズン、MLBのテキサス・レンジャーズを自由契約となり、日本球界復帰。古巣の阪神ではなく、まさかの四国アイランドリーグ・高知ファイティングドッグスへ入団。生まれ故郷である高知でのプレーを選択した藤川に、周囲からは驚きと戸惑い、称賛が向けられた。

そして約3カ月間の独立リーグでのプレーを終えた藤川球児は、2016年シーズンから古巣である阪神タイガースに復帰することが決定した。

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2013年の渡米後すぐに肘にメスを入れて約1年間のブランクを作り、メジャー復帰後も思ったような投球ができずに日本球界復帰を決めた藤川。
果たして古巣阪神タイガースに復帰する2016年シーズン、活躍することはできるのだろうか。

金本監督の意向で先発での起用を想定した調整を続けているらしいが、今の藤川にその適正はあるのだろうか。また、去就が微妙な呉昇桓の退団が決まればクローザー復帰とも言われているが、かつての火の玉ストレートを取り戻すことは可能なのか。

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今回は「藤川球児はまだ使える? 阪神復帰で活躍はできるのか? 肘の状態は? 先発? 抑え? 成績?」と題して、2016年の藤川球児がどの程度活躍できるか、どのポジションで起用するのがベストなのかを考えてみたいと思う。

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独立リーグ移籍が間違いではなかったことを結果で示せ

相変わらず阪神ファンでも何でもないのだが、ここ最近の阪神の動向が気になって仕方がないww
それもこれもすべて2015年の和田阪神の悲壮感がすごかったからに他ならないわけだが。

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まず初めに「藤川球児、阪神復帰おめでとう」と言っておきたいと思う。

これは想像だが、今回の阪神復帰にはそれなりに批判もあったのではないだろうか。
「お金じゃない、必要とされる場所で投げたい」と言って独立リーグの高知ファイティングドッグスに入団したものの、わずか3カ月で退団。さっさと阪神復帰を発表したことに対して否定的に捉える人間がいてもおかしくはない。
NPB復帰を見据えた調整のために独立リーグを利用したと思われても仕方のない動きだったことは確かである。

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ただ、僕個人としては今回の一連の流れは悪くないと思っている。
いろいろ言われはしたが、少なくとも地元である高知ファイティングドッグスを盛り上げるために一役買ったことは確かだし、藤川本人も過度な注目にさらされることなく3カ月間調整できた。これは地元ファンにとっても本人にとってもWINWINだったのではないかと思う。

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阪神ファンの中にはおもしろくないと感じる人がいるのかもしれないが、それも2016年シーズンに藤川が活躍すればきれいさっぱり忘れられるだろう。ここから先はどちらにしても本人次第ということになる。
独立リーグを選択したことが間違いではなかったことを証明するために、藤川球児は2016年シーズンに結果で示すしかないのである。

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藤川球児の現在地?


では現時点での藤川球児の実力はいったいどの程度のものなのだろうか。

参考までにメジャーでの通算成績を見てみよう。

2013~2015シーズンで、
29試合
投球回:26.2回
防御率:5.74
WHIP:1.46
被打率:.287

これを見ると、はっきり言ってまったく通用していなかったと断言していいと思う。特に被打率.287というのはなかなかな数字だ。

試しに2014年の球種別の被打率を調べてみると、
ストレート:.286
フォーク:1.000
カットボール:.273
カーブ:.500
である。
話にならない数字だ。

さらにストレートの平均球速を見ると、
2013年:92.24マイル(148.44km)
2014年:90.67マイル(145.91km)
2015年:89.52マイル(144.06km)

となっており、手術からの復帰後はやはり球威がガタ落ちしていることがわかる。

藤川の最大の持ち味はやはり火の玉とも称されたストレートだが、平均球速の示すとおり渡米前年のシーズンと比べてもかなり落ちていることは間違いない。

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比較対象として、2014年の松坂大輔の球種別の被打率を挙げてみる。

ストレート:.170
カットボール:.156
ツーシーム:.218
スライダー:.211
カーブ:.246
スプリット:.500

日本のファンから「メジャーでは使い物にならない、役立たずだ」と罵倒され続けた松坂がこの数値である。
ストレートの平均が90.27マイル(145.27km)と、藤川と大差ないことを考えると、2014年の松坂は十分に通用していたことがわかる。


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2014、2015年と藤川球児のメジャーでのピッチングを見てきた印象だが、当然のことながら全盛期にはほど遠い。

頼みのストレートが走らないので、ゾーン内で勝負できずにどうしても変化球に頼らざるをえないピッチングになる。
ところがストレート以外の持ち球であるフォーク、カーブとカットボール、そのいずれもメジャーの打者を打ちとる水準には達していないのが苦しかった。
伝家の宝刀と呼ばれたフォークも実はそこまで有効な球ではなく、メジャーの打者に通用するほどではなかったのだ。

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ストレートの球威で押せないので、ギリギリのコースを狙ってカウントを悪くし、苦しくなったところにヘロヘロの変化球でかわしにいって痛打される。このパターンで防御率を悪化させていたのである。

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そして、日本復帰後に所属した高知ファイティングドッグスでの成績は、

6試合
投球回:33.0回
防御率:0.82
被打率:.160~180?

数字だけで見ればほとんど打たれていないことがわかる。

独立リーグでの登板映像を少し見たのだが、全体的な印象は正直あまり変わっていないように僕には見えた。2015年の5月にメジャーで投げていたボールに比べれば多少向上していたようだが、劇的な改善という意味では残念ながらNoと言わざるを得ない。

具体的には、

・指にかかったストレートはいい
・だが、その割合が少ない
・フォークは叩きつけるシーンが多く、制球が定まっていない
・変化球が多過ぎる
・カットボールはあまり有効じゃない
・カーブはお話にならない

といったところだろうか。

つまり、藤川球児が阪神で活躍するには、指にかかったストレートの割合をどれだけ増やせるかにかかっていると言えるだろう。
指にかからないストレートはメジャーの打者にポンポン打ち返されていたし、独立リーグの打者にも楽々ついてこられていた。

球速の最大値をアップさせるのではなく、抜け球の割合を減らし、力のあるストレートを常に投げられるようなコンディションをいかに作れるか。活躍の是非はそこにかかっていると断言して間違いなさそうである。
特に今の変化球主体のピッチングでは、シーズン序盤はよくても対戦を重ねていけば確実に対応される。

藤川球児の生命線はストレートの球威。
結局そういうことなのだ。

藤川のベストポジションはクローザーしかないだろ?

次に阪神に復帰した藤川をどのポジションで起用するのがベストであるかを考えていきたい。

今のところ金本監督の意向で先発として調整しているというが、これは正直どうなんだろうか。

藤川が先発?
ちょっと厳しくないか?
球速の低下や球威不足という意味ではなく、単純に藤川球児という投手のタイプとして。先発でやっていくには物足りない部分が多いのではないかと思うのだ。

まず先発投手としては球種が少なすぎる。
ストレートの他にフォーク、カーブ、カットボールがあり、数だけで見ればそこそこ揃っているように思える。だが、実際に使える球腫といえばフォークのみである。そのフォークですら肘を気にしているのか、今のところ制球が定まっていない状態だ。

カーブ、カットボールに関しては言わずもがなで、とてもじゃないがカウント球や決め球に使えるようなレベルではない。アクセントとして1、2球投げるくらいならいいと思うが、残念ながら投球の軸になるようなボールではない。

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つまりストレートとフォークの2種類しかない藤川には、長いイニングを投げる先発というポジションを任せるには厳しいと言わざるを得ないのである。
しかも2015年のストレートの平均球速が144kmである。それもリリーフでの球速だ。
先発をするとなれば全力投球をする場面は限られるだろうし、柔らかいとされる日本のマウンドではさらに球速は落ちるだろう。恐らく平均球速は概ね135~140km前半に収束するのではないだろうか。
140kmそこそこのストレートと制球が定まらないフォークのみの先発。これはどう考えても厳しい。

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やはり藤川球児を最大限活かすポジションはリリーフであることは間違いない。

リリーフの中でもどのポジションを任せるかだが、僕はクローザーでの起用を推したい。今の不安定な状態の藤川には、セットアッパーという過酷なポジションは荷が重いと思うのだ。

一見、試合を締めるクローザーの方がセットアッパーよりも厳しいと思われがちだが、それは正解であって正解ではない。
メンタル面で厳しいのはクローザーであることは間違いないが、体力的に厳しいのはどう考えてもセットアッパーだ。

投げるタイミング、イニング数が一定しないセットアッパーの身体的負担は、基本的に9回の1イニングを抑えるだけのクローザーとは比較にならないほど大きい。
このポジションを1年間続けるには、今の藤川球児では荷が重すぎる。独立リーグ最終戦も怪我で回避したと聞くし、最終回の3人を全力で抑えるクローザーに固定した方がまだ活躍できる可能性は高いだろう。

メンタル面や選手の格を考えてもそうだ。2年間で80セーブを記録した呉昇桓の後がまに据えるには、今の阪神には藤川以外には見当たらない。もちろん呉昇桓の去就次第ではあるが、今の藤川を最も活かせるポジションはクローザーしか考えられないのだ。

阪神よ、セットアッパーは外国人補強で補え

安藤、福原以外にまともなセットアッパーが存在しない阪神だが、そこはやはり外国人補強で補うべきだろう。
若手を育てるなどと悠長なことは言っていられない。報道にも出ていたように、広島を退団したヒースかザガースキー、あるいはその両方を獲得してセットアッパーに起用するのが得策である。新外国人のマット・ヘイグの調子を見ながらヒースとザガースキーの2人を適宜入れ替えるのだ。

前回の記事では敗戦処理から段階を踏んでセットアッパーに格上げしていけばいいと申し上げたが、よくよく考えると藤川のベストなポジションはクローザーだという結論に達したのだが、いかがだろうか。

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まあ、呉昇桓残留がベストであることは間違いないのだが。




現在日米通算222セーブの藤川球児。
名球界入りの条件である250セーブまで後28セーブに迫った伝説の守護神の帰還は果たして成功するだろうか。

2016年シーズンに大いに期待である。







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