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クロフォードvsインドンゴの統一戦予想。長い人たちの頂上決戦。クロフォードのランニングスキルとインドンゴの踏み込みに注目【展望】

ボクシング観戦, 趣味, 雑談 | 2017年8月8日 | タグ: , , ,

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シマウマイメージ
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2017年8月19日(日本時間20日)に米・ネブラスカ州で行われるS・ライト級4団体統一戦。
WBC、WBO王者に君臨するテレンス・クロフォードと、IBF、WBAスーパー王座を保持するジュリアス・インドンゴの一戦である。
 
 
31戦全勝22KOのクロフォードと22戦全勝11KOのインドンゴ。
無敗の戦績を継続する王者同士の統一戦が実現する。
 
「クロフォードww インドンゴをボディ一閃!! 4団体統一戦に3RKO勝利。ナミビアのシンデレラストーリーを破壊する」
 
クロフォードは前戦で北京五輪金メダリストのフェリックス・ディアスを10Rでストップ。リーチ差と体格差を前面に出したスタイルでディアスを圧倒している。
 
一方のインドンゴは英国でリッキー・バーンズとの2団体統一戦を見事にクリア。
スピードと体格、踏み込みの鋭さなど全局面でバーンズを寄せつけずに大差判定勝利を収めている。
 
「インドンゴがバーンズ討伐を果たして王座統一。おもしれえ試合ww 野生動物のようなインドンゴにビックリ」
 
2004年のバーナード・ホプキンスvsオスカー・デラホーヤ戦以来の4団体統一戦となる今回。ビッグマッチ路線が主流となるボクシング界において、異例の統一戦実現に大注目である。
 

お、もうすぐじゃんかクロフォードvsインドンゴ戦。やっぱりインドンゴに勝ってもらいたいね。クロフォードは強敵だけど

そのうち考えてみようと思いつつ、気づくと2週間を切っていたこの試合。
クロフォードの試合間隔の短さに若干驚いている次第である。
 
 
前回のバーンズ戦、前々回のトロヤノフスキー戦で僕は完全にジュリアス・インドンゴのファンになったのだが、今回のテレンス・クロフォード戦は果たしてどうなるか。
さすがにPFPのトップ10に名前を連ねるクロフォードが相手では厳しいのでは? との見方が多いようだが。
 
「トロヤノフスキー、ワンパンKO負け!! 40秒でインドンゴの左で衝撃ダウンで王座陥落!! 内山vsコラレスの既視感すげー」
 
しかし、改めてインドンゴのシンデレラストーリーは半端ない。
トロヤノフスキー戦の衝撃的な1RKO勝利以降、2戦連続での統一戦。
しかも今回は2004年のバーナード・ホプキンスvsオスカー・デラホーヤ戦以来となる4団体統一戦ということで、生ける伝説2人と肩を並べるまでに至るという。
 
34歳ながらここ3戦で一気に人生が変わった選手であり、ボクシングというスポーツに夢があることを証明したと言えるのではないか。
 
クロフォードはマジで強敵だが、インドンゴには何とかがんばってもらいたい。
 

勝敗予想はクロフォードの大差判定勝利。前回のフェリックス・ディアス戦はクロフォードのベストバウトに近かった


では、とりあえず勝敗予想から。
今回はクロフォードの判定勝利でいきたい。
 
申し上げたように、応援するのはインドンゴ。
でも、実際に勝つのはクロフォード(かなぁ)ではないかと。
 
 
まずクロフォードについてだが、前回のフェリックス・ディアス戦はこの選手にとってのベストバウトに近かったと思う。
 
左構えのディアスに対し、自らもサウスポースタイルで対峙し、切れ味鋭いリードとストレートをガードの間から打ち込む。
ディアスの鋭い踏み込みをサイドステップでかわし、ワンツーからボディを叩いて徐々に弱らせていく。
 
そして、顔面を切り刻まれ踏み込みが弱ったディアスの状態を確認してペースアップ。体格差を活かしてプレッシャーをかける。
コーナーに釘付けにしてラッシュを浴びせ、最後は陣営のギブアップを呼び込む完勝である。
 
改めてこういう上背のない相手、リードパンチが機能する相手と対峙した際のクロフォードの強さを感じさせた試合だったのではないだろうか。
 
「大激戦のバルテレミーvsキリル・レリク!! まさかの苦戦のダークヒーロー、バルテレミーはクロフォード打倒を果たせるか?」
 

めっちゃ「長い」インドンゴ。あの踏み込みと出入りの鋭さは長谷川穂積と山中慎介のハイブリッド

次に対抗王者のインドンゴについて。
ネタとなる試合がトロヤノフスキー戦とバーンズ戦しかなく、しかもクロフォードとはタイプがかけ離れていて予想が難しいのだが、一つ言えることはとにかく長い
 
以前の感想記事でも申し上げた通り、手足が尋常じゃなく長い。
Boxrecには身長179cm、リーチ181cmとあるが、それホントか? と疑いたくなるほどに。
それこそ膝から足首までの長さは異常なほどで、カモシカやシマウマの類いを連想させる。
 
そして、その長い手足を目いっぱい伸ばして打ち込む左は、あり得ないほどのレンジと妙な軌道で相手を捉える。
 
トロヤノフスキーはこのパンチの軌道に慣れる前に豪快なKO負け。
前回のバーンズもレンジの長さに最後まで対応できず、まともにポイントを取ることすらかなわなかった。
 
「ロマチェンコ攻略の糸口見っけ? マリアガボッコボコ。今日も対戦相手をオモチャにして遊ぶ」
 
リズムを取るように前後にステップを踏み、一気に踏み込んでワンツー。
打ち終わりに大きく伸ばした身体をさっと引っこめ、すぐに元のポジションに戻る。
復元力にも優れており、パンチの引きに合わせて踏み込もうとするバーンズを、結局最後まで懐に潜らせることはなかった。
 
しかも、あれだけの激しい動きを12R継続できるのがすごい。
 
個人的なイメージとしては、全盛期の長谷川穂積の出入りに山中慎介の左をプラスしたような選手。
ここまで尖ったスタイルはなかなかないのではないかというくらいの個性派である。
 
「山中vsルイス・ネリ予想!! 最大にして最強の挑戦者登場? 13度目防衛戦をクリアしてカンムリワシに肩を並べろ」
 

インドンゴでもさすがにクロフォードには追いつかないんじゃないの? ビクトル・ポストル戦のクロフォードが一番参考になるような気がするよ

とまあ散々インドンゴを持ち上げてきたが、どちらが勝つかと聞かれれば、僕はやはり「クロフォードじゃないの?」と答える。
 
ただ、前戦のクロフォードがよかったと申し上げたが、今回のインドンゴ戦はその再現とはならない気がする。
 
一番参考になりそうなのが2016年7月のビクトル・ポストル戦。当時WBC王者だったポストルを12R判定で退けた試合である。
 
「クロフォードがポストルに大差判定勝利!! ん? クロフォード圧勝? むしろポストル勝てたんじゃないのか?」
 
あの試合のクロフォードが実行したのは、長身のポストル相手に距離をとっての当て逃げ作戦。つまり持久走で12Rを走り切っての勝利。
 
序盤は近い間合いで対峙したものの、打ち合いでは分が悪いと判断した4R以降は完全に割り切ってのランニングマンと化す。長距離選手のスキル全開で逃げ切った勝利と言える。
 
とはいえ、ただ逃げ回るだけではない。
一瞬のタイミングを見極めてのワンツーや遠い間合いでのジャブなど、クロフォードの持ち味は十分に発揮されていた。
カウンターの得意なポストルの危険地帯に極力立ち入らず、正面に立たず。スピード差で煽りながら着実にポイントを重ねていく。リードのジャブが通用しなかった際のBプランとでも言えばいいか。
 
ボクシング界のスター候補がそれでいいのかという疑問はともかく、くせ者ポストルを相手に見事に完走した試合だったのではないかと思う。
 
「マイキー・ガルシアがブローナーに判定勝利。階級の壁をちょっと感じたかな。ブローナーもよかったよね?」
 

あの持久走で逃げ切るクロフォードを捕まえるのは相当厄介だよね。打ち終わりを狙われて、ポイントをごっそり持っていかれる展開になりそう

そして、今回のインドンゴ戦も似たような展開になるのではないかと予想している。
 
今年4月のインドンゴvsバーンズ戦を観直すと、実はバーンズがかなり健闘していることに気づく。
もちろんインドンゴの圧勝には違いないのだが、「バーンズがあと一歩踏み込めれば」「あそこで連打できていれば」というシーンは意外と多い。
 
特に目立つのがインドンゴの打ち終わり。
バーンズが踏み込みに合わせてサイドに回り込み、何度もインドンゴの身体が流れた瞬間を狙っていることがわかる。そして、実際に中盤の6、7R辺りでインドンゴを捉えかけてもいる。
 
「L・ヘビー級アツ過ぎもっと盛り上がって(^○^) バレラがスミスに大差判定勝利。神々の階級」
 
試合後半からインドンゴが対応したおかげで目立たなかったが、冗談抜きでバーンズがもう一歩踏み込めていれば、展開は大きく変わっていたように思える。
 
もう一方踏み込めればというより、バーンズにもう少しリーチがあれば、上背があればと言った方が正解か。
この選手にもう少しリーチと踏み込みの鋭さがあれば、もしかしたらインドンゴの野生を凌駕していたかも。実は紙一重の試合だったんじゃないの? というのが僕の全体的な印象である。
 
 
また、クロフォードの身体能力であればそれができるのでは? という話でもある。
 
「村田ズルいww このタイミングでエンダムと再戦決定って、こんなの村田が勝つに決まってるじゃんか」
 
インドンゴの周りを回って正面をとらせず、打ち終わりを狙ってサイドからフックを叩き込む。
すぐさま離れて持久走。
インドンゴが前足重心になった瞬間を狙って得意のジャブを当て、怯んだところに右アッパー。
またまた離れて持久走。
この当て逃げで12Rを走りきれば、普通にクロフォードが大差判定勝利すると思うのだが、いかがだろうか。
 
「ベルチェルトに三浦完敗……。対策されてたなぁ。何もさせてもらえなかったなぁ。ベルチェルトはよく走りきったなぁ」
 

インドンゴが勝つには序盤のKOしかない気がする。クロフォードがインドンゴの「長さ」に慣れないうちに一気に打ち落とすしかない?

では、インドンゴがクロフォードに勝つとしたらどういう展開だろうか。
 
まあこれは正直、KO勝利しかないと思っている。それも前半での。
クロフォードがインドンゴの踏み込みのレンジと左の軌道に慣れないうちに、致命的な1発を叩き込んで試合を終わらせる展開。極端な話、トロヤノフスキー戦のように1Rで勝負を決めるくらいのテンションで。
 
ラウンド前半は左を見せず、ここぞの局面に全力の1発を叩き込む。
それで豪快なダウンを奪い、たとえ立ち上がったとしても続行不可能なくらいの追い込みで勝負を決めるとか、そんな感じである。
 
「ジェフ・ホーン圧勝!! パッキャオ議員に力技で勝利し人生の厳しさを教える!! 作戦勝ちかな」
 
もちろんクロフォードはトロヤノフスキー戦もバーンズ戦も観ているだろうし、あの選手がそう簡単にクリーンヒットを許すとは思えない。
試合後半にバーンズの踏み込みにインドンゴがカウンターを合わせていたのも確認済みのはず。
 
しかも、クロフォードは数ラウンドで相手のタイミングを掴んでしまうので、インドンゴにとってはラウンドが進むごとに厳しい試合になる。
どちらにしろ、序盤4RまでにKOできなければ勝利は難しい。気がする。
 
「ウォードが再戦に完勝!! コバレフがキャリア初のKO負けでリベンジ失敗。仕方ないね。ちょっと差があり過ぎたよな」
 
ただ、それでも僕としてはインドンゴに勝ってもらいたい。
クロフォードがいい選手だということに疑いの余地はないが、あのランニングマンスタイルだけはどうにも受けつけない。というか、好きになれない。
ロマチェンコ戦やパッキャオ戦といったビッグマッチ路線もいいが、インドンゴにはその辺りの展望も根こそぎ奪いとって高笑いして欲しい。
 
 
まあ、クロフォードも気の毒ではありますけどね。
 
2013年にライト級王座を獲得して以来、順調に防衛を重ねて統一戦までクリアしているのにこの不人気。
相手もバーンズ、ガンボアやポストルといった有名選手だけでなく、ディエリー・ジャンやヘンリー・ランディ、ジョン・モリナなどの実力者に圧勝しているわけで。
しかも前回は五輪金メダリストをギブアップさせて、ついに4団体統一戦にこぎ着けるという充実のキャリア。
 
「スティーブンソンがフォンファラを2RKO!! 顔面かち上げたろか? と言わんばかりの自慢の左が炸裂」
 
「華がない」「スターの資質に欠ける」という批判もわかるのだが、実力に人気が追いついていない感はめちゃくちゃ強い。
 
そういう意味では気の毒な選手ではある。
あんまり好きじゃないけど。
 
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