こんなん予想できるかww ジャーメル・チャーロが怪童ルビンをワンパンKO!! まさかの1R決着で注目の対決を制す【結果・感想】

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2017年10月14日(日本時間15日)、米・ニューヨーク州にあるバークレイズセンターで行われたWBC世界S・ウェルター級タイトルマッチ。
同級王者ジャーメル・チャーロがランキング1位エリクソン・ルビンと対戦。1R2分41秒でKO勝利を収め、2度目の防衛に成功した。
 
 
チャーロ兄弟の弟ジャーメルが迎えた2度目の防衛戦。
 
“怪童”の異名を持つ最強の挑戦者エリクソン・ルビンが相手ということで、苦戦が予想された今回。
 
開始直後からお互いが距離とポジションを奪い合い、リングに緊張感が漂う。
 
前手がわずかに触れる距離で、踏み込みのタイミングを測る両者。
 
「村田再戦で勝利!! 絶不調のエンダム(ヌジカム)にTKO勝ちでミドル級戴冠。疑惑の判定から因縁に終止符を打つ」
 
そして1R残り30秒弱。
身体をかがめて踏み込むルビンに対し、チャーロが右アッパーをショートで叩き込む。
チャーロの強打を側頭部に被弾したルビンはたまらずダウン。
横倒しのまま四肢を痙攣させ、起き上がることができない。
 
その様子を見たレフェリーが手を交差させて試合終了。
1R2分41秒、ジャーメル・チャーロのKO勝利!!
見事に“怪童”ルビンの挑戦を一蹴してみせた。
 
「ジャレット・ハードの理不尽フィジカルがトラウトを粉砕する。ダメだトラウト…。パンチがまったく効かない地獄」
 

まさかのチャーロ1RワンパンKO勝利。予想もクソもないww ルビン勝利予想をした俺の立場は?

え~~っと……。
何ですかね、この試合ww
 
先日、あれこれ考えたのが全部ふっ飛んだというか……。
こんなん、さすがに予想できひんわww みたいな。
 
てか、何してくれてんねんワレww
サイコーかよww
 
 
いや、しかしビックリした。
予想記事でも申し上げた通り、僕はこの試合、どちらかというとエリクソン・ルビンが有利ではないかと思っていた。
 
「エリクソン・ルビンvsジャーメル・チャーロ予想。覚醒したチャーロ弟か、期待の新星ルビンか。チャーロ弟がドネアとか井上尚弥っぽい」
 
ある程度のスペースがあり、自分の腕が伸びる間合いを得意とするチャーロ。
至近距離でのパワフルな連打に巻き込みたいルビン。
 
「スペンスがピーターソンを圧倒してギブアップ防衛。ボコボコやねピーターソン。スペンスは階級アップした方がよくね?」
 
両者の得意な距離には若干の違いがあり、どちらが自分の距離で試合を進めるかが勝負を分けるのではないか。
そして過去の試合を観ると、引き出しの多いルビンの方がやや優勢ではないか。
距離を潰され、ロープを背負わされたチャーロが窮屈そうな表情を見せる展開が続くのではないか。
などなど。
 
というより、チャーロが勝つにしても接戦になるんじゃないの?
 
は? 1Rで終わる?
んなわけあるかww
 
そんな感じで、何となくルビン有利を予想していた次第である。
 
「この試合をわからないヤツはニワカだ!! エリスランディ・ララvsガウシャのハイレベルな駆け引きの末に生まれた芸術的ボクシング」
 

覚醒したチャーロの力強さはすごい。チャーロ兄弟の見せる野生は組み立てを根底からひっくり返す

以前にも申し上げたが、ここ数戦のチャーロ弟の覚醒っぷりは本当に目を見張るものがある。
 
「亀海再起のダクアン・アーネット。って、どうなる? コレ全然わからなくね? この両者の試合ってどんな結果になるんだろ」
 
従来の鋭い踏み込みと切れ味抜群のパンチに加え、身体全体の大幅なビルドアップ。
相手と正対しないことを優先していたこれまでとは違い、ドッシリと構えて最低限の動きで仕留めるスタイルへのシフトが見られる。
フィジカルが安定したおかげで、サイドに回ってアングルをつけて~という工程を踏む必要がなくなったとでも言えばいいか。
 
「セルゲイ・リピネッツvs近藤明広だってさ。よーわからんけど、どうやって勝てばいいんだろね。中谷正義なら勝てるんでね?」
 
あれだけの爆発力があれば、確かにどんな相手でも一瞬で終わらせることは可能。いくら“怪童”ルビンでも、あのタイミングで被弾してはひとたまりもない。
 
「ポール・バトラーがスチュアート・ホールを当て逃げで下す。そうそう、井上尚弥相手にこれをできるヤツを探してんのよ」
 
しかもよく観ると、あの瞬間チャーロは右ショートの前に、左を2発出していることがわかる。
 
鋭い踏み込みから1発目の左。
これを小さなスウェーでかわすルビン。
間髪入れずにチャーロが2発目を放つ。
ルビンはこの左もダッキングでかわし、そのまま戻り際に合わせて右足を大きく踏み込む。
だが、チャーロはそれに合わせてパンチの軌道を変え、側頭部にアッパー気味のショートを叩き込む。
 
平衡感覚を失い、膝から崩れ落ちるルビン。
横倒しのまま手足をばたつかせ、何とか立ち上がろうという意思を見せる。
 
「比嘉大吾vsトマ・マソン予想。トリプル世界戦の中で唯一楽しみな試合。余裕ぶっこいてると危ないんじゃないの?」
 
しかし身体がまったく言うことを聞かず、それを見たレフェリーが試合をストップ。
 
うん、すごいww
一瞬何が起こったのか理解できなかったが、スローで確認して納得した。
 
「コラレス陥落。マチャドのカウンターで壮絶ダウン。って、体重超過で負けるってどこのネタキャラだよw これからどうすんねん」
 
左を見せてからの右ボディ。
 
いや、わかるけどさww
あんなのあります?
 
「エジディウス・カバロウスカスとかいうウェルター級の井上尚弥。リトアニアの井上キタコレww こんなに似てる選手は初めて」
 
さすがにあのスピード、あのタイミングでやられたらねぇ……。
どうしようもないっすよねぇ……。
 
「鉄拳爆発!! ジャーマル・チャーロがテクニシャンウィリアムスを豪腕で沈める!! 5RKOで2度目の防衛に成功」
 
チャーロ兄弟の野性というか、瞬間的に弾ける獰猛さはマジですごい。
2016年12月に兄ジャーマルがジュリアン・ウィリアムス戦で見せたアッパーもそうだが、すべてをひっくり返す野性はこの兄弟ならではだと思う。
 
こういう獣の本能のようなものを備えた選手でパッと思いつくのは、やはり全盛期のノニト・ドネアだろうか。
 
「サダム・アリがコットに勝利!! よっしゃあぁぁボケェエ…! 終わる気満々のヤツに負けんなって思ったけど、ホントにヨカタw」
 

敗れたエリクソン・ルビンもやはり“怪童”。チャーロ相手に中間距離でまともに対峙する時点ですごいんじゃないの?

ほとんど見せ場なく敗れたエリクソン・ルビンだが、このKO負けによって評価が落ちたとか、そういうことはないように思える。
 
繰り返しになるが、今回のアレはマジでしゃーない。
あのタイミングであのパンチを避けろというのは酷だし、さっさと切り替えた方がいい。
むしろ、チャーロのジャブに合わせて踏み込んだことがすごいとでも思っておけばいい。
 
「山中がネリと再戦? やめた方がよくね? 勝てそうに見えないんだが。というより、ホントにこの試合やっちゃうんすか?」
 
というか、覚醒したジャーメル・チャーロと中間距離でまともに対峙する選手など、めったにいるもんじゃない。
ジョン・ジャクソンは持久走でひたすら当て逃げに徹したし、前回のチャールズ・ハトレイはガードを上げてへっぴり腰で左を出すだけ(それは言い過ぎか?)。
 
1Rのみだが、少なくともチャーロ弟相手にあそこまで緊張感のある立ち上がりを見せた選手はルビン以外にはいない。
 
「日本一恵まれた男、河野公平がレックス・ツォーに敗れる。中国の英雄に打撃戦の末に負傷敗戦。惜しい! 勝てる試合だったな」
 
試合を観直して気づいたのだが、今回のチャーロはルビンの踏み込みにめちゃくちゃ神経質になっている。
 
奥足に重心を乗せ、いつでもバックステップで距離をとれる体勢をキープ。そして、ルビンが前進した分きっちり後退し、危険地帯には立ち入らない。
ガードへの意識に加え、ルビンがアクションを起こすたびに過剰なまでに反応していることがわかる。
 
「ジャーメル・チャーロがトラウトに完勝。野性味満載の1発狙いで2度のダウンを奪うも倒しきれず。ハード戦はよ」
 
逆にルビンはほぼいつも通り。
やや前傾姿勢の構えで、右リードを出しつつ踏み込みのタイミングを見極める。
チャーロの攻撃へのケアも万全で、右のボディフックにもしっかり右でカウンターを合わせている。
 
「ララvsハードが決定しただと……?! さすがS・ウェルター級だなオイ。こんなビッグマッチがサラッと決まっちゃう激戦階級」
 
結果的にはワンパンKOで終わった試合だが、むしろ余裕がなかったのはチャーロの方。
 
それくらいルビンの落ち着きぶりはよかったし、できれば至近距離での攻防を観てみたかった。その位置でのパワーボクシングというか、本領を発揮したルビンにチャーロがどう対応するか。
 
「安全運転で完勝のトラメイン・ウィリアムズ。デリック・マレーに判定勝利。てか、ホントにリゴンドーに似てる」
 

ルビンの踏み込みに絶妙のタイミングでカウンターを返していたチャーロ。膨大なシミュレーションと準備の賜物か

今回の試合、ルビンが本気の踏み込みを見せたのは恐らく2回。
 
1回目は、1R残り1分4秒あたり。
右リードをチャーロの左腕に当て、身体を傾けて打ち込んだ左。
 
2回目は上述の通り。
チャーロの左の戻り際に合わせて踏み込み、結果的にKOパンチを被弾したアレである。
 
そして、チャーロはその2回とも、絶妙なタイミングでカウンターを返している。
1度目はルビンの左に合わせた打ち下ろしの右。
当たりはしなかったが、危険なタイミングで耳元をかすめている。
 
2回目はもちろん、例のKOパンチ。
 
「クロフォードww インドンゴをボディ一閃!! 4団体統一戦に3RKO勝利。ナミビアのシンデレラストーリーを破壊する」
 
つまり、チャーロはこの試合を迎えるにあたり、徹底的にルビンの踏み込みを研究してきていた。
どうすればルビンを懐に入れずに済むか。
どれだけ自分の得意な距離をキープするか。
 
エリクソン・ルビンの実力を認め、さらに自分との戦力差を比較する。どの部分で勝負すれば勝機があるか。チャーロ陣営の準備の成果というヤツ。
 
膨大な研究と周到な準備。
練習の成果を忠実に遂行した結果、あの衝撃的なKOが生まれた。
“怪童”ルビンに実力を出させることなく、見事に1Rで終わらせた。
 
そう考えると、チャーロ兄弟のド派手なKOを「野生」や「本能」といった言葉で片付けるのはちょっと違うのかもしれない。
 
「田中イキり過ぎたな。パランポンを9RTKOに下すも、試合後に病院に直行」
 
ちなみにだが、今回のS・ウェルター級トリプルヘッダーを視聴したのも例のDAZN
相変わらず地味なラインナップではあるが、個人的には結構嬉しい。特に今回のチャーロvsルビン戦、ハードvsトラウト戦のセレクトは本当によかった。
 
これからもこんな感じで頼むぜ、ボクシング担当の有能ニキ。
 
「DAZN for docomoを契約。利用した感想は? Jリーグファン激怒のDAZNはあり? なし? 使える? 使えない? 品質などの雑感」
 
あ?
エリスランディ・ララはどうしたって?
 
アイツはアレだ。
星になったんだよ。
 
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