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暴論キター!! おすすめ本は自力で探せ、名作に出会うにはクソほどハズレを引く必要がある。って、そんなわけねーだろww

オンライン書店, 出版ことはじめ, 生活, 雑談 | 2016年1月5日 | タグ: , , , ,

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夕日イメージ
先日、ボーッとTwitterをながめていたところ、あるつぶやきが目に入ってきました。



この方は劇画原作者とかいうジャンルにおいて、いわゆる 「先生」と呼ばれる立場の大御所の方です。Twitterのフォロワー数も20万人を超えるような著名な方です。
そして、このつぶやきに対する「いいね」の数が3000にも迫る数であるところを見るに、この考えに同調する方も相当数いるのだと思います。

ただ、僕はこの意見のあまりの傲慢ぶりに開いた口が塞がりませんでした。

このつぶやきを見た瞬間に思ったことをそのまま申し上げると、

「コイツ、何言ってんだ?」

あくまで思ったことをそのまま文字にしただけなので「コイツ」などという表現になっておりますが、決して個人攻撃をするつもりはないのでその辺りはご了承ください。

「Twitterで実名を名乗れ、匿名で好き勝手言うなという傲慢」

まあ、この方の人間性などはまったく存じ上げないのですが。

有限な時間とお金を使うのに他人の意見を参考にするのは間違ってるか?

まず、世の中に存在する本やDVDの数に比べて、人間の人生は短すぎます。そして時間と同様に、人間1人が本やDVDに使える金額も有限です。

有限である時間やお金をより有効に使うために、他人の意見を参考にすることの何がいけないのか。「自分で決めろ」などと命令されるほど悪いことなのか。僕にはまったく理解できません。

「一般的な評価が低くても自分の中でおもしろい作品は山ほどある」とのことですが、非常によくわかるご意見です。
僕も基本的に娯楽の評価は主観であるべきだと思っている人間なので、「本当の傑作」とか、見えないものに普遍的な線引きをしようとする風潮が大嫌いです。「本物の~」とか「真の~」といわれても「そんなの人の勝手だろ?」としか思いません。

「本当の傑作」という言葉をどうしても使いたければ、頭に「自分にとっての」をつけるべきだと思っています。なぜなら傑作かそうでないかなど、個人の主観でしかないものだから。

つまり、本屋で他人のレビューを参考にしようがしまいが、それもまた「人の勝手」です。もっと言うと「本物の傑作」とやらを探し求めようが、みんなが知っている流行りものに飛びつこうが、それも勝手です。

「Amazonのカスタマーレビューが大っ嫌いだけど、それが何か?」

読書などは所詮は娯楽の一つであって、それによって人生が変わるほど感動する人もいれば、通勤電車での暇つぶし程度にしか位置づけていない人もいます。どちらがいいとか悪いとか、そんな議論などする必要すらありません。それもまた「人の勝手」だからです。

もう一度言いますが時間とお金は有限です。
ここでは読書だけに話を絞りますが、限られた時間とお金の中で、当たり前ですが読書という行為に対しての比重には個人差があります。時間があればいくらでも本を読んでいたい人もいれば、趣味の一つに過ぎない人もいます。
そして、世の中の大半の人は「時間があれば本を読んでいたい人」ではありません

念のために申し上げますが、「本を読む時間なんて作ればいくらでもある」という理屈はなしです。
別に作家でも本好きでもない普通の人間が、読書という行為にわざわざそこまでの時間を割く必要はいっさいありません。その時間を使って別の何かをした方がはるかに有意義です。

「自分で決めろ」じゃねえよ。自分で決めさせろよ


「大して本が好きなわけではないけどたまには読んでみようかな。でも、あまり詳しくないからこの本を読んだ人がどんな感想を持ったかをレビューのサイトで調べてみよう」←え? これの何がいかんの?

「大して本が好きなわけではないけどたまには読んでみようかな。でも、あまり詳しくないから片っぱしから買ってみよう。そうすればおもしろい本に当たるかも。時間もお金もないけどがんばらなきゃ!!」←これ、正しいか?

たかが読書にそこまで情熱傾けなきゃダメなの?
俺らパンピーは気楽に流行りものに飛びつくことも許されないの?


趣味の一つに過ぎない読書に限られた時間とお金を使うのだから、一発で当たりを引きたいと思うのは当然です。大当たりではなくても、せめて無難に70~80点くらいは狙いたいと思うのが心情です。

外れを引かないために多数決に頼ることの何がいけないのか。
ハードカバーの小説が2000円前後だとして、その金額をすべての人に対して「そのくらい」と言いきれる根拠は何か?

「国立科学博物館やばし!! 入場料620円でこのクオリティはあり得ねえっすわ」

「本屋でスマホを取り出してレビューを調べる行為はちょっと違う」という意見を述べるのは自由です。何度も言いますが、どんな本を読もうがどんな意見を持とうが「人の勝手」だからです。

「ビデオ一本、本一冊ぐらい、自分で決めろ」と他人に強要するその精神性が僕にはさっぱり理解できないと言っているのです。理解できないどころか、傲慢極まりないとしか思えないです。
それを言うなら、「ビデオ一本、本一冊の選び方くらい自分で決めさせろ」です。「こっちの勝手だろ? 横からガタガタ口出しするんじゃねえよ」です。

あなたが手に取った本はあなたの意思で選んだものじゃない

話は少しずれますが、出版社には書店まわりをする営業担当がいます。
その人たちは日々書店をかけまわり、自分の会社が出した本を少しでもいい売り場に配置してもらえるようにお願いしています。
当然「店長のおススメ」コーナーなるものがあれば、そこで紹介してくれるようにお願いしたりするわけです。
編集担当や作家の根底にある「いい本を作れば勝手に売れる」という傲慢な心理と、商業原理との板挟みに苦しみながら、発行部数を決定して書店をまわるのです。

これは自信を持って断言しますが、どんなにおもしろい本であっても本屋の端っこに置いてあるだけでは売れません。
大事なことなのでもう一度言います。売れません。

「東北被災地のボランティアが足りてないってさ。行った方がいいんじゃないの?」

劇画原作者の大先生がおっしゃるように「凡作の中から本当の傑作」を探し出すために本屋の売り場を隅々まで探索する人などいません。
これも大事なことなのでもう一度言います。いません。

つまりみなさんの目の前に積まれている本の数々は、誰かが「この本はいい本だからここに置いて」とお願いした結果なのです。勝手にそこに存在しているわけではないのです。
出版社の力関係、書店まわりの営業担当の努力、書店の販売担当のさじ加減、その他もろもろの要素が相まって人目に触れる本とそうでない本の住み分けが生まれているのです。

「『選挙行かないヤツふざけんな』について、頭が悪いので割とガチで教えてほしいんだが」

好評なレビューの多い書籍は売れ、悪い書籍は売れない。そもそも見向きもされない書籍はレビューすらつかない。これと原理は同じです。
そして、レビューがつくほど人目に触れるように努力した人がいるという意味でもあります。

何が言いたいのかというと、つまり多くの人が自分の意思で選んだと思っている本は、実は「ピラミッド型の市場原理によって選ばされた結果」であること。すべての本は平等ではないこと。そして、本を買う前に読者レビューを見て判断することは何らおかしいことではないということです。



まあ散々批判してきましたが、「何を言っちゃってんの?」と思う反面、この方がここまで傲慢な勘違いをできるほどの立場だという事実に若干嫉妬もするわけです。
これくらい清々しい暴論を吐いても3000人以上に支持されるほどの人間になってみたいと思う気持ちも正直あったりします。

「人工知能の進化は翻訳業界の未来を奪うのか? 翻訳者の将来性は? ターミネーターの時代は本当に来るの?」

この大先生の引き続きの活躍をお祈りいたします。









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