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カネロがコバレフを失神KO! スターってこういうことだよな。ここぞの勝負で予想を超えてくる。僕のボンクラっぷりも想像を超えた【結果・感想】

ボクシング観戦, 趣味, 雑談 | 2019年11月4日 | タグ: , , ,

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2019年11月2日(日本時間3日)、米・ネバダ州ラスベガスで行われたWBO世界L・ヘビー級タイトルマッチ。同級王者セルゲイ・コバレフvs挑戦者サウル・“カネロ”・アルバレスの一戦は11R2分15秒TKOでアルバレスの勝利。見事3階級制覇を果たすとともに、2階級差を超えての体重差マッチを制した試合である。
 
 
序盤からガッチリとガードを固めて前に出るカネロに対し、コバレフは細かい左の連打で応戦。時おりパワフルな右を打ち込むものの、射程の外から押し出すようなパンチでカネロを中に入れさせない。
 
対するカネロはコバレフの踏み込みに合わせてフルスイング。要所で顔面、ボディにカウンターを打ち込みコバレフの動きを止める。
 
中盤以降、カネロのプレスとボディ攻撃によって疲れが見えるコバレフ。コーナーを背負ってラッシュを浴びるなど、なかなか反撃のきっかけを掴めず。
 
そして11R。
カネロの右をテンプルに受けて動きが止まると、左フックを被弾して豪快によろめく。さらに返しの右を被弾しロープにもたれるようにダウン。コバレフの失神を確認したレフェリーがすぐさま試合をストップし、カネロの勝利を宣言した。
 
「信じる心が拳に宿る。ドネアが井上尚弥に敗れるも、12Rの大激闘。敗者なきリングに感動しました」
 

はい、ボンクラ野郎出ました!! ここまで予想と真逆の結果が出るとおもしろくなってくるなww

カネロvsコバレフの階級差マッチ。
 
先日から「ホントにやるの?」「カネロが勝つ方法が見つからん」「コバレフが勝たなきゃダメ」などと散々喚き散らしたわけだが……。
結果的には僕のボンクラっぷりを豪快に証明してしまった。
 
というか、ここまで真逆の結果が出るとむしろ清々しいww
 
この試合が発表された直後に「ホントにやるんか?」と驚き、
「ホ、ホントにやるんかカネロvsコバレフ。さすがにこれはコバレフが勝たなきゃダメなヤツじゃない?」
 
試合前日に「ホントにやるんか?」と改めて聞くという。
「カネロvsコバレフ。ちょっと待て、この試合ホントにやるのか? カネロに勝算? マジで言ってんのか?」
 
いずれも「コバレフの圧勝に決まっている」「さすがにカネロが勝つ光景が想像できない」とほざき、その根拠()らしきものを延々と列挙し続けるピエロさ加減。
 
僕が強気の予想をすると逆の結果が出るケースは割と多いのだが、今回に関してはあまりにも……。
それも「カネロが勝つのは色々な意味でアカン」とまで言っておきながら。
 
まあまあリアルに自分のボンクラっぷりがおもしろくて仕方ないww
 

序盤2Rで「カネロ勝つかな」って思った。コバレフがカネロに近づかれるのを嫌がり過ぎだったよね


試合の具体的な感想だが、実を言うと僕は割と序盤で「カネロが勝つかな」と思ってしまったことを報告しておく。
散々コバレフ圧勝説を唱えておいて説得力もクソもないのだが、序盤の2Rを観て「あ、コバレフやばいな」と。
 
 
まず立ち上がりの両者の動きは対照的。
細かい左ジャブの連打で先制するコバレフに対し、カネロは高くガードを上げて上体を振りながら前に出る。
コバレフがタイミングを測って打ち下ろし気味の右を放つと、カネロはそこにフルスイングの左をカウンターで合わせる。
 
左の連打でカネロを射程の外に釘付けにしたいコバレフと、ガードとボディワークでコバレフの連打をしのぎ、1発の威力で体格差を乗り越えたいカネロ。
 
なるほどねえ。
コバレフの対応はだいたい予想通りだったが、カネロはこうきましたか。
 
もともと僕は今回、カネロがどうやってコバレフとの体格差、リーチ差を攻略するのかに注目していた。と同時に、いくら考えてもその方法が思いつかなかった次第である。
 
散々「この試合ホントにやるんか?」と連呼したのもそのため。カネロがこの部分を何とかしないことにはお話にならないと思っていたから。
 
 
そして、カネロが選択した作戦は1発のフルスイング
コバレフの連打をひたすらガードとボディワークで耐え、得意のカウンターを全力でねじ込む。
 
基本的にコバレフは打たれるのを極端に嫌うタイプで、特にボディ打ちへの拒否感はアレルギーに近いと言ってもいいくらい。そのおかげでカネロ陣営の作戦は見事にハマったと言える。
 
「これが僕のコバレフ! ヤードに苦戦しつつも11RKO勝利で初防衛に成功。最高にカッチョいいww」
 
1Rの35秒過ぎにコバレフが右を打ち込んだ際にカネロがカウンターの右をヒットしたが、そこからコバレフの踏み込みが一気に落ちたのが印象的。
恐らく思った以上にカネロの1発に威力を感じたのだと思うが、それ以降のソフトタッチっぷりと言ったら……。
 
中途半端に左を前に出し、力の乗らないジャブを連打。
カネロが低い姿勢で前に出れば、上から右を“優しく”振り下ろす。
的が小さく狙いにくいのもあったとは思うが、さすがにアレではカネロは止まらない。
 
それだけでなく、わざと肩からぶつかってクリンチしたり左腕を伸ばして頭を抑えたり。「お前は村田諒太か」と聞きたくなるくらいの神経質さである。
 
とにかく今回のコバレフはカネロに近づかれるのを嫌がるそぶりが極端過ぎた(気がする)。
 
「ジェイコブスvsチャベスJr.決定? 僕がチャベスJr.をあきらめきれない理由」
 

多彩なパンチと戦略、実行する能力の高さに感服しました。カネロお見事でした

また、目を引いたのがカネロのパンチの多彩さ。
 
コバレフの左の戻り側に大きく踏み込み、カウンターの左ボディ。
さらに右をガードし、今度は右ボディをカウンターで脇腹に突き刺す。
そして、下を意識させたところで今度は左を顔面に。
 
いったん身体を沈めてから伸び上がるように打ち出すカネロの左はジェイコブス戦でも機能していたし、体格差のある相手との距離を埋めるのに非常に効果的なのだと思う。それを同じタイミング、同じフォームでボディにも打てるのがいい。
 
しかも、コバレフは逆ワンツーを打つ瞬間に身体が左に流れる癖があり、右の打ち終わりに顔面がガラ空きになる。ここのタイムラグとカネロのカウンターが最初からバッチリ合っていたのも大きかったのではないか。
 
中間距離の差し合いで完全に混乱させられ、これまで防いでいたジャブも立て続けに被弾を許すコバレフ。6、7Rなどは個人的にこの試合のベストラウンドだと思っているのだが、カネロのあまりの見事さに思わず「すげえ……」と声を出してしまったくらいである。
 
「カネロがジェイコブスに辛勝。相手のよさを消すのが得意なジェイコブス」
 
なお、8Rの中盤から9Rにかけて突然カネロが後退してロープを背負うシーンが増えたのだが、アレは何かトラブルでもあったのだろうか。それとも単純な休憩タイムで、10、11Rのペースアップに備えてのものだったのか。
 
僕は7、8Rにコバレフが力を入れてパンチを打ち始めたのを受けて「コバレフにもまだ可能性はある」と思ったのだが、9、10Rには再び失速。結果的にあそこをしのいだカネロが11Rの鮮やかなKO勝利につなげたということか。
 
 
どちらにしても、今回はカネロが本当にお見事だった。
序盤に1発の威力でコバレフを萎縮させ、中盤からの失速を見越してカウンターのボディで削る。後半はやや休憩を入れつつ、最後にペースを上げてコバレフをコーナーに追い詰め、顎を打ち抜いてKO勝利。
 
コバレフファンの僕としては、あれだけ豪快なKO負けを喫するコバレフを観るのはめちゃくちゃ哀しい。だが、それ以上にカネロ陣営の戦略、本人の実行力、純粋な能力の高さに感服してしまった。
 
 
「ホントにやるの?」と喚き散らしておいてアレだが、改めてすごいファイトだった。
 
「京太郎vsデュボア! 角海老は夜王の力で京太郎をプッシュしろとは思ったけど、いきなりこんなヤツとは…」
 

「やっぱりカネロはスターでした」ってのが結論だよね。ここぞの勝負どころで想像を超えるのがスターの証

とまあ、アレコレと言っているが、結局今回の結論としては「やっぱりカネロはスターでした」に尽きる。
 
表題の通りなのだが、ここぞの勝負どころで想像を超えるパフォーマンスを出せるのがガチもんのスターというヤツ。
 
バスケのマイケル・ジョーダンは絶対に入れて欲しいシュートを必ず決めたと言うし、野球の長嶋茂雄は打って欲しい場面で必ず打つヤツだったと聞く。
 
ボクシングの世界で言えば、モハメド・アリのキンシャサの奇跡やマニー・パッキャオの6階級制覇、ロイ・ジョーンズJr.のヘビー級王座獲得、辰吉丈一郎vsシリモンコンなど。スーパースターと呼ばれる選手はいずれもそれに見合う結果を出してきている。
 
そして、今回のカネロの勝利も彼らに近いものがあると思っている。
「絶対不利」「無謀」と言われ続け、「勝つとしてもカネロ判定」と嘲笑される中での完璧なKO勝利。相手をじっくり研究し、陣営の立てた戦略を忠実に実行した上で、最後の最後に最高の結末を見せつける。
 
マッチメークの計算高さや本人の言動からアンチも多い選手だが、このスター性に文句をつける部分は見当たらない。少なくとも、今回の勝利によってオスカー・デラホーヤを超えたと言えるのではないか。
 
「メイウェザーが神である理由。「カネロ戦はイージーだった」。ビジネスはセンスとタイミング。意思の強さが必要」
 
もうアレだ。
こうなったら行けるところまで行っちゃえよ。
アルツール・ベテルビエフでもいいし、カラム・スミスでもいい。それこそクルーザー級に挑戦するのもアリじゃないの?
何をやろうがどこに行こうが、全部ひっくるめて応援したるわ。
 
そのくらいこの試合で見せたカネロのスター性はすごかった(僕の中では)。
 
ついでに言うと、メイウェザーさんの評価もまた上がっちゃうねww
 
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