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ベストバウトその2:ウォーリントンvsセルビー。お互いがクソ意地張りまくった名試合。目まぐるしくて脳みその処理が追いつかん【結果・感想】

ボクシング観戦, 趣味, 雑談 | 2018年5月21日 | タグ: , , ,

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英国イメージ
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2018年5月19日(日本時間20日)、英・ヨークシャー州で行われたIBF世界フェザー級タイトルマッチ。同級王者リー・セルビーにランキング1位ジョシュ・ウォーリントンが挑んだ試合は、2-1(116-112、115-113、113-115)の判定でウォーリントンの勝利。27戦目にして初の戴冠を果たした試合である。
 
 
英国人同士の注目の対決となった今回。
左右に激しく動き回るセルビーに対し、ウォーリントンはガードを高く上げて追跡。セルビーの逃げ場を奪うように距離を詰める。
 
セルビーも自ら前に出て打ち合うが、中間距離の交錯で上を行かれ、ペースを掴めない。バッティングによる出血もあり、微妙ながらもウォーリントン優勢で試合が進む。
 
中盤、やや盛り返しを見せるセルビー。
だが、8Rから両者が全力での打ち合いを展開すると、手数と精度でウォーリントンがわずかに上回る。
 
そして、試合は激しい流血戦のまま12R終了のゴングが鳴り、2-1の判定でウォーリントンが勝利。
 
大歓声の中、ウォーリントンはリング上で喜びを爆発させた。
 
「ネリ再起。WBSS参戦目指してパブスタンとの10回戦に挑む。今後、ネリが体重超過をしない理由」
 

ウォーリントンvsセルビーすごかったな。お互いが意地の張り合いを見せた壮絶な試合

ジョシュ・ウォーリントンvsリー・セルビー。
同日行われたバドゥ・ジャックvsアドニス・スティーブンソン戦、ゲイリー・ラッセルJr.vsジョセフ・ディアス戦とともに僕が楽しみにしていたのがこの一戦。
 
「ベストバウトその1:バドゥ・ジャックvsスティーブンソン。いい試合過ぎて笑いが止まらんww どっちも出し切った消耗戦」
 
そして、期待以上の大激戦に僕は大満足であるww
 
 
うん。
やっぱりすごかったですね。
 
この両者も実力伯仲だとは思っていたが、それ以上にお互いの意地の張り合いが……。
 
ウォーリントンはキャリア27戦目で初のタイトルマッチ。
セルビーは何だかんだで3年近く保持したタイトルの防衛戦。
 
どちらも「絶対に負けられない」という思いが伝わる大激戦だったと思う。
 
「やっべえw 巨人ムンギアがアリを爆撃。ムンギアなんだコイツ。プロレスラーみたいだな。は? これでもハードの方がデカいの?」
 
基本、英国の王者は自分のホームから出ないと批判されるが、いやいやいやいや。
これだけの試合なら、自国だろうが他国だろうが関係ない。
 
個人的にはわざわざ文句をつける必要性も感じないし、両者ナイスファイトでいいんじゃないの? と思っている。
 

セルビーが自ら前に出て、ウォーリントンの突進を止めにかかる。確かにこのタイプは前で止めて下がらせるのがいいよね


試合の感想としては、思った以上にウォーリントンに機動力があったなと。
 
ジョシュ・ウォーリントンは、基本的に固いガードとプレスの選手。
自分の距離になるまで極力手を出さず、パリングとガードで攻撃を防ぎながら前進するスタイル。
若干攻防分離気味で、タイプ的には同じ英国のアンソニー・クローラやスコット・クイッグと近い。
 
そして、この選手のフィジカルを強くして大幅にスケールアップさせると日本の村田諒太にたどりつく。
 
なので今回の試合、僕はどちらかと言うとリー・セルビーが動き回り、ウォーリントンがじっくりと追いかける流れをイメージしていた。
 
だが、実際には積極的に前に出ていたのがセルビーで、それをウォーリントンが角度を調節しながら迎撃する展開。当初の予想とは逆の時間帯が長かったように思える。
 
「リナレスがロマチェンコにKO陥落。あ〜惜しい。もう少しだったけどな。これがスピード&パワーの偉大さですよ」
 
なるほど。
確かに前に出てナンボのウォーリントンに、それをさせないために前で勝負するというのはわかる。
 
これまで観たことはないが、後退させられた際の村田諒太がどうなるのかにはちょっと興味がある。まあ、あの馬力の塊のような前進を止められるヤツがミドル級に存在するかは甚だ疑問だが。
 
ただ、今回のジョシュ・ウォーリントンには村田ほどの突進力はない。
身長174cmのセルビーに対し、ウォーリントンは170cm。
上背の差を活かして、覆いかぶさるようにウォーリントンを止める作戦はアリかもしれない。
 
「ライアン・ガルシアとかいう右構えの清水聡がジェイソン・べレスに苦労しつつも3-0で勝利。打倒デービス? マジで?」
 

思った以上にウォーリントンに機動力があった。中間距離での交錯で常にセルビーを上回る

だが、意外とセルビーの作戦はウォーリントンに通用しない。
ウォーリントンは思った以上にバックステップからのリターンが利き、動きながらの連打もスムーズ。
 
1発の威力がなかったのもあるが、中間距離での交錯でセルビーはほとんど打ち勝てず。最後の1発をヒットするのはたいていウォーリントンの方だった気がする。
 
膝を曲げて腰を落とした体勢で腕を振るウォーリントンと、サイドへの動きを意識しながらパンチを出すセルビー。
バランスや力感の部分で明確な差がつき、その分ウォーリントンがペースを掌握し続けることができた。
 
何とも言えないが、セルビーにとってはウォーリントンのフットワークが想定を超えていたのが誤算だったか。
 
「嗚呼ゴロフキンww マーティロスヤンがんばったけどな。ゴロフキンの衰え? あると思います」
 

凄まじい打ち合いが続く後半。あの局面でこれだけ動いて打ち合うのはすごい

そして、8R以降の打ち合いは本当にすごかった。
 
両者ともに手数が止まらず、とにかくよく動く。
 
リング中央から下がらず、全力で腕を振るウォーリントン。
返しのカウンターを警戒するより自分の1発を入れる方を優先して腕を振る。
対するセルビーも足を踏ん張って連打を出し、全身を使ってウォーリントンを止める。
 
「ドグボエすげえな。マグダレノに圧勝やんけ。強フィジカルのカウンターでKO勝利。井上尚弥のラスボス交代か?」
 
フック気味の左をひっかけるセルビー。
そこに右のカウンターを被せるウォーリントン。
そのまま身体を密着させ、インサイドでもみ合う。
 
離れ際にセルビーが左をヒット。
すぐさまウォーリントンが追いかけ、側頭部に右フック。
 
だ~!!
すっげえ試合。
試合後半なのに、両者ともまったく運動量が落ちない。
 
「ブローナーvsバルガスが熱かった。まさかブローナーの試合でこんなにテンションが上がるとはw 会場が殺伐としたんだって」
 
ただ、それでも全局面で優勢を保つのがウォーリントン。
腰を決めて腕を振る分、相変わらず1発の威力でセルビーを上回る。
 
セルビーはアングルを調整する瞬間に腰が浮き、最後のひと踏ん張りがきかない。
 
この辺がフィジカルの足りなさの限界というヤツか。
 
「ドネアvsフランプトンやっとオワタ(^▽^)/ 退屈過ぎて観てるのがしんどかった試合。フランプトンの完勝だけどいろいろキツい」
 
両者ともにめちゃくちゃがんばったが、最後まで試合を支配していたのはウォーリントンの方だった気がする。
 

英国の選手がホームを出ない? またタイトルが自国でたらいまわしされる? 違うんだよ。一概に「ホーム」と呼べるわけでもないんだよ

なお、たびたび聞こえてくる「英国の選手はホームを出ない」という批判。
 
今回もセルビーからウォーリントンにタイトルが渡ったことで、「IBFのタイトルはまた英国でたらいまわしにされる」等のコメントが聞かれた。
 
実はこれ、半分正解で半分不正解だと思っている。
 
ご存知のように「英国」「イギリス」というのは日本における通称の1つで、実際には「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」などと呼ばれている。
 
具体的には「イングランド」「ウェールズ」「スコットランド」「北アイルランド」の4つのカントリー(主権国家ではない)で構成される連合王国である。
 
つまり「英国」「イギリス」というのはあくまで便宜的な総称に過ぎず、同じ言語を使う4つの異なる国が存在するイメージ。そこに住む人たちは、各々の出生に強い誇りを持って生活している。
 
「ウシクvsガシエフ予想。WBSSクルーザー級決勝がサウジアラビアで開催。井上尚弥も次回バンタム級で出場するとか」
 
一番わかりやすい例ではラグビー。
「イングランド」「ウェールズ」「スコットランド」「アイルランド」でそれぞれチームが編成され、W杯にも各々のチームがエントリーする。
 
また、WOWOWでも中継されている欧州6ネーションズは、
・イングランド
・ウェールズ
・スコットランド
・アイルランド
・フランス
・イタリア
の6チームで構成される大会となっている。
 
要は、彼らにとっての「英国」は自国であって自国でない。
スポーツそのものが、己のアイデンティティをかけた戦いとなる。
 
「さっすがポベトキン。プライスをフック一閃KO勝利。こういう試合が観たいよね。そして、ワイルダーとかいうアフォww」
 
今回のジョシュ・ウォーリントンvsリー・セルビー戦もそう。
 
ウォーリントンはイングランドを拠点とする選手。
対するリー・セルビーの拠点はウェールズ。
 
開催地のリーズはウォーリントンの地元ということで、この試合はイングランドvsウェールズの様相を呈する。セルビーにとっては、決してホームと呼べるような場所ではなかったはず。
 
もっと言うと、次戦以降ウォーリントンとの対戦が期待されるカール・フランプトンは北アイルランド出身。フランプトンと長年ライバル関係にあったスコット・クイッグはイングランド出身だし、EUからの離脱を宣言したスコットランド出身の選手にはリッキー・バーンズがいる。
 
「期待のライアン・ガルシアを観たのでその印象を。キラキラ七三プロスペクトはデラホーヤさんの大のお気に入り?」
 
ややこしい歴史や国同士の感情の話は止めておくが、とにかく「英国の選手はホームから出ない」と安易に批判するのはちょっと違うよねという話。
 
まあ、中でもイングランド出身の選手がダントツに多いけど。
 
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