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感動しちゃったよシーサケットvsエストラーダ。引き出しの多いエストラーダをシーサケットがテーブルごとひっくり返した【結果・感想】

ボクシング観戦, 趣味, 雑談 | 2018年2月25日 | タグ: , , ,

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タイボクシングイメージ
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2018年2月24日(日本時間25日)、米・カリフォルニア州イングルウッドで行われたWBC世界S・フライ級タイトルマッチ。
同級王者シーサケット・ソールンビサイに、ランキング1位のファン・フランシスコ・エストラーダが挑み、2-0(117-111、115-113、114-114)の判定でシーサケットが勝利した一戦である。
 
 
軽量級の祭典「Superfly2」のメインカードとして行われた今回。
パワフルな連打で前進するシーサケットに対し、エストラーダはサイドに動きながらカウンターを返す。
 
一進一退の接戦の中、シーサケットの突進力がエストラーダの技巧を上回る場面が目立つ。
 
中盤以降、劣勢を跳ね返すために前に出て打ち合いを挑むエストラーダ。
だが、頑丈なシーサケットにダメージを与えるまでには至らない。
 
そして、結果的には前半の貯金を守りきったシーサケットが2-0の僅差判定勝利。前回のSuperflyでローマン・ゴンサレスをKOして以来、2度目の防衛に成功した。
 
「比嘉がフエンテスを1RKO。もうフライ級は十分でしょ。WBC狙いでシーサケットvsエストラーダの勝者に挑戦だろ」
 

すげえ試合だった!! 感動しましたよ僕はww 予想が外れた? おう、謝罪なんぞいくらでもしてやるわww

シーサケット勝利!!
エストラーダの追い上げをギリギリでかわす!!

 
いや、すごい試合だった。
パワフルな連打と桁外れのタフさで前に出続けたシーサケットと、無尽蔵のスタミナと抜群のカウンターで迎えうったエストラーダ。
 
まさしく階級最強決定戦に相応しいというか、Suprfly2を大成功に導いた一戦だったと思う。
 
てか、テンションが上がり過ぎてヤヴァイww
「トップレベルの実力伯仲同士がぶつかると、こういう大激戦が生まれるんですよ」というお手本のような試合だったのではないか。
 
え?
予想外れてるじゃねえかって?
6:4or7:3でエストラーダが勝つとかほざいてたじゃねえかって?
 
「エストラーダvsシーサケット予想。全っ然わからんw わずかにエストラーダ有利? シーサケットのKOも十分ある? わからん」
 
ああ、いくらでも謝罪しますよそんなもん。
 
すみませんでした。
自分、マジ見る目ないっす。
 
別に僕の見る目やプライドなんてどーでもいい。
そんな話など鼻くそ以下の価値しかないくらい、僕はこの試合に感動しているww
 

パッキャオvsメイウェザーを思い出したな。もちろんシーサケットがパッキャオでエストラーダがメイウェザー


まず、僕がこの試合を観て思ったのが、
「2015年のマニー・パッキャオvsフロイド・メイウェザーっぽかったな」
ということ。
 
以前からアホほど連呼しているように、左構えのシーサケットは「踏み込みの鋭さがないパッキャオ」。
多彩な右や左ストレートの伸び、素早い方向転換など。パッキャオとの共通点はかなり多い(と思う)。
 
「ダニー・ガルシアがリオスをKO! はぁ~、すっごい。パワーレスなくせにカウンターはヤバいw 村田vsカネロもこんな感じ?」
 
どれだけ連呼しても誰にも相手にされず独りよがり感が尋常じゃないのだが、僕の中ではアンカハスよりもシーサケット。この選手の方が、よりパッキャオのイメージと近い。
 
「アンカハス健在!! ゴンサレスを10RKOで下す。パッキャオvsマルケスみたいな試合」
 
そして今回のエストラーダの作戦は、まさしくメイウェザーがパッキャオ戦で実行したものだったように思える。
 
・アングルをつけてシーサケットと対峙し、
・広めのスタンスで踏み込みの範囲を限定
・さらに、先制の左ジャブで踏み込みの出鼻を挫く
・踏み込みを鈍らせたところで、バックステップで距離をキープ
・打ち終わりを狙ってカウンターを打ち込み、
・すぐさまサイドに回り込む
 
前の足と左ジャブをつっかえ棒にしてシーサケットの踏み込みを鈍らせ、打ち終わりにカウンターを当てて距離をとる。
メイウェザーがパッキャオを封じたのと同様、サイズ差とスピード差を活かしての当て逃げ作戦である。
 

エストラーダはシーサケットのパワーに屈した。あれこれ工夫をしたが、それを全部シーサケットがひっくり返した

だが今回のエストラーダは、メイウェザーほどにはサウスポーの突進を抑え込むことができなかった。
 
広めのスタンスと左ジャブの連打で受け止めるのだが、パワフルなシーサケットの突進を抑えきれない。
射程をあっさりと踏み越えられ、懐に潜られ左を被弾。
 
バックステップからのリターンも、タフなシーサケットにダメージを与えるほどではない。
前後の体重移動のみで吸収され、すかさず強烈な左が飛んでくる。
 
止むを得ずフルスイングのカウンターで対抗するが、その分機動力を奪われシーサケットのプレスから逃げ切れない。
慌ててサイドに回り込むのだが、シーサケットの方向転換がその都度エストラーダを上回る。
 
「アレクサンダー勝てんかった…。オルティスとの元王者対決にドローで復帰戦を飾れず。やっぱり階級が合ってないような…」
 
とにかくシーサケットのフィジカルが凄まじく、エストラーダの作戦をテーブルごとひっくり返した感が強い。
 

何でもできるエストラーダ。でも器用貧乏な面もあり、突き抜けた特徴を持った選手には屈する? かも?

以前から申し上げているように、エストラーダという選手は本当に器用である。
 
ロマゴンの重厚なプレスにはパワフルなコンビネーションで対抗し、クアドラスとの鬼ごっこに追いつくほどのフットワークもある。
対サウスポーでもまったく苦にせず、フィジカルで上回れる相手は徹底的にパワープレーで追い詰める。
 
「インドンゴ再び。レジス・プログレイスと暫定王座決定戦へ。カモシカのおっさんのなりふり構わなさが運を引き寄せた」
 
そして、今回はメイウェザーの当て逃げを模倣。
この選手の全局面への対応力はすごいとしか言いようがない。
 
そうそう。
こういうのを「引き出しが多い」って呼ぶんですよ。
井上尚弥の「パワーのゴリ押し」→「バテる」→「持久走に切り替える」ってのは引き出しとは呼ばないんですよ。
 
「井上尚弥がマクドネル兄と交渉中だってさ。いいんじゃないの? マクドネル。これに圧勝しちゃうと英国でも道が閉ざされるけどね」
 
だが、その反面突出したものがなく、一点突破の振り切った相手には苦戦しやすい。
 
今回の試合でも、
メイウェザーほどのフィジカルがないため広いスタンスを維持できず、
メイウェザーほどのジャブの精度がないため突進を止め切れず、
メイウェザーほどのバックステップがないためスペースをキープできず、
その都度シーサケットに追いつかれてしまう。
 
8Rに両者の足が絡まってエストラーダが転倒するシーンがあったが、ああいうのがまさにフィジカルの弱さ。
何でもできるけど何もできない。器用貧乏な選手というヤツ。
 

エストラーダが勝負に出た8R。メイウェザーからケル・ブルックに切り替える。って、どんだけ器用なんだよww

そして、エストラーダが流れを変えるために攻勢に出た8R。
 
それまでよりもスタンスを狭め、身体を開いて相手と正対する。
同時打ちのタイミングでカウンターを返し、シーサケットの前進と追撃の連打を抑え込む。
いわゆるエロール・スペンスJr.戦のケル・ブルックである。
 
何度も言うが、エストラーダはホントに器用。
今度はメイウェザーからケル・ブルックに切り替えやがったww
 
「スペンスがピーターソンを圧倒してギブアップ防衛。ボコボコやねピーターソン。スペンスは階級アップした方がよくね?」
 
だが、ここでも器用貧乏が表面化してしまう。
同時打ちのタイミングでカウンターを返すまではいいが、フルスイングしているせいで足が動かない。
ケル・ブルックはカウンターを出すと同時にサイドに回り込んだが、フィジカル不足のエストラーダにはそこまでの余裕がない。
正面衝突を強いられ、真っ向勝負で打ち負けるシーンが目立つ。
 
思い切って勝負に出たものの、残念ながら試合の流れを変えるまでには至らなかった。
 

漫然と前進しているだけじゃないぞシーサケット。意外と芸が細かい

またシーサケットについてだが、こちらは一見するとパワフルに前に出ていただけに思えるが、実はいろいろな部分で細かい工夫が見られる。
 
左のボディストレートで出足を止めたり、カウンター狙いのエストラーダの顔面にいきなり逆ワンツーを叩き込んだり。
 
中でも、広いスタンスで待ち構える相手への対処はよかった。
1歩目の右足を外側に踏み込み、2歩めの左足を反対側に大きく踏み込む。
突き出したエストラーダの左足を踏み越え、強引に距離を詰めて左を叩き込む。
 
これはジェフ・ホーンが2017年のパッキャオ戦でもやっていた記憶があるが、右対左の防御網を突破するにはてっとり早い方法に思える。
あくまで両者にパワー差があることが前提で。
 
「ジェフ・ホーン圧勝!! パッキャオ議員に力技で勝利し人生の厳しさを教える!! 作戦勝ちかな。フィジカル面も差があったよな」
 

エストラーダの作戦は間違いではなかった。まあ、それでもシーサケットのフィジカル至上主義は変わらんけどさ

何だかんだで、今回のエストラーダの作戦に間違いはなかった気がする。
 
パッキャオ戦でメイウェザーが実行した当て逃げ作戦も、スペンス戦でケル・ブルックが見せたカウンター作戦も、シーサケット対策としては十分に機能していた。
 
だが、メイウェザーほどのスピードと精度、フィジカルがなければどこかで必ず捕まるし、あのカウンター作戦もパワフルなケル・ブルックが中盤で失速するほど消耗が激しい。
 
ガン詰めの連打で先手を取りまくったロマゴンも、シーサケットの多彩な右と正面衝突のパワーに撃沈してしまった。
 
「ロマゴンの手詰まり感ぱねえっす…。シーサケットのカウンターで大の字KO負け。PFP No.1の伝説に終止符?」
 
いくらでもやりようはあるが、それを実行できるかは別の話。
至近距離でのシーサケットのパワーはやっかい極まりない。
 
だって、あのエストラーダが最終回は疲れてたからね。
とんでもないことですよ。ええ。
 
覚醒したシーサケットはやっぱり凄まじい。
 
「ダニエル・ローマンと松本亮のタイトルマッチを予想。松本亮という選手にビックリするくらい思い入れがないんだが、どうなるかね」
 
表題の件に戻るのだが、圧倒的な引き出しの多さを見せたエストラーダもすごいし、それをテーブルごとひっくり返したシーサケットのパワーもすごい。
本当に感動的で驚異的な試合だったと思う。
 
 
まあでも、アレかな。
僕がアホみたいに連呼しているスピード&パワーの大正義も観られたし、「左構えのシーサケットは踏み込みの鋭さのないパッキャオ」っていうのも何となく伝わったかな? と。
 
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