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Amazonのカスタマーレビューが大っ嫌いだけど、それが何か?

Amazon POD, オンライン書店, 自費出版, 雑談 | 2015年6月18日 | タグ: , , , ,

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Amazonのカスタマーレビューが嫌いです。

いきなり刺激的な一言からスタートしてみたが、具体的には読者レビューが嫌いだ。さらに言うと、参考書関連に対しての読者レビューが大嫌いである。

「もしかしていまだに出版が特別だとか思ってない?」

タイトルではAmazonを名指ししたが、楽天ブックスでもGoogleブックスでも同様だ。とにかく参考書関連の書籍に対しての読者レビューというヤツが嫌いである。

「この程度ならネットで検索すればいくらでも出てくる」←いや、その時間を購入してるんだよ

・この程度の内容ならネットで検索すればいくらでも出てくる
・もっと有益な情報を発信しているブログがたくさんある
・買って損した
・安物買いの銭失い
・webで調べたりチュートリアルを見ればわかるような情報にお金を払わせるな


Amazonを含む大手のオンライン書店を巡ると、この類のレビューに必ず遭遇すると思う。僕はこれがどうしても好きになれない。

「検索すれば出てくる程度の情報しか載っていないこの本には費用を出す価値がない」←この意見は絶対違う。そうじゃないと思う。

購入者は「検索して調べる手間と時間を買っている」のだ。
検索するキーワードを選定する手間。
情報を収集する手間。
収集した情報を取捨選択する手間。
その情報の中からさらに自分にとって有益なものを拾い出す手間。

やってみるとわかるが、これらの作業は言うほど簡単ではない。
検索ワードの選定から情報の正確性の確認や鮮度など、自分が求めている答えにたどり着くまでにはそれなりの労力を要する。慣れていない場合ならなおさらだろう。

「人工知能の進化は翻訳業界の未来を奪うのか? 翻訳者の将来性は? ターミネーターの時代は本当に来るの?」

また、一言で「検索する」と言っても調べたい題材は多岐にわたる場合が多い。例えば「仕訳」について知りたいと思っても、仕訳の中には「借方」「貸方」とあり、それぞれに意味を理解しなくてはならない。
各々の意味を断片的に調べて、それらをパズルのように組み合わせて答えを出す作業が絶対的に必要になるのである。また、調べている最中にわからない単語が出てきて、その意味を調べるのにまた手間がかかることもあるだろう。
題材が難解になればなるほど、検索の手間や難易度は加速度的に上がっていくのだ。

これらの作業は慣れていない人間にとっては非常に煩わしく、「わからないなら検索すればいい」と安易に言うのは違うと思う。
検索に慣れていない人が自分で調べる手間や煩わしさを1,000円、2,000円で解決できるなら、迷わずにそちらを選択するべきである。

「暴論キター!! おすすめ本は自力で探せ、名作に出会うにはクソほどハズレを引く必要がある。って、そんなわけねーだろww」

慣れない検索で無駄に時間を浪費するくらいなら、さっさとAmazonで参考書を購入した方がいいに決まっている。徒手空拳でweb検索の大海原にこぎ出すよりも、Amazon内を検索する方がはるかに楽なのだから。

そもそも「本だけでしか知ることのできない情報」なんて存在しないから


これだけweb検索が発達してるのに「本だけでしか知ることのできない唯一無二の情報」なんてあるのか?

これは常々僕が思っていることである。
これだけインターネットが発達して検索エンジンが進化した時代に、はたして本だけでしか知りえない情報などというものがあるのだろうか。
とてもじゃないけどそうは思えない。

たいていの情報はGoogleの検索ウィンドウに入力すれば見つかるし、極端な話、著者も執筆時に検索しているはずだ。
検索で集めた断片的な情報をつなぎ合わせ、取捨選択する作業。それらの煩わしい作業を済ませたものが書籍なのだ。しかもプロの手によって取捨選択されているので情報の信頼度はある程度保証されている。これが書籍を購入する普遍的な価値だ。

逆に聞きたいのだが、本を購入することでしか得られない唯一無二の情報が1,000円、2,000円で買える方がおかしくないか?

「100円の本に辛口レビューを書く」労力がすでに100円を超えてるんじゃね?

100円の電子書籍に「web検索すれば出てくるような内容」とレビューする労力がすでに100円以上だと思うのですが。

ここ数年、AmazonのKindleを始めとした電子書籍の普及により、素人が気軽に出版できる環境が整ってきている。30分以内に読める少量の電子書籍が100円で買えるのが当たり前の状況になりつつある。
だがその反面、安価だがクオリティに疑問符のつく書籍が増えていることもまた事実だ。中には、本当にお金をもらうレベルに至っていないものも存在するのだろう。

「電子書籍は儲からないわww【出版社編】←あと5年はかかるでしょ」

そういった本に対しての長文のダメ出しレビューをよく見かけるのだが、それを見るたびに思う。そのレビューを書くだけで100円以上の労力がかかってないか?
クオリティの低いものを掴まされた怒りもわかるのだが、言っても100円である。高校生のバイトでも時給800円はもらえる時代にいったいどこまでのものを期待しているのか。
それこそ、ご自分のおっしゃるように「インターネットで検索して100円以上の情報を手に入れればいい」ではないか。

例えばあなたの時給が、とある高校生と同じ800円だとしよう。そのあなたが検索に一時間かけたとして、その際に発生する費用が800円。逆に30分以内に読める電子書籍を100円で購入したとしたら、読書時間の400円+購入費用100円で計500円。
100円の電子書籍を購入する方が得ではないか!!

昔、テレビ番組で1本10円のうまい棒に対して、某有名料理人がさんざんにダメだししているのを観たことがあるが、僕に言わせれば10円であれだけのクオリティを出せるのはもはや芸術の域に達している。自分の店のバカ高い料理の何百分、何千分の一の値段であれだけおいしく食べられるお菓子が存在する確かな事実を某有名料理人はもっと重く受け止めるべきである。

こういうノイズが混じると、レビューが参考にならないんですよ……

なぜ僕が「ネットで調べればわかる」といった類の読者レビューがここまで嫌いなのか。
理由は「純粋な評価がわからなくなるから」である。

Amazonを例にすると、購入者はその商品を評価する際にカスタマーレビューとともに五段階の評価をつけることができる。★1つが最低評価、そこから2つ、3つと評価が上がり、最高評価は★5つとなる。

商品ページを訪れると、商品写真の下に★の個数の平均数が表示されていて、その商品が購入者にどの程度の評価を受けているかをファーストビューで知ることができるのだ。

当然低評価の人数が多ければ★の数も少なく表示されるのだが、ここで困るのが「ネットで調べればわかる」旨のレビューをする人たちの存在である。この人たちは概ねその商品を低評価するため、僕が本来知りたい平均値よりも低く表示されてしまうのだ。

しっかりと内容に言及した上で「わかりにくい」「他の書籍を読んだ方がいい」という評価をするのならわかる。
そうではなく「この程度の内容ならネットで調べた方がいい」とバッサリいくのであれば、調べる際の検索キーワードや検索にかかる時間を提示していただきたい。さらに言うと、その書籍の内容を凌駕できるとされるページのURLなど、書籍を購入した場合の費用対効果をはっきりと比較できるところまで提示していただきたいと思うのである。

おかげで僕は、その商品の評価を調べる際にまず「ネットで調べればわかる」という意見を除いた平均を調べるようにしている。めんどくさいことこの上ない。これならさっさと本屋で立ち読みした方がいいと思うのだが、最近は電子書籍を購入することも増えてきたので一概にそうもいかない。何ともわけのわからない状況である。

「わざわざ参考書を買うよりもインターネットで検索した方がいい」
開き直りでも何でもなく、僕もそう思う。ただしそれができるのであれば。

何でもかんでも「わからないから教えて」というのはさすがにダメだが、そのページを見ている人、その書籍を購入した人すべてが自分と同じ知識や余暇を持っていると考えるのは非常に傲慢な考えではないだろうか。









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