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映画「銀魂2」感想。前作を超えようとして空回りしまくったな。詰め込み過ぎて食傷気味。将軍イジリは完全にいらないヤツ

映画・マンガ・ドラマ, 趣味, 雑談 | 2019年7月1日 | タグ: , ,

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鎧イメージ
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映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」を観た。
 
〜〜〜〜〜
 
「銀魂2 掟は破るためにこそある」(2018年)
 
かぶき町で「万事屋銀ちゃん」を営む坂田銀時、志村新八、神楽の3人はここ1ヶ月まったく仕事の依頼がなく、家賃すらも払えない状態が続いていた。
 
ついに食料も底をついたため、彼らは仕方なく新八の姉であるお妙の働くキャバクラでバイトさせてもらうことに。
 
店長によると、今日はちょうど上客の予約が入っているので何としても可愛い子があと3人必要とのこと。
そこで銀時は桂小太郎や猿飛あやめの協力を得て、どうにか数合わせで開店にこぎつけるのだった。
 
 
そして、いよいよ上客が来店。
そこには何と、警察庁長官松平片栗虎に連れられ征夷大将軍徳川茂茂の姿が!!
 
 
まさかの事態に焦る銀時たちをよそに、店の外では真選組が将軍の警備の真っ最中。
副長の土方十四郎と一番隊隊長沖田総悟は松平の気まぐれにウンザリしながら警備を続ける。
 
つっ立っているだけではお話にならないと、沖田に促されて見回りに出る土方。
すると突然、背後から飛んできた吹き矢が土方の首筋に突き刺さる。
 
その直後、土方は待ち構えていた攘夷浪士に囲まれる。
いつも通り攘夷浪士たちと一戦交えようと刀に手をかける土方だが、なぜか気づいたときには土下座して命乞いをしている。
 
そんなはずはないと立ち上がろうとするのだが、身体が言うことを聞かず浪士たちに袋叩きにされてしまう。
 
次の瞬間、物陰から1人の男が颯爽と現れ、浪士たちを切り捨てていく。
その男こそ土方のライバルであり、北辰一刀流免許皆伝の剣の達人伊東鴨太郎だった。
 
〜〜〜〜〜
 

 

 

前作を超えようとした結果、豪快に空回りした。ラスト30分は「早く終わらねえかな」でしたね

先日WOWOWでO.A.されていた「銀魂2 掟は破るためにこそある」を観たので、その感想を。
 
 
前作の「銀魂」は以前にも申し上げた通りなかなかよかった。
コスプレ感満載のチープで残念な感じなのかな? と思っていたら、まったくそんなことはなく。役者も衣装も予想以上にがんばっていて、なおかつキャラもはまり役が多くそれなりに満足できる内容だった。
 
「写版「銀魂」感想。MVPは神楽で文句ないよな? 新八もがんばった。実は意外にハマり役だったのが…」
 
なので、今作にも期待して視聴したのだが……。
 
空回りでした。
うん、空回りでしたね。
 
表題の通りなのだが、前作を超えようとして力みまくった結果、めちゃくちゃ空回りしちゃったなぁと。
 
特に前半のギャグパート。
あれもこれも欲張ったせいでストーリーがぶつ切れで、胃もたれ感が尋常じゃない。おかげで後半の山場で(僕が)息切れを起こすという最悪の事態に。
 
全編2時間15分のうち、残念ながらラスト30分は「早く終わらねえかな」と思ってしまった次第である。
 

将軍イジリはいらなかったな。アレのおかげで初登場キャラがポイ捨てされた。トッシーをもう少し丁寧に描けば…


では、ここからは個人的に「いらない」と思った部分について。
 
 
とりあえず、僕が今作でもっともいらないと思ったのが前半の将軍イジリ
松平片栗虎に連れられた将軍が初体験のキャバクラや床屋で銀時たちとハチャメチャをするわけだが、アレを入れたことでかえって本筋がややこしくなった感が強い。
 
しかも、あの件のせいで猿飛あやめやお登勢といった初登場キャラがポイ捨てされるという悲劇。原作ではお登勢と銀時の絆やシリアスモードの猿飛あやめはかなりいい味を出しているのに、2時間強の中に無理やり詰め込んだために何のこっちゃ分かれへん。
 
また、冒頭に同じシーンを何度も繰り返すパティーンや「万事屋銀ちゃん」の静止画に無駄話を被せるヤツ。ああいうのもアニメファンを喜ばせるための粋な仕掛けのつもりなのだと思うが、まあ無駄だったなと。
 
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むしろああいうのを全部省いて「土方のトッシー化」に力を注いだ方がはるかによかったのではないか。
キャバクラや床屋のシーンは原作に忠実なのに、なぜ土方の方は「吹き矢でチップを埋め込まれた」などという適当な設定なのかww
 
エヴァンゲリオンやネコバスのパロディも大いに結構なのだが、全体的に手段が目的化していて薄っぺらい。前作の鍛冶屋兄妹のように、土方の苦悩や万事屋に保護されるシーンをもっと丁寧に描けば説得力も増したと思うのだが。
 
 
てか、佐藤二郎はもうよくねえっすか?
あのアドリブ? もいいかげんやり過ぎだし、他のキャストが笑いをこらえるシーンもそろそろ飽きた。
 
最初に申し上げたように、前作を超えるためにはりきり過ぎて自己満と空回りのドツボにはまった感じ。「豪華キャストの無駄遣い」というキャッチフレーズのために無理やりキャストを増やしたら、ガチで無駄になっちゃいましたみたいな。
 
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ラスボスが河上万斉じゃ役不足だよね。モブキャラ相手に無双する神楽&沖田も「う〜ん」だった


そして、ラスボスが河上万斉というのも……。
真選組中心のストーリーなので仕方ないとはいえ、銀時とのボス戦は前作に比べてもやや迫力不足。映画「マトリックス」を意識した演出はすばらしかったが、いや、そういうことじゃねえんだよな……。
 
また、神楽&沖田の電車内バトルも悪くはないのだが、名もないモブキャラ相手の大立ち回りで終わるのはやはり物足りない。
 
新八に関しては、車を運転して終わりという雑さ。
もともと戦闘シーンで活躍するキャラではないとはいえ、あまりに土方vs伊藤に持っていかれ過ぎだろと。
前作では高杉晋助vs銀時のバトルをプラスする余裕があったのに、なぜ今回は原作を踏襲してしまったのだろうか。
 
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というか、将軍イジリがなければわざわざ銀時がネコバスに乗って江戸に戻る必要もなかったんだよな。銀時をあの場に残していれば、鬼兵隊vs万事屋がもっとド派手なバトルになった可能性も?
 
突然忍びの一団が松平片栗虎の護衛として登場するし、前半にあれこれ詰め込み過ぎたせいでいろいろなものが説明不足+無駄になってしまった気がする。
 
 
ちなみにだが、よく見たら前作も全編2時間11分と、実は今作とあまり変わらないんだな。
 
う〜ん、なるほどねぇ……。
前回は「銀魂初実写化」という新鮮さもあったとは思うが、今作は僕の中ではいろいろな意味で惜しい作品である。
 
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